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用言等換言辞書を用いた換言結果の考察

 用言等換言辞書を用いた換言結果の考察

吉倉孝太郎, 山本 和英. 用言等換言辞書を用いた換言結果の考察. 信学技報, vol. 113, no. 83, NLC2013-11, pp. 57-62 (2013.6)

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  1. 用言等換言辞書の構築手法 • その他条件 – 辞書やシソーラスを参考にしない – 子どもや外国人に説明するつもりで換言 • より一般的な語へと換言される –

    換言しない語がある • 換言者が分からない場合(例:かがる、笑み割れる) • 適切な換言を思いつかない場合(例:歌う、言う) 6
  2. 用言等換言辞書の語数 品詞 換言対象語 換言作成 無記入 動詞 3,608語 3,206語 481語 サ変名詞

    5,627語 4,496語 1,141語 形容詞 2,335語 1,851語 496語 副詞 1,243語 785語 463語 合計 12,813語 10,336語 2,585語 7
  3. 換言の評価の分布 評価の種類 評価数 割合[%] 換言可能 1671 53.9 条件付換言可能 187 6.0

    不自然な換言 402 13.0 換言不可能 840 27.1 全数 3100 (評価しない) (188) →6割程度は現状の用言等換言辞書を用いて自然な換言 を構成することができる 23