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プレイド開発チームにおけるチーム・ジャーニー

 プレイド開発チームにおけるチーム・ジャーニー

チーム・ジャーニー発刊イベント「チームは果たしてジャーニーできるのか? 現場ジャーニー・プレイド編」での登壇資料です。
https://devlove.doorkeeper.jp/events/104165

kadoppe

March 05, 2020
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  1. 2 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    ⾃⼰紹介 ⾨脇 恒平 株式会社プレイド Head of Engineering KARTE の開発 2017年4⽉⼊社 フットサル キャンプ カラオケ ⾳楽 英会話 開発チームの⽣産性向上/リズムづくり twitter : @kadoppe github : kadoppe 35
  2. 5 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    KARTEについて ֬ೝ͢Δ جຊαʔϏε΍͝ར༻ํ๏Λ͝঺հ͠·͢ɻ ͓ಘͳಛయ΍໾ཱͭ৘ใ͕ຬࡌͰ͢ɻ ॳΊͯͷํ΁ ְתּׅ然钠ׅ׷ 6*رؠ؎ش٦׌ֽוזַזַ♳麦׃זְծ➙ ״׶إٔؗ،حف׃׋ְהְֲ倯䗳铣דׅկ UIرؠ؎ش٦ָ濼׏גֶֻץֹ 7אךرؠ؎ٕٝ٦ٕ DESIGN RULES » CHECK ׆׏ה⢪ִ׷،؎ذي׌ֽ׾䲧ִת׃׋կ ֿך堣⠓׾ֶ鋅鷕׃זֻկ 窫㼎ծ 妜׃ְ ౙͷओ໾ɺ Ξ΢λʔ COLLECTION OUTER 嗚稊勴⟝׾㼰׃㢌刿ׅ׷׌ֽדծ֮ז׋ך椚 䟝ך暟⟝ח⳿⠓ִ׷〳腉䚍ָ넝ֻז׶תׅկ 勴⟝׾㢌ִג嗚稊׃ג׫גֻ׌ְׁկ ׀䋞劄ך暟⟝כ 鋅אַ׶תׇ׿ד׃׋ַ ꟗׄ׷ ⼀⼈⼀⼈に合わせた 顧客体験を提供 Webサイトの訪問者の⾏動を 顧客ごとにリアルタイムに解析 $9 ސ٬ମݧ ϓϥοτϑΥʔϜ
  3. 本⽇のテーマ 6 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ プレイドの開発チーム における チーム ・ ジャーニー 変化していないこと 変化したこと これから変えたいこと ɾ ɾ ɾ 話すこと
  4. 7 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    プレイドの歴史(ざっくり) 2017/4 kadoppe ⼊社 20⼈ 2⼈ 2011/10 プレイド創業 1⼈ 0⼈ エンジニア デザイナー 2015/3 KARTE リリース 6⼈ 1⼈ 2018/3 KARTE for App リリース 約25⼈ 3⼈ 2018/12 KARTE Datahub リリース 約30⼈ 約5⼈ 2020/3 KARTE 5周年 約50⼈ 約10⼈ 今⽇お話するのはこの期間について この期間ついてはあまり話せません
  5. 本⽇のテーマ 8 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ プレイドの開発チーム における チーム ・ ジャーニー 変化していないこと 変化したこと これから変えたいこと ɾ ɾ 話すこと
  6. プレイド開発チームのチームジャーニー - 変化していないこと 9 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ 前提・制約 • 正解がない中でプロダクトをつくる • 世の中にも⾃分たちの中にも答えがない • 世界観や市場を⾃分たちがつく る • タイムリミットがある中でつくる • 崖の上から⾶び降りながら⾶⾏機をつく る その上で世界に通⽤する強いプロダクトを作りたい!!
  7. プレイド開発チームのチームジャーニー - 変化していないこと 10 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ そのために必要なこと • 個⼈の想像⼒ ・ 発想を最⼤限活かす • プロセスではなく⼈を信じる • トライ&エラーを⾼速に繰り返す • サイクルをどれだけ⾼速に回せるか • サイクルからどれだけ多くを学べるか
  8. プレイド開発チームのチームジャーニー - 変化していないこと 11 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ⼤事にしていること • ルールはできるだけ決めない • 硬直化する要因は極⼒なく す • 常にゼロベースで考える • 前提にとらわれず常に最適な選択を • プロダクトアウトを⼤事にする • 良いと思うものはすぐつく って出す • ダメなら壊してつく りなおす
  9. 12 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    詳しくはこちら IUUQTTQFBLFSEFDLDPNLBEPQQFQVSFJEPGBMTFFO[JOJBLBSBNJUB[IFOHTJJNPGBMTFXP[IFOHTJLVUVLVSV
  10. 本⽇のテーマ 13 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ プレイドの開発チーム における チーム ・ ジャーニー 変化していないこと 変化したこと これから変えたいこと ɾ 話すこと
  11. 14 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと:前段 "変化していないこと"の⼤切にしながら "変化すること"の⾯⽩さと難しさ ポイント:
  12. 15 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと:前段 これまでのチームの変化について考えてみた あらためて:
  13. 16 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと:前段 そもそもチームは変化してるんだろうか 今や前だけを⾒ていると変化を感じにくい 疑問:
  14. 17 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと:前段 焦り: 変化のスピード・⼤きさは⼗分? 環境の変化についていけてる?
  15. 18 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと:前段 さらに焦り: プレイドの開発チームにおける チーム・ジャーニーってなんだ? 発表できるような変化ある?
  16. 変化したこと:前段 20 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ みんなにヘルプミー たくさん集まった!! • ⼊社してから今までに体験した変化教えて ! ! • どんな変化が重要だった? • ⼤変だった変化ってあった? • 思いがけない結果を⽣んだ変化ってあった?
  17. 23 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと:前段 プロダクトの価値 クライアントへの提供価値 エンドユーザーへの提供価値 ⽬的:なぜチームを変化させるのか チームの⽣産性 アウトプットの質 アウトプットの量 アウトプットの頻度 これらを全部上げたい☝ 流れをスムーズにロスなく
  18. 変化したこと:5つの変化 24 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ 変化したこと 開発サイクルと組織構造 リズムの作り⽅ システムアーキテクチャ 問い合わせ/不具合対応 ストック/スケールの意識 ɾ ɾ ɾ 話すこと ɾ ɾ
  19. 25 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと:前段 この後対談セッションがあるのサクッと紹介 詳しく知りたい / 気になる部分があれば質問してください
  20. 26 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと:前段 ⾊んな⼈が考えて⾏動した結果の変化です 思い⽴ったらすぐ Try & Error のサイクルをみんなが回せるのが弊社のいいところ。
  21. 変化したこと:5つの変化 27 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ 変化したこと 開発サイクルと組織構造 リズムの作り⽅ システムアーキテクチャ 問い合わせ/不具合対応 ストック/スケールの意識 ɾ ɾ ɾ 話すこと ɾ
  22. 28 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと - 開発サイクル・組織構造 Why の⽅向付けと How / What をどうスケールさせるか チームの並列性を上げる戦い ジャーニーのポイント: What How Why ゴールデンサークル
  23. 変化したこと - 開発サイクル・組織構造 30 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ フォーカスの誕⽣ 権限移譲、分権化が進んだ。 やらないことも決められるように • Before • 個⼈商店の集まり • 開発⽬標や期間が曖昧 • Problem • CPOが意思決定 ・ 判断のボトルネックに • 「やらないこと」 が決められない • After • 注⼒テーマと各チームの Why を決める • What とHow は各チームが決める
  24. 変化したこと - 開発サイクル・組織構造 31 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ 延々と続くフォーカス • Before • 期間が明確に決まっていない • Problem • 繰り返される期間延⻑ • 外から何がいつできるのかわからない • 疲弊、 モチベーション低下 • After • 2-3ヶ⽉でフ ォーカスを切るように • すぱっと切り替えて次へ できたこと/できなかったことは 各チームで振り返り
  25. 変化したこと - 開発サイクル・組織構造 32 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ チームがすごく並列化 • Before • 15チーム以上が横並びで開発 • Problem • 毎回のフ ォーカス設計の負荷増加 • CPOが全体を⾒るのが困難に • After • チームを複数のグループにわける • 各グループに優先順位/体制は任せる Why / How / What のスケール が更に進んだ
  26. 33 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと - 開発サイクル・組織構造 Why! How! What! ①初期 Why! How! What! ②フォーカス/チームが⽣まれた時期 Why! How! What! ③チームが増えて並列性が上がった時期 Why! Why! How! What! ④グループ/チームの階層ができた時期 組織構造・スケールの変遷
  27. 変化したこと:5つの変化 34 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ 変化したこと 開発サイクルと組織構造 リズムの作り⽅ システムアーキテクチャ 問い合わせ/不具合対応 ストック/スケールの意識 ɾ ɾ 話すこと ɾ
  28. 35 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと - リズムづくり 共通のWhyが⾒いだせないものは 全体のルールにしない 個別事象に合わせたシンプルな仕組みを設計しよう ジャーニーのポイント:
  29. 変化したこと - リズムづくり 36 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ 過疎化する朝会 • Before • 毎朝、 任意参加で朝会を開催 • チーム間の相談 ・ 共有が⽬的 • Problem • Why に共感できないメンバーの存在 • 次第に参加⼈数が減少 • After • 「挨拶によるリズムづく り」 を⽬的化 参加⼈数も増えて 相談・共有も⾏われるように
  30. 変化したこと - リズムづくり 37 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ 過疎化する⾊んな仕組み • Before • ⽇報 / 週報を各メンバーが投稿 • 毎週チームの進捗 ・ 学びの共有会開催 • Problem • Whyに共感できないチーム ・ メンバー • 次第に参加⼈数が減少 • After • 全体の仕組みとしては廃⽌ 「必要なら各チームで ⾃由にやってください」と伝える
  31. 変化したこと - リズムづくり 38 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ Demo Dayのリズム • Before • チームのアウ トプッ トを共有する場がない • Problem • アピール、 議論、 フィードバックが少ない • After • 隔週⾦曜⽇に任意参加 ・ ⾃由発表の Demo Day を開催 • 順番に⼿を上げてプロジェクターでデモ ⼀番リズムづくりに寄与 チームのアウトプット増加・安定
  32. 変化したこと:5つの変化 39 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ 変化したこと 開発サイクルと組織構造 リズムの作り⽅ システムアーキテクチャ 問い合わせ/不具合対応 ストック/スケールの意識 ɾ 話すこと ɾ
  33. 40 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと - システムアーキテクチャ ビジネスと開発効率を加速させる 疎結合なチーム/システムへの段階的な移⾏ ジャーニーのポイント:
  34. 変化したこと - システムアーキテクチャ 41 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ マイクロサービス化 • Before • モノ リスなシステムの巨⼤ ・ 複雑 ・ ⽼朽化 • エンジニアメンバーの多様化 • Problem • 全員がシステム全体を理解するのが困難 • 密結合による開発効率/スピード低下 • After • 逆コンウェイの法則 (チームを先に分割) • チームの粒度に合うようにシステムを分割 システム全体を知らなくても 各チームで独⽴して開発可能に エンジニアが⾃由なタイミングで ⾃律的にデプロイできるように
  35. 変化したこと:5つの変化 43 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ 変化したこと 開発サイクルと組織構造 リズムの作り⽅ システムアーキテクチャ 問い合わせ/不具合対応 ストック/スケールの意識 話すこと ɾ
  36. 44 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと - 問い合わせ/不具合対応 "プロダクトへのフィードバック強化"と "⼿厚いサポート強化"のバランス どちらもクライアントにとってメリットになるけど、取り組む順番が難しい ジャーニーのポイント:
  37. 変化したこと - 問い合わせ/不具合対応 45 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ エンジニアが 問い合わせ対応 • Before • CSチームが問い合わせ対応 • ⼿厚い ・ クオリティの⾼い ・ 属⼈的な対応 • Problem • プロダク トやサポートサイ トへの フィードバックが弱まる • After • エンジニアが問い合わせを⼀次受け • プロダク ト ・ サポートサイ トを修正して返答 プロダクトへのフィードバック 改善を半強制化
  38. 46 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと - 問い合わせ/不具合対応 問い合わせ・不具合等のエスカレ 補⾜と現状:
  39. 47 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと - 問い合わせ/不具合対応 ナレッジシェアと属⼈化とバランス どちらがプロダクトのクオリティやチームの⽣産性にとって重要 ジャーニーのポイント:
  40. 変化したこと - 問い合わせ/不具合対応 48 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ • Before • 問い合わせ ・ 不具合発覚時は 該当機能をつく った個⼈にアサイン • Problem • 機能の実装 ・ 仕様が過度に属⼈化 • 個⼈の負荷増⼤ • After • Bot にIssue のURLを投稿すると エンジニアが順番にアサインされるように アサインガチャ登場 全員が全体を理解している 状態を"強いチーム"と置いた
  41. 変化したこと - 問い合わせ/不具合対応 49 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ アサインガチャ廃⽌ • Before • マイクロサービス化が進んだ後も ガチャによるアサインを継続 • エンジニアの専⾨化が進んだ • Problem • 対応の負荷増⼤ (他機能の理解がきつい) • 適切に問題を解けない/品質低下 • After • 機能と担当チームの対応表作成 • 詳しいチームにIssue上でメンション 詳しい⼈にナレッジをストック クオリティを上げる判断 チーム内で解く/解かない 解き⽅/優先度をしっかり考える
  42. 変化したこと:5つの変化 50 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ 変化したこと 開発サイクルと組織構造 リズムの作り⽅ システムアーキテクチャ 問い合わせ/不具合対応 ストック/スケールの意識 話すこと
  43. 51 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと - ストック・スケールの意識 ノリ/根性/気合/テンション任せからの脱却 ジャーニーのポイント:
  44. 変化したこと - ストック・スケールの意識 52 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ 役割・責任の明確化 例)障害対応 • Before • ⼀部のエンジニア / ビジネスメンバーに 障害ハンドリング ・ 対応が集中 • Problem • 障害多発時に特定のメンバーに負荷集中 • ノウハウが属⼈化、 スケールしない • After • 障害発⽣時の役割 ・ 責任 ・ フロー ・ 基準の 明確化 スケールできる役割から 適切に⼈を巻き込めるように
  45. 53 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと - ストック・スケールの意識 暗黙的/カオスなフローを可視化 役割・責任・フローを明⽂化
  46. 変化したこと - ストック・スケールの意識 54 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ

    νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ "組"の誕⽣ • Before • 個⼈がチーム間に落ちるルーズボール を拾っている状況 (例は後述) • Problem • ナレッジがス トックされない (属⼈化) • スケールする仕組みが構築できない • After • 各ルーズボールに責任を持つ"組"を設⽴ • エンジニア/デザイナーは副業として参加 ナレッジのストック/ 仕組みのスケールに責任を持つ
  47. 55 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと - ストック・スケールの意識 組のラインナップは フォーカスごとに状況⾒て変更 専⾨性・興味・チャレンジ意欲 をもとにメンバーをアサイン メンバーもフォーカス毎に ローテーションしていく
  48. 本⽇のテーマ 56 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ プレイドの開発チーム における チーム ・ ジャーニー 変化していないこと 変化したこと これから変えたいこと 話すこと
  49. これから変えたいこと 57 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ 今が⼤きく変化できる チャンス • 環境の変化によるストレスが強まっている • 利⽤クライアン トの増加 • 求められる機能価値 ・ クオリティの⾼まり • ⾮連続な成⻑の必要性の⾼まり • (個⼈的に) 特定チームに所属しなくなった • 独⽴遊軍 • 事業や開発チームを俯瞰的に観た上での 変化にチャレンジできる
  50. これから変えたいこと 58 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ これから変えたいこと 抽象的ですが • 個⼈の"創造性/開発⼒"をもっと活かす • 阻害する環境要因がたく さんある • 少しずつ障害物の排除に投資できるようになっている →もっと加速させる • "完了の定義"をもっと先へ • 「開発するだけじゃダメだった」 という 5年⽬の気づき • クライアン トにより⾼い価値を届けるまでやる • プロダク トへのフィードバックループを回すまでやる • "プロダクト/チームジャーニー"をもっと先まで • 次のフ ォーカスだけではなく、 更に先のフ ォーカスまで⾒据えて 変化を起こす→組織の学習サイクルを回す
  51. 59 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    変化したこと - ストック・スケールの意識 事業・プロダクトに⾮連続な成⻑を 次々と⽣み出せるチームに変化していきたい 結果として・・・
  52. おわりに 61 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ

    ʛɹ 振り返ると チームの変化の軌跡が たくさん積み上がってた • 今や前だけを⾒ているときは あまり変わっていないように思える • でも、 振り返ってよく⾒ると たく さんの⼩さな変化が積み上がっている • でも、 本質的に⼤事な部分は変わってない これまでのチームジャーニーの振り返りを これからのチームジャーニーにつなげていける⾃信に
  53. 62 2020.03.05 ʛ νʔϜɾδϟʔχʔൃץΠϕϯτʮνʔϜ͸Ռͨͯ͠δϟʔχʔͰ͖Δͷ͔ʁ ݱ৔δϟʔχʔɾϓϨΠυฤʯ ʛɹ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc.

    おわりに プレイド開発チームの これからのチーム・ジャーニーに ご期待ください