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プレイド開発チームにおけるチーム・ジャーニー ver.202010

kadoppe
October 30, 2020

プレイド開発チームにおけるチーム・ジャーニー ver.202010

2020.10.30 に開催された「BPStudy#158〜チームジャーニー〜開発チームの成長戦略を学ぼう」での登壇資料です。
https://bpstudy.connpass.com/event/191441/

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October 30, 2020
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  1. 2 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. ⾃⼰紹介 ⾨脇 恒平

    株式会社プレイド Head of Engineering KARTE の開発 2017年4⽉⼊社 フットサル キャンプ ⾳楽 開発チームの⽣産性向上/リズムづくり twitter : @kadoppe github : kadoppe 36
  2. 5 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. KARTEについて ֬ೝ͢Δ جຊαʔϏε΍͝ར༻ํ๏Λ͝঺հ͠·͢ɻ

    ͓ಘͳಛయ΍໾ཱͭ৘ใ͕ຬࡌͰ͢ɻ ॳΊͯͷํ΁ ְתּׅ然钠ׅ׷ 6*رؠ؎ش٦׌ֽוזַזַ♳麦׃זְծ➙ ״׶إٔؗ،حف׃׋ְהְֲ倯䗳铣דׅկ UIرؠ؎ش٦ָ濼׏גֶֻץֹ 7אךرؠ؎ٕٝ٦ٕ DESIGN RULES » CHECK ׆׏ה⢪ִ׷،؎ذي׌ֽ׾䲧ִת׃׋կ ֿך堣⠓׾ֶ鋅鷕׃זֻկ 窫㼎ծ 妜׃ְ ౙͷओ໾ɺ Ξ΢λʔ COLLECTION OUTER 嗚稊勴⟝׾㼰׃㢌刿ׅ׷׌ֽדծ֮ז׋ך椚 䟝ך暟⟝ח⳿⠓ִ׷〳腉䚍ָ넝ֻז׶תׅկ 勴⟝׾㢌ִג嗚稊׃ג׫גֻ׌ְׁկ ׀䋞劄ך暟⟝כ 鋅אַ׶תׇ׿ד׃׋ַ ꟗׄ׷ ⼀⼈⼀⼈に合わせた 顧客体験を提供 Webサイトの訪問者の⾏動を 顧客ごとにリアルタイムに解析 $9 ސ٬ମݧ ϓϥοτϑΥʔϜ
  3. 本⽇のテーマ 6 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ プレイドの開発チーム における

    チーム ・ ジャーニー 変化していないこと 変化したこと これから変えたいこと ɾ ɾ ɾ 話すこと
  4. 7 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. プレイドの歴史(ざっくり) 2017/4 kadoppe

    ⼊社 20⼈ 2⼈ 2011/10 プレイド創業 1⼈ 0⼈ エンジニア デザイナー 2015/3 KARTE リリース 6⼈ 1⼈ この期間ついてはあまり話せません 2020/3 KARTE 5周年 約50⼈ 約10⼈ 2020/2 原則 フルリモート開始 2020/7 原則 フルリモート解除 今⽇お話するのはこの期間について
  5. 本⽇のテーマ 8 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ プレイドの開発チーム における

    チーム ・ ジャーニー 変化していないこと 変化したこと これから変えたいこと ɾ ɾ 話すこと
  6. プレイド開発チームのチームジャーニー - 変化していないこと 9 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    前提・制約 • 正解がない中でプロダクトをつくる • 世の中にも⾃分たちの中にも答えがない • 世界観や市場を⾃分たちがつく る • タイムリミットがある中でつくる • 崖の上から⾶び降りながら⾶⾏機をつく る その上で世界に通⽤する強いプロダクトを作りたい!!
  7. プレイド開発チームのチームジャーニー - 変化していないこと 10 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    そのために必要なこと • 個⼈の想像⼒ ・ 発想を最⼤限活かす • プロセスではなく⼈を信じる • トライアル&エラーを⾼速に繰り返す • サイクルをどれだけ⾼速に回せるか • サイクルからどれだけ多くを学べるか
  8. プレイド開発チームのチームジャーニー - 変化していないこと 11 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    ⼤事にしていること • ルールはできるだけ決めない • 硬直化する要因は極⼒なく す • 常にゼロベースで考える • 前提にとらわれず常に最適な選択を • プロダクトアウトを⼤事にする • 良いと思うものはすぐつく って出す • ダメなら壊してつく りなおす
  9. 本⽇のテーマ 13 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ プレイドの開発チーム における

    チーム ・ ジャーニー 変化していないこと 変化したこと これから変えたいこと ɾ ɾ 話すこと
  10. 15 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 変化したこと:前段 プロダクトの価値 クライアントへの提供価値

    エンドユーザーへの提供価値 ⽬的:なぜチームを変化させるのか チームの⽣産性 アウトプットの質 アウトプットの量 アウトプットの頻度 これらを全部上げたい☝ 流れをスムーズにロスなく
  11. 変化したこと:5つの変化 16 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ 変化したこと 開発サイクルと組織構造

    リズムの作り⽅ システムアーキテクチャ 問い合わせ/不具合対応 ストック/スケールの意識 ɾ ɾ ɾ 話すこと ɾ ɾ
  12. 変化したこと:5つの変化 19 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ 変化したこと 開発サイクルと組織構造

    リズムの作り⽅ システムアーキテクチャ 問い合わせ/不具合対応 ストック/スケールの意識 ɾ ɾ ɾ 話すこと ɾ
  13. 20 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 変化したこと - 開発サイクル・組織構造

    Why の⽅向付けと How / What をどうスケールさせるか チームの並列性あげるにはどうすれば? できるだけ多くのメンバーが Why を考えられるようにするには? ジャーニーのポイント: What How Why ゴールデンサークル
  14. 変化したこと - 開発サイクル・組織構造 22 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    フォーカスの誕⽣ 権限移譲、分権化が進んだ。 やらないことも決められるように • Before • 個⼈商店の集まり • 開発⽬標や期間が曖昧 • Problem • CPOが意思決定 ・ 判断のボトルネックに • 「やらないこと」 が決められない • After • 注⼒テーマと各チームの Why を決める • What とHow は各チームが決める
  15. 変化したこと - 開発サイクル・組織構造 23 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    延々と続くフォーカス • Before • 期間が明確に決まっていない • Problem • 繰り返される期間延⻑ • 外から何がいつできるのかわからない • 疲弊、 モチベーション低下 • After • 2-3ヶ⽉でフ ォーカスを切るように • すぱっと切り替えて次へ できたこと/できなかったことは 各チームで振り返り
  16. 変化したこと - 開発サイクル・組織構造 24 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    チームがすごく並列化 • Before • 15チーム以上が横並びで開発 • Problem • 毎回のフ ォーカス設計の負荷増加 • CPOが全体を⾒るのが困難に • After • チームを複数のグループにわける • 各グループに優先順位/体制は任せる Why / How / What のスケール が更に進んだ
  17. 25 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 変化したこと - 開発サイクル・組織構造

    Why! How! What! ①初期 Why! How! What! ②フォーカス/チームが⽣まれた時期 Why! How! What! ③チームが増えて並列性が上がった時期 Why! Why! How! What! ④グループ/チームの階層ができた時期 組織構造・スケールの変遷
  18. 変化を成⻑のチャンスに 26 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ CPOの役割を 更にスケールさせる

    • Before • 事業 ・ プロダク トが巨⼤化 ・ 複雑化 • プロダク トのWhyに関して CPO に依然強く依存 • Problem • 意思決定のスピードや精度の限界 • ものごとを多⾓的に⾒る⼒がたりない • 前提を疑う ・ 覆すようなアクションがとりづらい • After • CPOに敢えて頼らない状態をつく る • Why を主体的に考えられる⼈を増やす NEW:
  19. 27 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 変化を成⻑のチャンスに CPO Why!

    Why? ① WhyがCPOに依然強く依存している状態 Why! 叩きに対して意⾒を伝える程度 CPO ③ CPOにプロダクトのWhyを考える場から敢えて離れてもらう 残ったメンバーだけでストレス感じながらWhyについて考える CPO Why! ② Why に責任を持つ場をつくり 強いビジョンや累積思考があるメンバーに⼊ってもらう CPO Why! ④ その上でCPOに必要な役割を伝える より全体視点・⻑期視点のWhyは責任持ってもらう CPO Why! やったこと
  20. 29 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 変化したこと - 開発サイクル・組織構造

    チームのグループ分けの変遷 ① 機能のレイヤー毎に分割 Platform Product (ΞϓϦέʔγϣϯ) Core ج൫ Problem ・ グループ内で取り組むテーマ同⼠で 優先順位が⽐較しづらい ・ 会社→グループ→チームのミ ッションを関連付けて⼀⼈ひとりが⾏動 ・ 意思決定しづらい → プロダク ト開発のWhy がスケールするのを阻害する要因に 改善のために チューニング中 ~2020.06 ② 機能のフェーズ毎に分割 βϑΣʔζ ΞΠσΞ/αϑΣʔζ ਖ਼ࣜ൛/ຏ͖ࠐΈϑΣʔζ ج൫ ~2020.10 ③ 会社のミッションに紐づく⽬的毎に分割 Ձ஋ΛߴΊΔ ໘Λ޿͛Δ ѹ౗తՁ஋Λܗͮ͘ ര଎ͰਐΊΔ࢓૊Έ 2020.11~
  21. 変化を成⻑のチャンスに 30 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ 副作⽤に注意 NEW:

    CPO ͜͜Ͱٞ࿦΍৘ใ͕ด͕ͪ͡ ಁ໌ੑͷ௿Լ άϧʔϓΘ͚͕͸͖ͬΓ͢Δͱ άϧʔϓΛ௒͑ͨٞ࿦΍ൃ૝͕ গͳ͘ͳΓ͕ͪ Ձ஋ΛߴΊΔ ໘Λ޿͛Δ ѹ౗తՁ஋Λܗͮ͘ ര଎ͰਐΊΔ࢓૊Έ
  22. 変化したこと:5つの変化 31 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ 変化したこと 開発サイクルと組織構造

    リズムの作り⽅ システムアーキテクチャ 問い合わせ/不具合対応 ストック/スケールの意識 ɾ ɾ 話すこと ɾ ɾ
  23. 32 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 変化したこと - リズムづくり

    共通のWhyが⾒いだせないものは 全体のルールにしない 個別事象に合わせたシンプルな仕組みを設計しよう ジャーニーのポイント:
  24. 変化したこと - リズムづくり 33 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    過疎化する朝会 • Before • 毎朝、 任意参加で朝会を開催 • チーム間の相談 ・ 共有が⽬的 • Problem • Why に共感できないメンバーの存在 • 次第に参加⼈数が減少 • After • 「挨拶によるリズムづく り」 を⽬的化 参加⼈数も増えて 相談・共有も⾏われるように
  25. 変化したこと - リズムづくり 34 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    過疎化する⾊んな仕組み • Before • ⽇報 / 週報を各メンバーが投稿 • 毎週チームの進捗 ・ 学びの共有会開催 • Problem • Whyに共感できないチーム ・ メンバー • 次第に参加⼈数が減少 • After • 全体の仕組みとしては廃⽌ 「必要なら各チームで ⾃由にやってください」と伝える
  26. 変化したこと - リズムづくり 35 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    Demo Dayのリズム • Before • チームのアウ トプッ トを共有する場がない • Problem • アピール、 議論、 フィードバックが少ない • After • 隔週⾦曜⽇に任意参加 ・ ⾃由発表の Demo Day を開催 • 順番に⼿を上げてプロジェクターでデモ ⼀番リズムづくりに寄与 チームのアウトプット増加・安定
  27. 変化したこと:5つの変化 36 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ 変化したこと 開発サイクルと組織構造

    リズムの作り⽅ システムアーキテクチャ 問い合わせ/不具合対応 ストック/スケールの意識 ɾ ɾ 話すこと ɾ ɾ
  28. 37 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 変化したこと - システムアーキテクチャ

    ビジネスと開発効率を加速させる 疎結合なチーム/システムへの段階的な移⾏ ジャーニーのポイント:
  29. 変化したこと - システムアーキテクチャ 38 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    マイクロサービス化 • Before • モノ リスなシステムの巨⼤ ・ 複雑 ・ ⽼朽化 • エンジニアメンバーの多様化 • Problem • 全員がシステム全体を理解するのが困難 • 密結合による開発効率/スピード低下 • After • 逆コンウェイの法則 (チームを先に分割) • チームの粒度に合うようにシステムを分割 システム全体を知らなくても 各チームで独⽴して開発可能に エンジニアが⾃由なタイミングで ⾃律的にデプロイできるように
  30. 変化したこと:5つの変化 40 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ 変化したこと 開発サイクルと組織構造

    リズムの作り⽅ システムアーキテクチャ 問い合わせ/不具合対応 ストック/スケールの意識 ɾ ɾ 話すこと ɾ ɾ
  31. 41 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 変化したこと - 問い合わせ/不具合対応

    "プロダクトへのフィードバック強化"と "⼿厚いサポート強化"のバランス どちらもクライアントにとってメリットになるけど、取り組む順番が難しい ジャーニーのポイント:
  32. 変化したこと - 問い合わせ/不具合対応 42 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    エンジニアが 問い合わせ対応 • Before • CSチームが問い合わせ対応 • ⼿厚い ・ クオリティの⾼い ・ 属⼈的な対応 • Problem • プロダク トやサポートサイ トへの フィードバックが弱まる • After • エンジニアが問い合わせを⼀次受け • プロダク ト ・ サポートサイ トを修正して返答 プロダクトへのフィードバック 改善を半強制化
  33. 44 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 変化したこと - 問い合わせ/不具合対応

    ナレッジシェアと属⼈化とバランス どちらがプロダクトのクオリティやチームの⽣産性にとって重要 ジャーニーのポイント:
  34. 変化したこと - 問い合わせ/不具合対応 45 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    • Before • 問い合わせ ・ 不具合発覚時は 該当機能をつく った個⼈にアサイン • Problem • 機能の実装 ・ 仕様が過度に属⼈化 • 個⼈の負荷増⼤ • After • Bot にIssue のURLを投稿すると エンジニアが順番にアサインされるように アサインガチャ登場 全員が全体を理解している 状態を"強いチーム"と置いた
  35. 変化したこと - 問い合わせ/不具合対応 46 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    アサインガチャ廃⽌ • Before • マイクロサービス化が進んだ後も ガチャによるアサインを継続 • エンジニアの専⾨化が進んだ • Problem • 対応の負荷増⼤ (他機能の理解がきつい) • 適切に問題を解けない/品質低下 • After • 機能と担当チームの対応表作成 • 詳しいチームにIssue上でメンション 詳しい⼈にナレッジをストック クオリティを上げる判断 チーム内で解く/解かない 解き⽅/優先度をしっかり考える
  36. 変化したこと:5つの変化 47 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ 変化したこと 開発サイクルと組織構造

    リズムの作り⽅ システムアーキテクチャ 問い合わせ/不具合対応 ストック/スケールの意識 ɾ ɾ 話すこと ɾ ɾ
  37. 変化したこと - ストック・スケールの意識 49 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    役割・責任の明確化 例)障害対応 • Before • ⼀部のエンジニア / ビジネスメンバーに 障害ハンドリング ・ 対応が集中 • Problem • 障害多発時に特定のメンバーに負荷集中 • ノウハウが属⼈化、 スケールしない • After • 障害発⽣時の役割 ・ 責任 ・ フロー ・ 基準の 明確化 スケールできる役割から 適切に⼈を巻き込めるように
  38. 変化したこと - ストック・スケールの意識 51 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏

    "組"の誕⽣ • Before • 個⼈がチーム間に落ちるルーズボール を拾っている状況 (例は後述) • Problem • ナレッジがス トックされない (属⼈化) • スケールする仕組みが構築できない • After • 各ルーズボールに責任を持つ"組"を設⽴ • エンジニア/デザイナーは副業として参加 ナレッジのストック/ 仕組みのスケールに責任を持つ
  39. 52 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 変化したこと - ストック・スケールの意識

    組のラインナップは フォーカスごとに状況⾒て変更 専⾨性・興味・チャレンジ意欲 をもとにメンバーをアサイン メンバーもフォーカス毎に ローテーションしていく
  40. 本⽇のテーマ 53 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ プレイドの開発チーム における

    チーム ・ ジャーニー 変化していないこと 変化したこと これから変えたいこと ɾ ɾ 話すこと
  41. これから変えたいこと 54 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ これから変えたいこと 抽象的ですが

    • ⼀⼈ひと りがより⼤きく考えられるように • 既存の延⻑線上ではない発想をどんどん⽣み出すには • 発想がチームやグループの枠に閉じないようにするには • "完了の定義"をもっと先へ • 「開発するだけじゃダメだった」 という 5年⽬の気づき • クライアン トにより⾼い価値を届けるまでやる • プロダク トへのフィードバックループを回すまでやる • "プロダクトアウト"だけじゃない開発 • これまでは⾃分たちが良い/⾯⽩いと思うものを作って 届ける開発が主体だった • 「⾯を広げる」 という⽬的に⽴ってみると それだけじゃ⾜りない
  42. 55 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 変化したこと - ストック・スケールの意識

    事業・プロダクトに⾮連続な成⻑を 次々と⽣み出せるチームに変化していきたい 結果として・・・
  43. おわりに 57 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2020.10.30 ʛBPStudy#158ʙνʔϜδϟʔχʔʙ։ൃνʔϜͷ੒௕ઓུΛֶ΅͏ 振り返ると チームの変化の軌跡が

    たくさん積み上がってた • 今や前だけを⾒ているときは あまり変わっていないように思える • でも、 振り返ってよく⾒ると たく さんの⼩さな変化が積み上がっている • でも、 本質的に⼤事な部分は変わってない これまでのチームジャーニーの振り返りを これからのチームジャーニーにつなげていける⾃信に