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Grafana Meetup Japan Vol. 6

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September 02, 2025

Grafana Meetup Japan Vol. 6

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September 02, 2025
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Transcript

  1. #grafanaJP 自己紹介 • 名前: 伊藤 太斉 @kaedemalu (GitHub, X) •

    会社: フューチャーアーキテクト株式会社 ◦ Technology Innovation Group アーキテクト • 担当領域: メディア向けシステムのインフラ領域の   リーディング、改善 • 技術領域: IaC(Terraform, Ansible), パブリッククラウド • 趣味: サウナ、ドライブ、ランニング • 執筆: Terraformではじめる実践IaC -AWSのインフラストラクチャ構築の基本からデプロイまで -
  2. #grafanaJP Grafana Alloyの運用、どうする? • Grafanaのスタックをフルで使い始めて早半年 Loki, Grafana, Mimirで 一通りの監視ができるよう になった!

    アラートも設定できた! Alloyでメトリクス、 ログの取得もできた! Alloyのconfigやイメージの 取り回しどうしよう?
  3. #grafanaJP Alloyコンテナの運用案 • 以下の2パターンで検討 No. パターン ファイルの管理数 設定の煩雑さ 1 configを環境変数で制御

    少ない 大きい 2 ファイルをアプリごと用意 多い 小さい • 環境ごとの設定→環境変数で分離 • アプリケーションごとの設定→ファイルで分離
  4. #grafanaJP VM v.s. コンテナでのエージェントプロセスの運用 • VM ◦ アプリケーションプロセスとは別でエージェントプロセスを起動 ▪ エージェントのインストールと設定ファイルの追加

    • コンテナ ◦ アプリケーションコンテナの横でサイドカープロセスとして起動 ▪ サイドカーもコンテナイメージとしてビルド
  5. #grafanaJP 設定ファイルだけ分離する • config.alloy ◦ 全環境共通のファイルを作成 ▪ 環境ごと異なる場合は sys.envを利用 ◦

    作成したものはS3に配置する • Alloyイメージ ◦ ベースイメージとして Alloyを使用 ◦ 起動時にS3バケットから指定された config.alloyを取得するシェルスクリプトを追加