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なぜ僕たちは 開発生産性指標を見ていないのか / Our Strategy for Devel...

なぜ僕たちは 開発生産性指標を見ていないのか / Our Strategy for Development Productivity Metrics

開発の生産性を高める新たな視点〜開発生産性フレームワークSPACE〜
での登壇資料です

kakehashi

July 02, 2024
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Transcript

  1. 小田中 育生(おだなか いくお) 株式会社ナビタイムジャパンでVP of Engineeringを務め、 2023年10月にエンジニアリングマネージャーとして株式会社カケ ハシにジョイン。 薬局DXを支えるVertical SaaS「Musubi」をコアプロダクトに位置

    づけ、「しなやかな医療体験」を実現するべく新規事業のプロダ クト開発にコミットしている。 著書: • いちばんやさしいアジャイル開発の教本 • アジャイルチームによる目標づくりガイドブック ブログ: dora_e_m|note X: @dora_e_m
  2. © KAKEHASHI Inc. 高速に仮説検証ループを回したい • トランクベース開発 • モビング • スクラム

    • インセプションデッキ • ワーキングアグリーメント • プロダクトの小さな変更をすばやくたくさん届けたい • 顧客のニーズなど外部の変化にすばやく対応したい
  3. © KAKEHASHI Inc. SPACE • Satisfaction and well-being • Performance

    • Activity • Communication and collaboration • Efficiency and flow 開発生産性を多面的に評価するためのフレームワーク 5つのディメンションから複数選択しメトリクスを取得することを推奨している
  4. © KAKEHASHI Inc. SPACEはFour Keysを補完してくれる Deployment frequency Change lead time

    Change fail rate Time to restore service Satisfaction and well being Performance Activity Communication and collaboration Efficiency and flow ※マッピングは個人の見解によるものです
  5. © KAKEHASHI Inc. 僕たちのチームが計測しているもの Deployment frequency Change lead time Change

    fail rate Time to restore service Satisfaction and well being FOUR KEYS SPACE
  6. © KAKEHASHI Inc. 開発生産性指標 チームを取り巻く環境 新しいチャレンジがあるか 変化を起こす外部要因 変化を起こす内部要因 チームの取り組み 自分たちのコミットメント

    指標と各変数を照合する 指標の変動と変数を観察し、変化が内側からのものなのか外部要因のものなのか判 断することができる
  7. © KAKEHASHI Inc. デプロイ頻度減少を読み解く Findy Team+ 3月頃と比べて5月以降に デプロイ数の減少が みられる 4月から、他のチームと連携した開発を

    進めている。 チームが裁量をもって開発-デプロイまで 行っていたそれまでとは異なるフロー。 そのためデプロイ頻度が減少。 (想定通り)
  8. © KAKEHASHI Inc. バリューストリームマッピング(VSM)を実施 1. 対象を決定する 2. 対象となる開発サイクルの 概要を確認する 3.

    全員でプロセスを書く 4. 手戻り率を書く 5. プロセスをグルーピングす る 6. ムダにマークをつける 7. 改善案を検討する 製品やサービスの価値を生み出す過程(バリューストリーム)を可視化する手法 PRD作成 設計 開発 開発者 テスト 受け入れ テスト mainに マージ リリース ユーザー 手順が煩雑 ミスによる手戻り 属人化 ミスによる手戻り
  9. © KAKEHASHI Inc. 理想形とのギャップを見て、指標はその後 チームの 理想形 チームの 現在形 ギャップ ゴールに

    集中 ない ギャップ を分析 VSMなどで 現状を分析 指標を 設定 理想形に近づいていることを 示す指標を設定 カイゼン を実施
  10. © KAKEHASHI Inc. SPACEはFour Keysにないものを補完 • Satisfaction and well-being •

    Performance • Activity • Communication and collaboration • Efficiency and flow
  11. © KAKEHASHI Inc. ありたい姿を目指し僕らが測っているもの Deployment frequency Change lead time Change

    fail rate Time to restore service Satisfaction and well being FOUR KEYS SPACE