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Kaigi on RailsでKaigi Effectを得た話
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katakyo
October 09, 2025
0
5
Kaigi on RailsでKaigi Effectを得た話
https://connpass.com/event/370180/
の5分LT資料です
katakyo
October 09, 2025
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Transcript
Kaigi on RailsでKaigi Effectを得た話 @katakyo Kaigi on Rails 2025 感想戦
01 自己紹介
片田 恭平 (katakyo) プロダクト開発部 バックエンドエンジニア 23卒でマイベストに新卒入社 Kaigi on Railsではコネクションプールについて話しました kashiwa.rbによく出没します
•自己紹介 @katakyo_51 自己紹介
月間利用者 数 3,000 ユーザーの “選択”を サポートするサービス 万人以 上 (2025年9月時点)
選択に資するデータベースを作るために、 ユーザーニーズや利用シーンに合わせて 各領域で専門性を持ったメンバーが徹底検 証を行い、唯一無二のデータベースを制作しています。 商品を自社で購入し、専門性を持ったメンバーが徹底検証 雨傘の検証。送風機を使って「耐風性」を比較 防水カメラの検証。プールを貸し切り、実際に潜って撮影 縦型洗濯機の検証。主要メーカー 7社の中から人気 18商品を購入して検証
ヘアアイロンの検証。全商品を実際に使用して違いを検証 チェーンソーの検証。片道 2時間ほどかけて、山奥にこもって検証 電子レンジの検証。実際の使い勝手などをリアルに検証
02 Kaigi on Rails 2025 感想
Kaigi on Rails2025に現地参加した方! 🙋
マイベストからは2名 スピーカーとして参加 しました! 参加状況
参加したKaigi on Rails 2022 オンライン 2023 浅草橋(現地) 2024 有明(現地)
Kaigi on Rails 2025が 最も満足度が高かった!!
よかった点① 各セッションが どれも面白いし勉強になる
よかった点① 実務で似たような事例があるなと共感できるセッションが多かった 他社の事例が聞けるのは非常によかった https://speakerdeck.com/yuhisatoxxx/jie-ceng-gou-zao-wobiao-xian-surudetagou-zao-to rihuakutaringu-1nian-de10bei-cheng-chang-sitapurodakutonobian-hua-toke-ti https://speakerdeck.com/alstrocrack/fei-tong-qi-jobwotransactionnei-de-hu-bunayo-jue-dui -nihu-bunayo
よかった点① https://github.com/ioquatix/presentations/tree/main/2025 最もインパクトがあったのは Samuel WillamsのKeynote
よかった点① • Pumaじゃなくて FalconでRails newしたいなと思わせ るセッションだった • Gemの開発数が多すぎて、自分もなんかやろうという 気持ちにさせられた •
demo用にAIのコンテキストを展開できる gemが用意 されてて参加型の demoが新鮮で面白い
よかった点② 登壇できたこと
よかった点② https://speakerdeck.com/katakyo/moubing-lie-shi-xing-habu-kunai-konekusiyonku-ke-jie-xiao-no tamenoshi-jian-de-ahuroti
よかった点② • カンファレンスの登壇が初だったのでやり終えていい 経験をした • プロポーザルの書き方のコツがわかった ◦ 募集開始日にとりあえず大枠を書いた ◦ 社内で数名のレビューをもらった
◦ Kashiwa.rbに乗り込んで FBをもらった →その後毎月行っているので知り合いが増えて ぼっちにならなかった ◦ 合計で5000文字くらい書いた
よかった点② • Samuelに自分のセッション聞いてもらって登壇後にア ドバイスもらえた • 登壇後ブースとか懇親会で「セッション聞きました! 「勉強になりました!」みたいな声をもらえる Rubyコ ミュニティあったかい
その他 • 同時通訳のシステムがあった • お菓子やジュースがでて美味しかった • 懇親会の会場は国際フォーラムで広すぎたが移動がしやすくてよかった • 登壇時にスタッフの方の説明や案内が丁寧で助かりました
その他 • 同時通訳のシステムがあった • お菓子やジュースがでて美味しかった • 懇親会の会場は国際フォーラムで広すぎたが移動がしやすくてよかった • 登壇時にスタッフの方の説明や案内が丁寧で助かりました 運営の方々本当にありがとうございました!!
03 Kaigi Effectでやったこと
Kaigi on Rails 後 登壇したけど、他の方のセッションや懇親会 で話してRailsもっと知りたくなった なんか作ってみようという気持ちになった
振り返りをした • コネクションプールと I/Oバウンズになる処理でどう並列処理数を見 積もるかという話をした • セッションではアムダールの法則などからスレッド数を見積もったと いう話をした p: 並列化できる処理の割合
N: 並列実行に利用するプロセッサ(スレッド)の数 (1 - p): 逐次実行(並列化できない)が必要な処理の割合
振り返りをした 自動化して gemに できるのでは?
gemを作った thread_advisorというgemを公開しました
gemの処理をざっくり 1 処理ブロックの実行時間、 I/O Ratioを自動計測 Amdahlの法則で理論的なスレッド効果を計算 スレッドを増やした時の追加効果が基準を下回った時場合 を理論値として、推奨スレッドを出す 2 3
gemの処理をざっくり こんな感じでブロックを囲んだら計測できるようにした 処理したいブロックを囲んだら、標準出力するようにしたい
04 まとめ
いろいろ刺激が得られて開発意欲と学びが得られるので Kaigi on Rails 2026に 参加しましょう 10/16(金)~17(土)で会場はベルサール渋谷ガーデンです まとめ