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ナレコム CULTURE DECK

ナレコム CULTURE DECK

ナレッジコミュニケーションの文化醸成を目標として作成したカルチャーデッキになります。

Takaya Nakanishi

November 14, 2023
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Transcript

  1. 目次 ▪はじめに ・本資料の位置付け ・Culture Deckが必要となった背景 ・Culture Deckの使い方 ▪MISSION・VISION ・MISSION /

    VISION について ・ナレコムの事業概要 ・事業における “戦略” 2 ▪Our Core Values ・ナレッジコミュニケーションのコアバリュー ①お客様の期待を超える最高のサービスを提供 ・行動指針 ・お客様に求められる企業であるためのありたい姿 ・現状課題 ②一人一人が会社を担う主力選手であること ・行動指針 ・主力選手であるために ・全員が選手であるための現状課題 ③チームワークを超えた強い絆で最大の力を発揮 ・行動指針 ・チームワークを超えるためにありたい姿・働き方 ・よりよいチームになるための現状課題
  2. コアバリューが必要になった背景 : -2015年頃会社を大きく飛躍するために強い組織を作ることが優先課題だった -強い組織を作る上でザッポス、アマゾン等顧客のに熱烈な支持を得て躍進する会社をモデルケースと して参考にした -良い組織・カルチャーを醸成するためにコア・バリューの体現を実現する施策を実施した 5 Culture Deck が必要となった背景

    Culture Deckが必要になった背景 : - 組織の人数が増える中で、組織間や個人間の価値観に生じるギャップを解消するた め、コアバリューや行動指針をより明瞭かつ詳細に説明するツールが必要となった -組織全体、またチームとしての理想的な姿をより鮮明にイメージできるようにするため 今後目指したい姿 : -コアバリューの浸透、体現を行い、顧客価値向上を図り、支持を得る -個々の能力を最大限に活かし、自己成長とチームの成長に寄与する -互いに尊重し、支え合い、一緒に働くことを楽しむ職場を目指す
  3. 「破壊的イノベーション」は必ずしも自分たちで産み出す必要はない。クラウド やAIといったテクノロジーを活用することで、従来では出来なかったことや困難 だったことを実現させることで、世の中のあり方を変えるようなことを会社全体 で実現できるように活動する。 VISION MISSION ナレコムの MISSION / VISION

    をあらためて 常識や従来の方法=正しいではなく、新しい方法や考え方とテクノロジーを組み 合わせて、既得権益や従来の常識にとらわれずに、常に新しいことにチャレンジ しながらナレッジコミュニケーションとして価値を創造し続ける。
  4. 会社全体が先進的なイノベーションを生み出せる企業でありたいと考えています。 これは単なる既存の製品やサービスの改良にとどまることではなく、新しい価値 を創造し、場合によっては社会の常識とされていることを変えてしまうような、 大胆な変革を目指しています。 これが自社の存在意義として、それぞれの業務に取り組む際に強く持つことを期 待したいです。 VISION MISSION ナレコムの MISSION

    / VISION をあらためて 11 常に新たな価値を創造し、時代の先端を走り続ける「開拓者」であり続けること を目指していきたいと考えています。 自社の継続的な成長とブランディングの維持、向上を行うために、時代の変化に 対応し、新たな機会を見つけ出し、継続的に新しい価値を創出し続けることで業 界をリードする存在であり、ミッションを達成できると考えています。 このビジョンが働くメンバー、それぞの目標設定や意思決定に影響を与え、組織 全体として開拓者としてのアイデンティティをもっていたい。
  5. 13 2023年〜 AI×VR 2016年 クラウドAI 2011年 クラウド事業 2008年 モバイル事業 事業における

    “戦略” 今はニッチだが将来的に伸びる市場で NO1になれる市場/分野を選択 ミッション・ビジョンの達成に 沿っているか 市場の需要・ニーズは高いか シナジーは出せるか 差別化できるか クロスセルの可能性があるか 社会的にやる意義があるか
  6. 26 主力選手であるために オーナーシップは他者がいて観測できるもの 26 取り組んでいること、やっていることを二象限に整理してみる 自分で観測できる • 各種資格の取得 • 技術的な習得

    • 自己学習 など… 巧拙やある/なしの話 他者がいて観測できる • 課題解決 • 売上に貢献 • 相手からの感謝 など… 価値や意味を提供できる
  7. 27 主力選手であるために 市場で求められる学び方 / 働き方 27 経 験 多 少

    少 多 経験偏重 発展途上 学習偏重 成長する働き方 学 び か ら 仕 事 学習の量 仕事から学び
  8. 29 全力でいないことは失敗することよりも悪い 29 挑戦する 挑戦 しない <失敗> <成功> 種 +

    ー 成功の反対は失敗ではない 失敗からは経験が得られる 挑戦しないことはゼロではなく マイナス 【 経 験 】
  9. 30 仕事は常にベストを尽くすか、挑戦しないかの連続。一度でも逃げるとリカバリーは困難 30 経験 自信 後悔 後悔 経験 自信 成長する人

    挑戦しない人 挑戦と自信はマッチしない 成果は遅れて認識できる 挑戦しなかった負債は簡単に リカバリーが効かない
  10. 37 チームを超えるために 当事者意識は今、最も求められる姿勢です 37 当事者として課題に関わり、そこで失敗をたくさん繰り返すことで人 は成長していくものです。このようなことを繰り返している人は話す 言葉や行動一つにも表れるものです。 視野を広く持つ、最終的なビジョンを持つというのも、何もしない人 が持てるわけはなくて、様々な試行錯誤や小さなアクション、失敗を 繰り返しているからこそ、だんだん視野が広くなるし、大きなビジョ

    ンが持てるようになるのだと私は思います。若い人もそれなりのスケ ールで構わないので、失敗と成功を繰り返してきたキャリアをぜひ語 ってほしいと思います。 出典 : 『ヤフー新社長・川邊健太郎氏が語る!―圧倒的当事者意識で、社会の課題解決に取り組む』 URL : https://next.rikunabi.com/journal/20180627_c02/
  11. 39 ナレコムで求められるリーダーシップ 39 人がついてくるリーダーには以下の要素が求められます(一般論) • 優先順位を常に明確にする • 熱意・向上心・柔軟性がある • ビジョンを示せる

    • トラブルに対して平常心を保つ という人物であると周囲に思わせる 自分が成長することを維持する=リーダーシップを維持 若いメンバーが多い中でリーダーシップを発揮することはときに難しいかもしれません 「リーダーシップ≠指示を出す」ということを前提として以下の姿勢を維持することに注力していました。
  12. 40 ナレコムのチームで求められる働き方 40 1. 仕事のプロセスを明確にする 2. ポジティブさで周りを動かす 3. 関わる人の成長意欲に寄り添う 4.

    自分が積極的に成長をする 先程列挙した要素を満たすために以下の取組/考え方を習慣化しました。7つの習慣や 様々な本を読んで以下が重要であると考えています。
  13. 41 ナレコムのチームで求められる働き方 – プロセスに対する考え方 41 ◆仕事のプロセスを明確にするアクション 1. 成長目標で合意する (目標を共有する,OKRなど) 2.

    「取組む姿勢」をハッキリさせる (コアバリュー思考か?) 3. あうんの呼吸ではなく、手順を示す (次になにをするか?を考えさせる) 4. アウトプットのイメージはラフで先に作る (手書き提案書はすぐ書くなど) 5. 質問が出れば「結論から言う」と「即答」を徹底する 率直に言うとスタートアップであるナレコムは業務プロセスも個人に依存しがちです、ま た業界としても新しいためマニュアル/手順のみでも仕事を簡単に委譲できません。です が業務そのものは進捗しています。そこで周囲との連携が重要になります。
  14. 42 ナレコムのチームで求められる働き方 – ポジティブなチームを作るアクション 42 ◆ポジティブさで人を動かすためのアクション 1. 依頼仕事は進捗報告でもまず「ありがとう」と言う 2. ミスに対しては「背景・理由」を聞き出す

    3. その人個人の経緯を理解して「得意」を見つけ出す 4. 1on1では聞き役に回る 5. 持ってる情報は出し惜しみせずにオープンに共有する ナレコムは人数が少ない/経験のあるメンバーが少ない/などネガティブになる、ネガティ ブにさせる材料がたくさんあります。ただし「今これだけの状況なのにもっと成長でき る」など言葉の言い換えだけでポジティブな材料にできます。リーダーシップも技術です
  15. 43 ナレコムのチームで求められる働き方 – メンバーの成長意欲に寄り添う 43 ◆関わる人の成長意欲に寄り添うためのアクション 1. 成長意欲は常に刺激し続ける (◦◦のCTOは同い年 など)

    2. スキル・価値観・思考特性にあった成長プランを考え抜く 3. 個人の「失敗体験」を理解し、取り除くための「成功体験」を作る 4. 得意な分野に関しては「高いハードル」に挑戦する機会を作る 5. 予定タスクはキャパシティの4割として残りはやりきり/自己成長に回す 今のナレコムに関してはコアバリューに合わせ人間的に尊敬できる人だけが採用されてい ます。ただし各々個性は尊重しないと成長速度は代わってきてしまうと考えています。同 じゴールを向かうための道筋はリーダーが悩み/示す必要があると考えます。
  16. 44 ナレコムのチームで求められる働き方 – 成長し続けるためのアクション 44 ◆自分が積極的に成長をするためのアクション 1. 週1回リーダーとしての自分を振り返る時間を作る (15分だけでも) 2.

    自分より優秀な人に会う時間を作る/場所に赴く 3. 自分の価値観の変化/成長を周囲に話す 4. 常識の枠から外れた発想をするクセをつける ナレコムではリーダーとしての業務と個人の業務の仕事の両方が要求されます。漠然と過 ごしていくと単なる「仕事が早い人」になってしまうかもしれません。そのためにまずは 自分自身がアクションを明確にして取り組んでいくことが重要です