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GitHubの新機能とGHESのリリースノートの対応をまとめ続けている話

Kenta Kase
January 25, 2023

 GitHubの新機能とGHESのリリースノートの対応をまとめ続けている話

Productivity Weekly 100 回記念 LT
https://cybozu.connpass.com/event/268442/

Kenta Kase

January 25, 2023
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Transcript

  1. GitHubの新機能とGHESのリリースノートの対応をま
    とめ続けている話
    Cybozu Productivity Weekly 100 回記念
    @Kesin11

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  2. 自己紹介
    Kenta Kase(@Kesin11)
    普段のお仕事
    多分DevOpsエンジニアに近い
    CircleCI Server(オンプレ版)運用
    CIマニアなので多くのサービスはチョットワカル
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  3. Productivity Weekly 100回おめでとうございます!
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  4. 自分の日課:
    朝刊代わりにgithub.blogとOSSのGitHub Releasesを読む
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  5. github.blogを読む
    github.blog
    github.blog/changelog
    GitHubの新機能をいち早く知る
    iPadのRSSリーダー→
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  6. GitHub Releasesを読む
    https://github.com/{ORG}/{REPO}/rele
    ases.atom
    気になるOSSの新機能をいち早く知る
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  7. GitHubのアプリでOSSのissueや
    pull-reqを見る
    actions/runnerやearthly/earthlyなどを
    見ている
    ROMっているだけでも色々分かる
    どういう機能が入りそうか
    どういう機能を入れたい/入れたくな
    いと思っているのか
    特に個人OSSの場合は作者の思想
    が見えてきて面白い
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  8. Productivity Weeklyを読み続けて
    興味のある話題が詰まっているので読んでいて楽しい
    継続してアウトプットすることに価値を感じた
    個人/会社のブランディングに貢献してそう
    自分はGitHubの新機能についてツイートはしているがまとめたアウトプットはし
    ていなかった
    後から振り返ることができる形で残していきたい
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  9. GitHub Actionsに関してのGHESのリリースノートを
    まとめよう!
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  10. GitHub Actions関連機能とGHESリ
    リースノートの対応表
    ↑というタイトルでzennに公開しています
    数ヶ月に1度ぐらいのゆるいペースで随時
    加筆
    v3.2からv3.7 + GHES未リリース分まで
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  11. 記事を継続的に更新作業
    github.blog/changelog/label/actionsの記事を列挙
    記事中にドキュメントへのリンクがだいたい存在するのでそれも載せる
    ランナー側の機能はactions/runnerのReleases方が先に公開されているので
    そちらのリンクを追加
    GHESのリリースノートから対応する機能を探して最初に実装されたバージョンを
    特定
    Ctrl-Fでそれっぽい文字列から素朴に特定
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  12. 書いてみてどうだったか
    社内Slackで新しめの機能がGHESで使えるのかどうか困っている人にサッと出せ

    Mermaid記法: GHES v3.7から
    Job summaries機能: GHES v3.6から
    GHESのどのバージョンから使えるのかが分かっていると管理者に希望を伝えやす

    後からGitHubのドキュメントを探すインデックスとして便利
    機能の存在は覚えていてもドキュメントは毎回探していた
    actions/runnerのどのバージョンから機能が使えるかを思い出せる(解説は
    余談スライド)
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  13. 好きなコンテンツをまとめ続けることは思いのほか意義がある
    みなさんもぜひ
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  14. 余談:actions/runnerのバージョンが関係するワケ
    GHESはランナーの自動アップデートもサポートバージョンでキャップがかかる
    最新バージョンのランナーを自分で用意して接続させると実は普通に動く
    自分は myoung34/docker-github-actions-runner のイメージを愛用
    無理やり新バージョンで動かしても後方互換性で問題を感じたことはない
    サーバー側の対応が不要な機能だと本来は未サポートのバージョンのGHESで
    も動いてなんか使えてしまうことがある
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