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TerraformリファクタリングでSGを消した話

 TerraformリファクタリングでSGを消した話

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KiyamaMizuki

March 10, 2026
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  1. 目次 1. 前提1: Terraformの仕組み 2. 前提2: Terraformのリソース定義 3. やろうとしたこと 4.

    実際のコード例(修正前 / 修正後) 5. 何が起きたか 6. なぜ起きたか 7. まとめ・教訓 4
  2. 前提2:Terraformのリソース定義 予約語であるリソースタイプとユーザーが定義するリソース名のペアでリソースを定義 し、ドキュメントに従って引数を設定する resource "aws_security_group_rule" "allow_https" { type = "ingress"

    ... } 要素 説明 resource 予約語(リソースブロックであることを示す) "aws_security_group_rule" リソースタイプ(AWSプロバイダが提供) "allow_https" リソース名(自分で命名する識別子) 6
  3. やろうとしたこと SGルールの整理 既存のSGリソースは変更せずに、tfのリソース定義を修正したかった 1. リソース名の修正 — 命名規則に合わせて名前を変更 i. リソース名を変更する場合、再作成となる 2.

    非推奨リソースの修正 i. 作成するAWSリソースは変わらず、Terraform上のリソース定義だけを変更す る必要があった ii. importブロック で既存リソースを取り込み — Stateに取り込めば安全に移行 できると考えた [1] importブロック:既存のAWSリソースをStateファイルに取り込む機能。Stateの追加のみを行い、AWSリソース自体には触ら ない。 7
  4. 実際のコード例(修正前 / 修正後) 修正前 resource "aws_security_group_rule" "allow_https_security_group_rule" { type =

    "ingress" security_group_id = aws_security_group.main.id ... } 修正後 resource "aws_vpc_security_group_ingress_rule" "allow_https" { security_group_id = aws_security_group.main.id ... } 8
  5. まとめ・教訓 ① plan結果に destroy が出たら必ず立ち止まる 意図しないリソース削除がないか、必ずplan結果を一行ずつ確認する ② リソース名の変更には moved ブロックを使う

    movedブロック = State内のリソース名を変更する → AWSリソースの削除・再作成が発生しない → 今回のユースケースにはこちらが適切だった moved { from = aws_security_group_rule.old_name to = aws_security_group_rule.new_name } 12