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ぶーすか的会議のすすめ

kome-chan
January 06, 2017

 ぶーすか的会議のすすめ

kome-chan

January 06, 2017
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Transcript

  1. そもそも会議ってなぜ退屈なんだろう?  発言が無い  本音で話せない  特定の人だけで話が進む  1人が長く喋る 

    話が噛み合わない  なんのための会議なのか分からない  なんの話をしているか分からなくなる  結論があいまい  話がまとまらない 無駄な時間よさようなら!効果的なミーティングのやり方がスゴい - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2142129214713254901 3
  2.  コーチングとは? 10 ファシリテーション コーチング 期待する効果 メンバー同士の“相互作用” から得られる気づき “内省”から得られる 本人の気づき

    ねらい チームの自律的問題解決 個人の自律的問題解決 対象 グループまたはチーム 個人 対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術 それってコーチングじゃないの? ファシリテーションは、個人でなくチームがターゲットじゃないの?
  3. cc ファシリテーションスキルの基本動作 ① 今回はなにをどこまで決めますか? ② どうやって決めていきますか? ③ そもそも~か?もしかして~か? ④ なにか意見ありますか?

    ⑤ ~で決まりですね。 12 この問いに応えられるようになろう! そのための方法をお話します。 ファシリテーターの言葉で言い換えると...
  4. こめちゃん流の答え方  チームミーティングでは臆せず発言する  身近なMTGが一番ハードル低い。ここで練習しよう  同じ意見でも自分の言葉に変えて発言する  同じだと思っていても、その人のニュアンスが含まれる 

    同じだと表明することも自己表現として大事  わからないことも正直に言う  わからないことは恥ではない  知ったかして後からバレるほうが恥になる 13
  5.  幹を立てて枝を伸ばす a. 枝の描き方 b. 枝の伸ばし方 c. 枝を伸ばす訓練  “考えるを広げる”ことは、SEの必須スキル

     企画 :業務要件、ユーザ要望  設計 :設計パターン  テスト:テストケース  移行 :移行手順、トラブルを想定する 14 本日のメイン ④考えを広げる
  6. a.枝の描き方(マインドマップ) 主題を中心に描き、そこから放射状に情報をつなげ図を描く  情報同士を自然につなげ、まとめられる  足りない情報も見つかりやすくなる  脳の仕組みと似ているため、アイデアが膨らみやすい  言葉のみを書くより、情報が6倍も記憶に残りやすくなる

    15 マインドマップで「やりたいこと」を芋づる式に洗い出そう! http://www.ashi-tano.jp/?p=3661 脳と想像力に刺激をくれる「マインドマップ」の基本をおさらい http://www.lifehacker.jp/2013/09/130925howtomindmap.html
  7. 四則演算の発想フレームワーク 1. 割り算する(÷) 1. 問題を分解し、整理 2. 足し算する(+) 1. 増やすモノ、手段を考える 3.

    引き算する(-) 1. 減らすモノ、手段を考える 4. 掛け算する(✕) 1. 異質なコラボを発想する 17 四則演算の発想フレームワーク:「足し算」「引き算」「掛け算」「割り算」を使ったアイデア発想法って? - ITmedia エンタープライズ http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0906/29/news053.html
  8. 駄作、似たおち  だ:代用できないか、代わりはないか  さ:逆さまにしたら、入れ替えたら  く:組み合わせたら、一緒にできないか  に:似たものはないか 

    た:他の用途、使いみちはないか  お:大きくしたら、修正したら  ち:小さくしたら、単純にしたら 19 類似もの ・オズボーンのチェックリスト ・ SCAMPER ・ ECRS 業務改善の4原則:ECRSの原則 - ビジネスブログ|五葉コンサルティング http://www.goyo-c.com/business_blog/2009/10/4ecrs.html アイデア創発の素振り:SCAMPER法――「10分以内にアイデア3つ出さなきゃ」をかなえる方法 http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0804/15/news007.html
  9. c c.枝を伸ばす訓練  枝を伸ばすことを習慣化する  ≒ 連想する ≒ 深掘りする ≒

    仮説検証  アンテナを貼ってインプット  とにかくアウトプット(メモ書き、GTD)  ぶーすかを訓練場として活用しよう!  昼会、夜会、読書会で発言  サイボウズでのやりとり  ポジティブフィードバック  良質なメンバーが壁打ち相手 20 ゼロ秒思考を2年間実践した結果をレポートしてみる - Outward Matrix http://www.outward-matrix.com/entry/2016/03/19/093000
  10. c ①論点を定める  テーマを掴む  イシューを抑える  ゴールを決める 22 ポジティブな疑問文の形にする

    主語を明確にする 語尾のニュアンスを大切にする 視点を変えてみる(高低前後)
  11. ③真意を掴む  隠れた前提を明確にする  勇気を持って割って入る  イシューを押さえ続ける  こちらが開けば相手も開く 24

    暗黙の前提は思っているよりも多い 質問の順番 「どんな経験があるか」(事実・経験) 「どう感じたか」(知覚・感情) 「どのように考えたか」(思考・考察) 「なにが大切か」(価値・信条) 「これから何をするか」(決定・行動)
  12. こめちゃん流質問の仕方  名前を先に言ってから、質問する  鈴木さん、~との意見もありますが、~はどうですか? ※名前の後は出来るだけ時間稼ぎで長い質問文にする。  答えにくい質問は、自ら回答例を並べながら質問する  嫌だなとか、面倒だなとか思うと思うのですがどうですか?

    ※答えにくい事を先に出すことで答えやすくなる。  黙って考えている人には前振りして最後に回す  佐藤さんには後で答えてもらいたいので考えておいて下さいね。 ※と言いつつ答えがなさそうなら当てないことも。 25 TV司会者もこんな感じで 意見を求めてます。 とくダネ!とか、朝ナマとか
  13. ファシリテーション・グラフィック  ≒ホワイトボード活用術  空中戦から地上戦へ  話し合いの共通の記録  議論のポイントの提示と集中 

    発言を発言者から切り離す  発言を定着させて安心感を与える  遠慮なく聞き直して理解を深める 27
  14. こめちゃん流ホワイトボードの書き方 29 議題の内容 ページ(1/総ページ) ゴール ▪プロセスと時間配分 1.振返り (HH:MM) 2.意見出し (HH:MM)

    3.まとめ (HH:MM) 4.次回予定 (HH:MM) 参加者: 開始時間~終了時間 場所 プロセス領域 ヘッダ領域 c コンテンツ領域 クローズ領域 ▪宿題 ▪次回予定 1.日時 2.場所 3.参加者
  15. こめちゃん流ホワイトボードの書き方 30 議題の内容 ページ(1/総ページ) ゴール ▪プロセスと時間配分 1.振返り (HH:MM) 2.意見出し (HH:MM)

    3.まとめ (HH:MM) 4.次回予定 (HH:MM) 参加者: 開始時間~終了時間 場所 プロセス領域 ヘッダ領域 c コンテンツ領域 クローズ領域 ▪宿題 ▪次回予定 1.日時 2.場所 3.参加者 始まる前に書いておく 参加者は来てから追記、最後に削除 終了時間は終わってから書く
  16. こめちゃん流ホワイトボードの書き方 31 議題の内容 ページ(1/総ページ) ゴール ▪プロセスと時間配分 1.振返り (HH:MM) 2.意見出し (HH:MM)

    3.まとめ (HH:MM) 4.次回予定 (HH:MM) 参加者: 開始時間~終了時間 場所 プロセス領域 ヘッダ領域 c コンテンツ領域 クローズ領域 ▪宿題 ▪次回予定 1.日時 2.場所 3.参加者 始まる前に書いておく 終わったら”総ページ”を追記 時間を振っておくと進行表として 使える。 次ページになっても消さない。 ページ送りでも残す。
  17. こめちゃん流ホワイトボードの書き方 32 議題の内容 ページ(1/総ページ) ゴール ▪プロセスと時間配分 1.振返り (HH:MM) 2.意見出し (HH:MM)

    3.まとめ (HH:MM) 4.次回予定 (HH:MM) 参加者: 開始時間~終了時間 場所 プロセス領域 ヘッダ領域 c コンテンツ領域 クローズ領域 ▪宿題 ▪次回予定 1.日時 2.場所 3.参加者 プロセスを踏まえて コンテンツ領域の分割方法を 考えておく
  18. こめちゃん流ホワイトボードの書き方 33 議題の内容 ページ(1/総ページ) ゴール ▪プロセスと時間配分 1.振返り (HH:MM) 2.意見出し (HH:MM)

    3.まとめ (HH:MM) 4.次回予定 (HH:MM) 参加者: 開始時間~終了時間 場所 プロセス領域 ヘッダ領域 c コンテンツ領域 クローズ領域 ▪宿題 ▪次回予定 1.日時 2.場所 3.参加者 最後に「まとめ」として書く 時間切れでバタバタするので プロセス定義で最初に時間確保を 宣言しておくこと ホワイトボードのキャプチャで テキスト議事録は不要
  19.  3点のみ話す 1. 昨日やったこと 2. 今日やること 3. 問題点 ルール)詳細など続きは個別にやってね。 34

    朝会ガイド http://objectclub.jp/download/files/pf/MorningMeetingGuide.pdf 超おすすめ! 振返りのガイドもあるよ。 「プロジェクトファシリテーション」 でググれ。 朝会ガイド
  20. 35 1/6(金)朝会 1/1 ▪プロセスと時間配分 1.報告 (9:30) 2.連絡事項 (9:40) 参加者:伊藤、加藤、佐藤、武藤 9:15~9:45

    場所:21F mtg ▪宿題 なし ▪次回予定 1.1/7(月) 2.場所:同じ 3.参加者:伊藤休み 昨日やったこと 今日やること 問題点 伊藤 加藤 佐藤 武藤 ①報告 ②連絡事項 加藤、佐藤:研修受講 1/12,13 伊藤 :1/7 休み 部会開催予定:1/11 AシステムI/F 単テ完了 BシステムI/F単テ着手 なし 遅れなし 照会B画面設計完了 登録B画面設計着手 進捗遅れ対策 2日おくれ 登録A画面設計完了 照会A画面実装着手 なし 1日おくれ 顧客打合せ レビュー指摘修正 要望技術調査 設計レビュー (伊藤さんあとで) 順番に報告する だけでいい こめちゃん流ホワイトボードの書き方