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20231117@長野県東御市「地域✖️福祉✖️交通で作る新しい移動のしくみ」」
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noriaki_koshiba
November 15, 2023
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20231117@長野県東御市「地域✖️福祉✖️交通で作る新しい移動のしくみ」」
SMARTふくしラボの取り組み
外出自主トレーニングプリグラム「Goトレ」の紹介など
noriaki_koshiba
November 15, 2023
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Transcript
20231117@東御市における共創による地域交通人材アカデミー 一般社団法人SMARTふくしラボ 研究員/プロジェクトマネージャー 社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 総務課長補佐 経営戦略 小柴徳明 地域×福祉×交通で作る 新しい移動のしくみ
2 【仕 事】 ◦社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 総務課長補佐 経営戦略係 〇一般社団法人SMARTふくしラボ 研究員/プロジェクトマネージャー ◦国立研究開発法人情報通信研究機構 ソーシャルICTシステム研究室
協力研究員 〇一般財団法人CSOネットワーク リサーチフェロー 【志 事】 ◦NPO法人明日育(あすいく) ◦LINEWORKSアンバサダー 〇CI-labo(community indicators labo)
3 ICTや新しい技術革新を活かした地域福祉の推進へ shakyo3.0 スマート社協3.0構想 【ビジネスチャット】 コミュニケーションツールで働く人がより働きやすくする。 【地域福祉分野におけるICT利活用実証実験】 支援する人が支援しやすい環境づくり ICTリテラシーが低い、後期高齢者を支える 官民協働のプラットフォーム
※国立研究開発法人情報通信研究機構、株式会 社日新システムズ、黒部市社協の三者協定 【LINE botによる相談窓口】 相談のハードルを下げ、早くからの リーチをつなげるしくみ将来的な 情報発信のキーとなるしくみ 【ふくしDX】 業務効率改善を行い福祉 現場での人材不足を解消 民間企業との共同研究PJ 【5goals for 黒部】 市民に分かりやすく伝え、みんな の目指すべきgoalを示す。 【個人活動の可視化】 社会にどう貢献したか、自分自身の活動 ログが見えるようにする。 【ふくしDXの推進基盤】 社団法人を立ち上げふくし全体のデジタ ル化、DX推進を図る組織の立ち上げ。 【SW-MaaSの開発】 トヨタモビリティ基金と福祉版移動シェア サービスの研究開発 一般社団法人 SMARTふくしラボの設立 福祉版移動シェアサービス SW-MaaS Social welfare Mobility as a service
SMARTふくしラボについて
福祉分野のDXを加速させるための組織 mission 3年間で福祉分野のデジタル化とDXを急加速させるための エンジンになる。 vision 福祉の現場でICT利活用やDXが進み、より本来の仕事に注力できるようになり、 働きやすさと共にやりがいが生まれる。 黒部市社会福祉協議会から派生し、2022年4月に設立した団体として、広域的な活動と調査研究機能の強化と独立を目指している。
【福祉分野を「smartふくし」に押し上げるエンジンに】 3年間で一気に、福祉分野をsmart化する。 ※smart(スマート):賢い デジタルやDXを理解し、上手く活かすことのできる状態 福祉団体・組織・法人 Smartふくし 【フェーズ①】 ネットワーク化 課題の棚卸し、整理と集約 【フェーズ②】
デジタル化 紙からデジタルへの置き換え 【フェーズ③】 DX (デジタルトランスフォーメーション) 業務改革 【フェーズ④】 全体最適化 持続可能な地域・体制整備 Smartふくし Engine 機能強化 【シンクタンク】 データ活用 データの見える化・EBPM 機能強化 【シビックテック】 人材育成・場 活動の担い手、場づくり 【市民参加】 住民主体のまちづくり じぶんのまちを自分たちで良くしていく
【SMARTふくしラボのポジション】 簡単に言うと、 福祉団体と民間企業・研究機関の間にはコーディネートがいる 福祉団体・組織・法人 SMARTふくしラボ 民間企業・研究機関 困りごとの整理 課題発見 組織内の合意形成 業務改善
DX支援 福祉ニーズへのマッチング 商品開発 実証実験 販路拡大 ICT※ リテラシー推進 ※福祉寄りに伴走支援していくことが強み 最終目標:smartにつながる状態 ※smart(スマート):賢い デジタルやDXを理解し、上手く活かすことのできる状態 ※ リテラシー:「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に 理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」
SMART ふくしラボ 学び合う場 learning 実験する場 experiment 研究する場 laboratory ビックデータ 蓄積/利活用
福祉分野の デジタル化・DX 研究 民間企業との 共同研究 地域での 実証実験 フォーラム 開催 リテラシー 向上 ビジネスモデル 事業化 プログラム 開発 セミナー 勉強会 ローカライズ 他地域への 展開 福祉団体支援 【3つの場づくり】Core competenceからの事業展開
ふくしDXconsulting
ふくしモビリティPJ 送迎のデジタル化 福祉Mover導入支援 新しい福祉サービス 総合事業メニュー開発 大規模法人コンサル ティング事業の開発 シェアリングPJ 食料支援ネットワーク WAWAWAネット
組織化・法人化 事務局運営 福祉送迎網の活用 SW-MaaS デジふくネットPJ ネットワーク構築 デジタルふくし推進 ネットワーク DX推進PJ 相談支援 デジタル化、DX相談 DX推進・研修 フォーラム、セミナー コンサルタント シンクタンクPJ 調査・研究 データ活用 見える化 福祉分野のデジタル化・DX シェアリング モビリティ 事業構築 支援・コンサル シンクタンク SMARTふくしラボ 全体事業 情報連携 社協連携事業 TMF助成事業 ラボ単独事業 コンサル 調査・研究
【連携・共同研究パートナー】 社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会
福祉の現場 12
【社会背景と現状】 〇福祉人材の不足 全業界の人手不足、福祉(介護分野)に至っては増え続けるニーズに対して、キャパシティは大幅 に足りていない。 〇福祉の連携強化 国も社会福祉連携推進法人制度や小規模法人ネットワーク化事業などを展開し、法人連携の強 化や事業統合、一元化などを進めている。 〇データの活用 EBPMを重視した政策立案が必須。介護分野においても「ライフ」による支援データの蓄積をス タートしている。
簡単に言うと、人もいない、お金もない、余裕もない
人不足は本当か? 14
パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計 2030」
パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計 2030」
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パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計 2030」
厚生労働省(2022)「令和4年度版 厚生労働白書」,7 https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/21/dl/1-01.pdf 雇用政策研究会(2019)「雇用政策研究会報告書 付属資料」,72-74
10年後は? 労働者調査「介護労働者の就業実態と就業意識調査 結果報告書」 介護労働安定センター(2021)
不足する前提での対策 パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計 2030」
不足する前提での対策 パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計 2030」
23 介護分野は全職種と比べて人材不足 介護・福祉業界の概況 【介護需要の予測】 【有効求人倍率】 2030年まで需要増が続く 出典:日本医師会 地域医療情報システムhttp://jmap.jp/ 、厚生労働省 ▪全国平均
▪黒部市 2030年予測 2035年予測 2040年予測 2045年予測 2025年予測 2020年予測 2015年国勢調査
福祉サービスの提供を受けるには? 3択 施設に行く デイサービス 自宅に行く 訪問介護/看護 入所する 入居型施設 国は、在宅へ ニーズは、入所へ
単独経営(小規模模法人)では、 不採算、人材不足が起こりやすい。 複数経営(大規模模法人)では、 不採算部門からの撤退。人材確保も重なり、入 居施設に力をシフトしている 福祉人材の不足・経営難
根本的な問い① なぜ、福祉分野の人材不足が起こっているのか? 施設に行く デイサービス 自宅に行く 訪問介護/看護 入所する 入居型施設 職場環境こそが人材不足の切り札 福祉人材の不足
深刻度 有効求人倍率 14.92倍 2020年度ヘルパー 働きやすい職場・やりがいのある仕事 人材の定着・スキルアップ サービスの質の向上 福祉サービスの持続可能な供給を行うためには、 働きやすい職場づくりを軸に考えていく必要がある。 全分野の有効求人倍率 1.31倍 2023年5月 有効求人倍率 3.90倍 2020年度施設介護員
根本的な問い② なぜ、福祉分野の人材不足が起こっているのか? 施設に行く デイサービス 自宅に行く 訪問介護/看護 入所する 入居型施設 国の方針 施設から在宅へ
規制緩和 小規模多機能型施設 小さな拠点には、それぞれ「人、モノ、金」を 揃え、管理する体制が必要になる。 サービス付き高齢者 住宅 集約すれば、一緒にできることもある。 エリア単位での連携や集約、最適化が必要である。 専門職の力が福祉サービスの提供以外で割 かれている可能性
27 目指すところ デジタル化とDXを推進して、持続可能な福祉へ
具体的な取り組み➀ 福祉の連携で課題解決
29 全横断的にかかわる 移動課題 もし移動ということを考える必要が無くなったら・・・
30 移 動 mobility
31 連携、協力、協働と人は言うけれど いろんなhappyがある、それぞれのhappyがある
具体的な取り組み➀ 福祉の連携で課題解決 これ、詳しくは次回の講座でお話があります。
「地域の移動手段を総動員+最適化し、ふくしで人々を繋ぐ共創モデル」 CROSS MOBILITY PROJECT 福祉×交通×共創×連携 33 20230405_SFL
【年間維持費】 年間1台あたり 合計332,000円 【内訳】 ・燃料費 152 , 000円 ・保険代 50,000円
・車検代 53,000円 ・ 自 動車 税 1 1 ,0 00 円 ・修理費 53,000円 ・消耗品 13,000円 【市内全車両に係る年間総額】 (年間維持費+人件費+車両購入代)×210台 ①専従運転手あり 220,500,000円 ②専従運転手なし 149,520,000円 移動リソースの試算とシュミレーション 「集約して一元化すればビジネスになる」 市内の福祉関係施設等が持つ移動リソースを調べ、 集約することで、効率化もしくは車両管理業務 自体をアウトソーシングできるかどうかの調査 + Step1: 4月~7月 黒部市内福祉事業所へ車両状況調査を実施 市内全94事業所 車両見込み台数 全210台 【人件費】 年間1台あたり ①専従運転手あり ②専従運転手なし 合計468,000円 / 合計130,000円 a. 運転手以外で送迎に携わている職員 一人あたりの業務時間 116.6時間/年 1台あたりに係る人件費 116,000円/年 b. 車両1台あたりの事務業務時間 一人あたりの業務時間 14.5時間/年 1台あたりに係る人件費 14,000円/年 c. 専従運転手人件費 235,000円/年 運転従事者その他経費 103,000円/年 【車両購入費】 ハイエース中古車の 相場平均250万 10年使用 年間1台あたり 250,000円 + × 黒部市内福祉事業所における車両管理・車両運行に関する調査 Step2: 実証実験協力事業所(3法人)の車両保険一括管理における金額の試算や新サービス開発についての研究(品川グループと連携) ※送迎業務、車両管理、車両運 行に係る経費に対しての負担感 「非常にそう思う」、「そう思う」 と回答した事業所 約5割 移動にかかる 業務一元化 ※SW-MaaS実証実験に向けての事前アンケート調査結果を基に試算 34
それぞれの地域(市町村)が移動で抱える課題は、ほぼ同じ。 点ではなく面で取り組むことで、課題解決のスピードとインパクトを高める 黒部市エリア 資金面(実証実験)・ノウハウ プロジェクトサポート・連携サポート CROSS MOBILITY PROJECT 魚津市エリア 滑川市エリア
それぞれのエリアの特性を生かしたしくみづくりノウハウや結果の共有、エビデンスの蓄積 様々な実証実験と実装化に向けての研究 協力・事業所のチャレンジ 本プロジェクトの理念 35 新川介護保険組合エリア 朝日町エリア 入善町エリア 富山市内事業所 ◦◦市(調整中) 協力・事業所のチャレンジ 協力・事業所のチャレンジ 医療・介護事業の送 迎一元管理と外部委 託のしくみづくり 地域の移動支援と福 祉車両の活用 福祉現場の効率化・負担軽減(実態調査・送迎のデジタル化チャレンジ) 新しい福祉サービスの開発(黒部市と市社協と介護保険組合)
トヨタモビリティ基金とSMARTふくしラボの支援体制 CROSS MOBILITY PROJECT 36 実証実験 参画したエリア 実証実験での検証結果共有 事業化(実装)への検討 エリア連携への参画
支援体制 福祉Moverの提供と導入支援(費用面含む) 実証実験のサポート(企画・マンパワー) 参画エリアの連携の場づくり その他実証実験に係る経費(直接支出) 大学、研究機関 データ分析・検証 実証実験でのデータ分析 事業化への設計 効果検証 ソーシャル アクション機構 福祉Moverの提供
プロジェクトの柱となる 2つのプログラムを各エリアで取り組む (2023年度) ふくしDX(送迎のデジタル化・共同化等)でデイサー ビス業務の約3割と言われる送迎の負担を軽減し、 業務効率を上げ、働きやすい職場、人材の確保に貢 献する。 福祉現場の効率化・負担軽減 効果的な介護予防総合事業のメニュー開発で、 「移動困難となる人≒要支援1.2、要介護1」の
対象者へ移動手段となるサービスを提供する。 新しい福祉サービスの開発 37 福祉Mover(アプリケーション) を活用した 送迎のデジタル化 20事業所の導入実証実験(予定) 一般社団法人ソーシャルアクション機構HP https://socialaction.net/ ←こちらから福祉Moverの紹介動画がご覧いただけます。
支援する人を支援する 38 キーワード①
39 神シフト!
チャレンジできる環境 40 キーワード②
今のIT環境 職場 < 家庭 昔のIT環境 職場 > 家庭
42 SMARTふくしラボが目指す状態 介護需要のピークである2030年までに福祉分野の 人材不足を解消する。 送迎にかかる時間と経費が抑えられ、 福祉人材が現場での仕事に、より多くの時間をかけることができる。 働きやすい職場・ 人員増だけではなく、効率化による労働力確保 福祉Mover(アプリケーション) を活用した
送迎のデジタル化
福祉Moverとは… 利用者宅の地図のコピー ホワイトボード送迎表 送迎業務をデジタル化し、送迎担当者、車両担当者、施設管理者、利用者のストレスを 軽減するアプリサービスです。 送迎担当者スケジュール 簡単作成機能 送迎ナビシステム 土地勘がなく、 道順把握が大変…
手作業が多くて 工数がかかる… 車両の稼働状況が 分からない… ナビに従うだけで 楽に目的地へ! 工数大幅削減で 業務効率化! 車両の稼働状況を リアルタイム管理! 従来のアナログ管理 福祉Moverによるデジタル管理 43
送迎業務をすべて委託(タクシー等交通事業者) 送迎業務の一部を委託(タクシー等交通事業者) 「福祉Mover」を導入した事業所の送迎網をデジタル連結 事業所間で共同運行 事業所間で一部を共同運行 二つの方向性を検討 送迎委託モデル 事業所間連携モデル 事業所間で共同運行 同一法人間の送迎マージ
デイサービス事業 デイリハ事業 「福祉Mover」を導入した事業所の送迎業務のデジタル化 送迎業務の負担軽減・効率化(送迎業務・運行記録) 送迎担当者の負担軽減・効率化(シフト管理・運行管理) 二つの効果 法人内マージモデル デジタル化による業務効率化モデル 福祉現場の効率化・負担軽減のモデル (デジタル連携基盤を活かした、その先の展開) 44
45 送迎委託モデル(案) 送迎網をデジタル化することで、 一部委託による負担削減と利用者増 新規利用者 介護度の低い利用者 事業所の送迎網 既存の送迎ルートで新規利用者 を受け入れることができる。 タクシーへ委託(可能性)で新規利用者の増
介護度が高い=事業所送迎 介護度が低い=タクシー委託で共同運行 デジタル送迎 マッチング・調整 事業所A B C 事業所A/B/C
福祉施設が福祉送迎網のハブになる プラットフォーム(駅) 人・モノ・〇〇を運ぶ ふくしモビリティネットの構築 「SW-Mobility_NET」 コース最適化・マッチング 送迎業務デジタル化 【キーワード】 福祉施設がコミュニティの要 福祉施設を中心としたコミュニティづくり
社会福祉法人の地域貢献(義務) 地域リソースの活用 省エネルギー シェア、統合、一本化 持続可能なまちづくり 地域最適化 末端配送 福祉的視点での移動支援 ふくしネットワーク構築とデジタル化 「SW-MaaS実証実験」 目指すべきあり方_福祉送迎網の構築 46
具体的な取り組み➁ 福祉を越えた連携と共創・地域資源フル活用
外出=介護予防につながる 新しい福祉サービス:外出自主トレーニングプログラム 「Goトレ」の開発 社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会 48 共創モデル実証プロジェクト事業採択
課 題 感 〇2030年介護需要がピーク 介護予防総合事業への効果的なメニューの不足(市町村裁量) 〇移動手段の縮小 バスの減便、タクシーの減少、福祉送迎の運転手確保 〇移動財源の確保 どのような財源を使うか。助成金では継続性に課題 49
「介護予防=外出」の概念を定着させることで、 高齢者の移動支援と効果的な介護予防プログラムを実現する。 50 地域内の移動資源をフル活用し、組み合わせた新たな移動の しくみを構築することで地域交通の持続可能な体制を実現する。 目指すところ
51 「Goトレ」での 複合的な課題解決 〇魅力的なメニュー企画 ・地区単位での体操教室のメニューのマンネリ化 ・参加を促す魅力的なメニュー ・介護予防効果のあるもの 〇買い物支援や外出支援のプログラム ・個別対応していると財源が足りない 〇免許返納者への対応
・介護予防対象者が免許返納対象者と近い ・公共交通を使ったことがない 〇運営体制の継続(財源・人員) ・持続的に運営していくための財源と体制づくり 市町村・地域での課題 G0 トレ
新しい福祉サービス「Goトレ」とは・・・ 「地域のありとあらゆるもの」と「デジタル」を活用してつくる 地域丸ごとデイサービス化 52
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56 黒部市における幸福度・満足度 「とても幸せ」を10点満点、「とても不幸」を0点とすると、何点くらいになるか、 10点・9点・8点・7点・6点・5点(ふつう)・4点・3点・2点・1点でお答えください No. 設問 回答 1 現在、あなたはどの程度幸せですか。 ( )点
2 現在、あなたの住んでいる地域の暮らしにどの程度満足していますか。 ( )点 3 あなたの町内(集落)の人々は、大体において、どれぐらい幸せだと思いますか。(自分の同居家 族は除いて考えてください。) ( )点 4 今から5年後、あなたはどの程度幸せだと思いますか。 ( )点 「とてもそう思う」=5、「まあそう思う」=4、「そう思う」=3、 「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1 5 自分だけでなく、身近なまわりの人も楽しい気持ちでいると思う ( ) 今の生活環境について 「とてもそう思う」=5、「まあそう思う」=4、「そう思う」=3、 「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1 No. 設問 回答 6 黒部市では、介護・福祉施設のサービスが受けやすい ( ) 7 黒部市では、日常の買い物にまったく不便がない ( ) 8 黒部市では、公共交通機関で、好きな時に好きなところへ移動ができる ( ) 9 黒部市には、楽しい時間を過ごせる娯楽施設がある ( ) 10 黒部市の行政は、地域のことを真剣に考えていると思う ( ) 11 黒部市の公共施設は使い勝手がよく便利である ( ) 12 黒部市の雰囲気は、自分にとって心地よい ( ) 13 黒部市には、まちなか、公園、川沿い等で、心地よく歩ける場所がある ( ) 14 黒部市では、身近に自然を感じることができる ( ) 地域(黒部市)の人間関係 「とてもそう思う」=5、「まあそう思う」=4、「そう思う」=3、 「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1 No. 設問 回答 15 黒部市では、地域活動(自治会・地域行事・防災活動等)への市民参加が盛んである ( ) 16 黒部市には、困ったときに相談できる人が身近にいる ( ) 17 私は、黒部市に対して愛着を持っている ( ) 18 私は、見知らぬ他者であっても信頼する ( ) 19 黒部市には、若者が活躍しやすい雰囲気がある ( ) 自分らしい生き方 「とてもそう思う」=5、「まあそう思う」=4、「そう思う」=3、 「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1 No. 設問 回答 20 自分のことを好ましく感じる ( ) 21 私は、身体的に健康な状態である ( ) 22 私は、精神的に健康な状態である ( ) 23 将来生まれてくる世代のために、良い環境や文化を残したい ( ) 24 暮らしている地域には、新たな事に挑戦・成長するための機会がある ( ) あなたが住んでいる黒部市のことについて、教えてください。 健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、 肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされ た状態(well-being)にあること。(日本WHO協会:訳) well-being 効果測定の軸は、「身体的健康」「精神的健康」「社会的なつながり」 〇身体的健康・・・ウェアラブルによる運動量、ロコモ診断、フレイルチェック ※中長期的には、フレイルIDを活用し、介護度の抑制などを測定 〇精神的健康・・・心情的な変化、第3者の評価 〇社会的つながり・・・移動手段の習得、買い物、外出頻度、会話量 ウェルビーイングで測る
57 対象者について(協議中) Goトレ対象者 モビリティ チェックリスト で対象判定 Goトレ対象者 一部対象者 一般介護予防事業対象者の中で移動 課題があると思われる人は、
「モビリティチェックリスト」 によって判定する。 モビリティチェックリスト (仮) 〇移動手段 ・運転免許の有無 ・家族が移動手段を持っているか ・近くに外出を助けてくれる人がいる ・免許返納を考え始めている 〇移動知識・経験(3年以内) ・公共交通に乗ったことがある ・タクシーを利用したことがある ・一人で公共交通に乗れる 〇地域特性 ・歩いて行ける範囲にバス停がある ・公共交通が少ないエリアである ・冬場の移動が難しいエリアである
58 Goトレ ◦◦◦◦ (介護予防拠点・事業主体) Goトレプログラムの財源構成 後期高齢者等 移動困難者の移動支援財源 バス・タクシー 公共交通 市単独財源
単発的な助成金 公共交通の充実 移動経費の補助 ≒ 介護予防総合事業対象者 後期高齢者等 移動困難者の移動支援財源 介護予防総合事業費 介護保険の介護予防財源 活用可能な制度 効果測定データ フィードバックデータ 介護費・医療費抑制 公共交通の乗車率アップ 利用料収入増 移動支援と介護予防を同時解決 するしくみと財源の循環 【今までのしくみ】 【新しいしくみ】 健康寿命の延伸 運転免許返納者移動支援費 公共交通利用促進費 自己負担
移動手段の確保と送迎のしくみ 共創モビリティ:公共交通・民間交通事業者との連携 公共交通、タクシー会社と連携し、センターからの外出プログラムの運営を担う。 福祉の空き車両の活用と公共交通の活用、タクシーの委託を組み合わせ送迎網を構築 センターや拠点までの通常 送迎今までの通り 外出移動を タクシーへ委託 路線バス・鉄道も 活用し移動
59
移動手段の確保と送迎のしくみ 送迎のデジタル化 Goトレアプリを開発し、送迎網、連絡調整、管理をデジタル化する。 デジタル化することで民間との送迎連携や利用者もスマホ等で確認できる。 センターバス タクシー 管理者 利用者 スマホ・タブレット・PCがあれば、 どこからでもGoトレの様子(運行状況、利用者情報)を見ること、が出来る。
60 公共交通
61 ウェアラブルで安全管理 (SOS発信、位置情報、アラート) 運動データを取得 (歩数、パルス、カロリー)
GoトレMoverアプリ 利用者管理・運行管理 送迎シフト・運行記録 Goトレアプリケーションと効果検証研究 Goトレウェアラブル 利用者プログラム管理 データフィードバック フィールドで自主トレ ウェアラブルでの位置情報管理 アナウンス通知・緊急時連絡
実績請求 実績報告 個人データのフィードバック Goトレリーダー 会員登録 効果検証研究 EBPM フレイルIDの活用 【役割分担】 GoトレMoverアプリ:SAO Goトレウェアラブル:富士フィルムDS 効果検証研究:カナデル株式会社 全体開発:SMARTふくしラボ G0 トレ 利用者管理・運行管理・効果測定を一体化したアプリの開発 62
次なる課題に先手を打つ 63 キーワード③
64 データは石油ではなく、新たな「土壌」だ。デジタル社会をつくる 上で様々なサービスを生み出し、育てるための基盤となる。 「Data is the new soil.」
介護保険サービス利用料(要介護5の場合) 1人当たり年間4,344,000円 (うち所得に応じて1~3割自己負担) 年間における使用財源の比較(試算) ※月に2回Goトレに参加想定 外出自主トレプログラムに係る経費 会員20名分 年間2,196,000円 (会員費含む) 要介護5(介護保険)にかかる経費0.5人分で外出自主トレに参加する20名にかかる経費を賄うことができる。
65
検証が必要なこと 〇効果検証→外出がもたらす効果 ・東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)とフレイルIDの活用などについて協力と連携 ・自主トレのデータ取得と効果のあるフィードバックについての研究とアプリ開発 ・利用促進についての研究 〇体制→事業主体、運営体制の構築 ・様々な地域の移動資源(福祉、バス、鉄道、タクシーなど)を組み合わせた、共創モビリ ティシステムの構築 ・福祉センターの自主事業や介護保険事業者の新たな事業など、さまざまな方法を検討 〇財源→効果検証を基に事業化
・2023年度は、SMARTふくしラボの自主財源、併せて国土交通省モデル事業の申請を行い事 業を実証実験を実施 ・2024年度からは、総合事業のメニューとして、介護予防財源、公共交通利用促進財源、自 己負担などを組み合わせてマネタイズできるモデルを構築 66
実現したい未来 〇あらゆる交通手段を活用できる市民 ・自主トレすることで、免許返納した際にも使いこなすこと ができ、自分で自由に移動できる。 〇デイサービスに公共交通を活用 ・介護度が低い利用者は、公共交通も活用し移動する。 〇健康寿命の延伸 ・在宅サービスが充実し、介護サービス依存度が下がる。 67
「介護予防=外出」の概念を定着させることで、 高齢者の移動支援と効果的な介護予防プログラムを実現する。 社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会 68
69 スケジュール(Goトレ運行) 「Goトレ」運行スケジュール(案) 出発は11:30福祉センターを予定 迎えは、14:00行先の現地を予定 月日 曜日 参加想定 参加人数 出発11:30~
行先(場所) 戻り(場所) ※行先の場所から14時発 タクシー(ジャンボ) 備考 9月19日 火 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 少数による実験 ウェアラブル着用 9月21日 木 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 少数による実験 ウェアラブル着用 9月27日 水 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 少数による実験 ウェアラブル着用 9月29日 金 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 少数による実験 ウェアラブル着用 10月10日 火 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 少数による実験 Goトレ管理アプリ実験 10月11日 水 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 少数による実験 Goトレ管理アプリ実験 10月12日 木 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 少数による実験 Goトレ管理アプリ実験 10月13日 金 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 少数による実験 Goトレ管理アプリ実験 10月24日 火 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 少数による実験 管理体制確認 10月25日 水 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 少数による実験 管理体制確認 10月26日 木 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 少数による実験 管理体制確認 10月27日 金 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 少数による実験 最終確認 11月7日 火 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証① 11月8日 水 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証① 11月9日 木 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証① 11月10日 金 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証① 11月14日 火 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証① 11月15日 水 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証① 11月16日 木 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証① 11月17日 金 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証① 12月5日 火 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証② 12月6日 水 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証② 12月7日 木 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証② 12月8日 金 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証② 12月12日 火 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証② 12月13日 水 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証② 12月14日 木 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証② 12月15日 金 12 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 2台 本格実証② 1月16日 火 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 予備実験・追加実験 1月17日 水 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 予備実験・追加実験 1月18日 木 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 予備実験・追加実験 1月19日 金 7 黒部市福祉センター 黒部市福祉センター 1台 予備実験・追加実験 【フェーズ1】 9月~10月(2か月) ウェアラブル実験 運行管理アプリ実験 管理体制実験 【フェーズ2】 11月~12月(2か月) 本格実証 利用者:月/2回×2か月 【フェーズ3】 1月(1か月) 予備実験、追加実験
70 スケジュール(Goトレ運行・シュミレーション)詳細版 【フェーズ1】 9月~10月(2か月) ウェアラブル実験 運行管理アプリ実験 管理体制実験 【フェーズ2】 11月~12月(2か月) 本格実証
利用者:月/2回×2か月 【フェーズ3】 1月(1か月) 予備実験、追加実験 【フェーズ1】の事前準備 9月5日 実証実験参加者へのしおり作成 9月11日 事前アンケート調査の準備、開始 9月11日~15日 職員によるシュミレーション(内部で実施) 桜井交通へ時間、場所等の最終連絡 9月19日、21日、27日、29日 参加者でのGoトレ実証実験(7名) ※場所については、4回とも「道の駅KOKOくろべ」を想定 【フェーズ2】の事前準備 10月 コース検討と確定 11月から12月の2か月間で月2回、計4回のプログラムを実施 アンケート調査、ヒアリング調査 【フェーズ3】 実験後のヒアリング、アンケート調査 ロコモ診断 予備実験、追加実験
71 ロコモ診断 移動能力テスト
72 笑顔チェック 服装チェック ウェアラブルチェック
73 食事 デザート 会話
74 買い物 移動
75 一服 お風呂
76 【速報と考察】 9月4回の実証実験 1回@5名~7名で実施 〇消費行動 1人当たり@食事、デザート、買い物(お土産)=1500円から3000円程度の消費 〇移動 歩行数1500歩から2000歩@2時間 〇会話 1時間程度会話、談笑は女性にとって長い時間ではない。=脳トレ
〇グループ 2名から3名でのグループ行動する場合、比較的にアクティブになる。 〇フィールド 毎回変えるのではなく、複数回来ることでいろんなところに行ってみる、お気に入りのルー ティンが出来る。
Go が生み出す新たなコトと価値 ウェルビーイング 消費 経済活性化 食事 運動 外出 会話 つながり
美容院 洋服 早寝 予定 感動 喜怒哀楽 お土産 まちづくり 友達 仲間 出会い 嫉妬 思い出 助け合い 初体験 記憶 自立
福祉×交通×連携×共創 一般社団法人SMARTふくしラボ 研究員/プロジェクトマネージャー 社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 総務課長補佐 経営戦略 小柴徳明
https://smartfukushilab.org/ SMARTふくしラボ ホームページ 福祉Moverの紹介 ほっとぐんま630・おはよう日本 黒部市社協の取り組み KNB・金曜ジャーナル(前編) 黒部市社協の取り組み KNB・金曜ジャーナル(後編) https://socialaction.net/mover/20201105nhk/
https://youtu.be/xUUPRSOxLqs https://youtu.be/Qlkbn8vRdaA 【参考】実証実験紹介動画他 79