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20250726@鳥取県民カレッジ講座

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noriaki_koshiba

July 23, 2025
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  1. 4 【仕 事】 〇一般社団法人SMARTふくしラボ 研究員/プロジェクトマネージャー ◦社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 協力研究員 〇一般社団法人コミュニティドライブ 代表理事 〇一般財団法人CSOネットワーク

    リサーチフェロー 【志 事】 ◦NPO法人明日育(あすいく) 〇一般社団法人グリーンダウンプロジェクト ◦LINEWORKSアンバサダー 〇CI-labo(community indicators labo)
  2. 5 ICTや新しい技術革新を活かした地域福祉の推進へ shakyo3.0 スマート社協3.0構想 【ビジネスチャット】 コミュニケーションツールで働く人がより働きやすくする。 【地域福祉分野におけるICT利活用実証実験】 支援する人が支援しやすい環境づくり ICTリテラシーが低い、後期高齢者を支える 官民協働のプラットフォーム

    ※国立研究開発法人情報通信研究機構、株式会 社日新システムズ、黒部市社協の三者協定 【LINE botによる相談窓口】 相談のハードルを下げ、早くからの リーチをつなげるしくみ将来的な 情報発信のキーとなるしくみ 【ふくしDX】 業務効率改善を行い福祉 現場での人材不足を解消 民間企業との共同研究PJ 【5goals for 黒部】 市民に分かりやすく伝え、みんな の目指すべきgoalを示す。 【個人活動の可視化】 社会にどう貢献したか、自分自身の活動 ログが見えるようにする。 【ふくしDXの推進基盤】 社団法人を立ち上げふくし全体のデジタ ル化、DX推進を図る組織の立ち上げ。 【SW-MaaSの開発】 トヨタモビリティ基金と福祉版移動シェア サービスの研究開発 一般社団法人 SMARTふくしラボの設立 福祉版移動シェアサービス SW-MaaS Social welfare Mobility as a service
  3. 3,471 1,497 5,577 2,471 2,991 1,122 2,779 1,110 6,415 2,490

    5,024 2,122 2,352 826 3,284 1,236 2,001 730 952 364444 307364 187168 83 596 258 882 377 2,052 755 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 人口 世帯数 生地 石田 田家 村椿 大布施 三日市 前沢 荻生 若栗 東布施 宇奈月 内山 音沢 愛本 下立 浦山 黒部市の人口・世帯数 人口:39,352人 R6.8.末現在
  4. 自分の困りごと 地域課題を整理してみる。 (例えば) 自分 (1人) 世帯、家族 (平均2.46人) 町内 (128町内) 地区

    (16小学校区) 黒部市 (41,000人) 家族の困りごと 町内の課題 地区の課題 黒部市の課題 ・生きがい ・仕事 ・生活の不安 ・年金 ・引きこもり ・生活の不安 ・病気 ・子育て ・担い手不足 ・高齢化 ・世代間連携 ・まつりの維持 ・担い手不足 ・高齢化 ・世代間連携 ・人口減 ・人口減 ・高齢化 ・学校の統廃合 ・税収減 ※起きている、起こる現象と課題、問題が入り乱れている。からよく分からない。。。
  5. 福祉サービスの提供を受けるには? 3択 施設に行く デイサービス 自宅に行く 訪問介護/看護 入所する 入居型施設 国は、在宅へ ニーズは、入所へ

    単独経営(小規模模法人)では、 不採算、人材不足が起こりやすい。 複数経営(大規模模法人)では、 不採算部門からの撤退。人材確保も重なり、入 居施設に力をシフトしている 福祉人材の不足・経営難
  6. 根本的な問い① なぜ、福祉分野の人材不足が起こっているのか? 施設に行く デイサービス 自宅に行く 訪問介護/看護 入所する 入居型施設 職場環境こそが人材不足の切り札 福祉人材の不足

    深刻度 有効求人倍率 14.14倍 2023年度ヘルパー 働きやすい職場・やりがいのある仕事 人材の定着・スキルアップ サービスの質の向上 福祉サービスの持続可能な供給を行うためには、 働きやすい職場づくりを軸に考えていく必要がある。 全分野の有効求人倍率 1.31倍 2023年5月 有効求人倍率 3.24倍 2023年度施設介護員
  7. 根本的な問い なぜ、福祉分野の人材不足が起こっているのか? 施設に行く デイサービス 自宅に行く 訪問介護/看護 入所する 入居型施設 国の方針 施設から在宅へ

    規制緩和 小規模多機能型施設 小さな拠点には、それぞれ「人、モノ、金」を 揃え、管理する体制が必要になる。 サービス付き高齢者 住宅 集約すれば、一緒にできることもある。 エリア単位での連携や集約、最適化が必要である。 専門職の力が福祉サービスの提供以外で割 かれている可能性
  8. 【福祉分野を「smartふくし」に押し上げるエンジンに】 3年間で一気に、福祉分野をsmart化する。 ※smart(スマート):賢い デジタルやDXを理解し、上手く活かすことのできる状態 福祉団体・組織・法人 Smartふくし 【フェーズ①】 ネットワーク化 課題の棚卸し、整理と集約 【フェーズ②】

    デジタル化 紙からデジタルへの置き換え 【フェーズ③】 DX (デジタルトランスフォーメーション) 業務改革 【フェーズ④】 全体最適化 持続可能な地域・体制整備 Smartふくし Engine 機能強化 【シンクタンク】 データ活用 データの見える化・EBPM 機能強化 【シビックテック】 人材育成・場 活動の担い手、場づくり 【市民参加】 住民主体のまちづくり じぶんのまちを自分たちで良くしていく
  9. 【SMARTふくしラボのポジション】 簡単に言うと、 福祉団体と民間企業・研究機関の間にはコーディネートがいる 福祉団体・組織・法人 SMARTふくしラボ 民間企業・研究機関 困りごとの整理 課題発見 組織内の合意形成 業務改善

    DX支援 福祉ニーズへのマッチング 商品開発 実証実験 販路拡大 ICT※ リテラシー推進 ※福祉寄りに伴走支援していくことが強み 最終目標:smartにつながる状態 ※smart(スマート):賢い デジタルやDXを理解し、上手く活かすことのできる状態 ※ リテラシー:「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に 理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」
  10. SMART ふくしラボ 学び合う場 learning 実験する場 experiment 研究する場 laboratory ビックデータ 蓄積/利活用

    福祉分野の デジタル化・DX 研究 民間企業との 共同研究 地域での 実証実験 フォーラム 開催 リテラシー 向上 ビジネスモデル 事業化 プログラム 開発 セミナー 勉強会 ローカライズ 他地域への 展開 福祉団体支援 【3つの場づくり】Core competenceからの事業展開
  11. ふくしモビリティPJ モビリティ人材育成 コミュニティ・ドライブプロジェクト 新しい福祉サービス GOトレの事業展開 大規模法人コンサル ティング事業の開発 シェアリングPJ 食料支援ネットワーク WAWAWAネット

    組織化・法人化 事務局運営 福祉送迎網の活用 共同運行バス事業 ふくしDX人材PJ ネットワーク構築・人材育成 ふくしDXアカデミー DX推進PJ 相談支援 デジタル化、DX相談 DX推進・研修 フォーラム、セミナー コンサルタント シンクタンクPJ 調査・研究 データ活用 見える化 福祉分野のデジタル化・DX シェアリング モビリティ 事業構築 支援・コンサル シンクタンク SMARTふくしラボ 全体事業2025年度 人材育成 社協連携事業 国交省モデル事業 ラボ単独事業 コンサル 調査・研究 エイジテックバレー構想
  12. 地域の移動の課題を可視化 可視 化 調査 課題のまとまり さまざまな課題をある 共通する視点で分けたもの 課題 1つの丸が1つの課題。 課題どうしは

    因果関係でつながっている。 課題のループ 課題どうしがつながって ループになっているもの 集めた地域の移動課題を集約しマップに可視化 2024年度黒部市で実施したプログラムで開発したツール
  13. 77

  14. EBPM VS 勘と経験値 両方持ち備えたら最強説! EBPM 勘・経験 EBPM 勘・経験 総務的には… 現場的には…

    ・財源確保 ・費用対効果 ・政策立案 ・今すぐの助け ・誰一人取り残さない ・現場の忙しさ (社協あるある構造) EBPM passion 【根拠】
  15. 01.活動人口をふやそう ・市民の地域活動への参加度 ・地域への関心度 ・活動のマッチング度 02.話すことから始めよう ・学ぶ機会の充実度 ・集い度 ・ICTの利活用度 03.すべての人々に福祉を ・福祉への理解度

    ・気づく力度 ・身近な支え度 04.U-40代の力を活かそう ・参加の機会の充実度 ・福祉/社会教育の充実度 ・スポット(注目)度 05.パートナーシップで目 標を達成しよう ・連携度 ・助け合い度 90 指標の算出
  16. Social‐welfare indicator 91 ゴール 指標 指標を構成するデータ(仮) 1.活動人口を増やそう 1-①小さな地域で出番を増やす 市民の地域活動への参加度 ①

    地区公民館の利用者数、部屋の稼働率 1-②住民主体の意識を育てる 市民の地域活動への参加度 ② 民生委員児童委員の改選期における充足率 1-③世代間交流事業に取り組む 市民の地域活動への参加度 ③ 市民の地域活動への参加割合 地域への関心度 ④ 黒部市社会福祉協議会HP訪問者数 地域への関心度 ⑤ 広報誌「福祉くろべ」の既読割合 活動のマッチング度 ⑥ ボランティア、地域活動の募集に対する参加人数 活動のマッチング度 ⑦ 地域イベントにおける世代間交流プログラム数 ※黄色は、先行指標として採用するもの
  17. 仮説:「気づけば人は動く」 みんな良くしようと思っている。 【活動】 場、プラットフォーム 【地域】 地域の現状や課題 【しくみ】 市民参加の指標づくり 見える化 WEBサイト「5goals

    for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 共感/意識/行動変容を生み出す 課題や現状の見える化 プラットフォームの見える化 活動の見える化 仮説:「知れば人は動く」 何が出来るのかが分からないだけ。 仮説:「人は主体性を持ちたい」 自分たちでまちをつくる楽しさがある。 目標(指標)の見える化 議論の見える化 推進評価の見える化 データの見える化 データ利活用 (情報をデータに)
  18. 105

  19. 106

  20. 109 アウトプット指標 アウトカム指標 インパクト指標 【5GOALS for 黒部】 お互いさまの社会の実現 達成のためのゴール設定 5GOALS指標

    富山県WB指標 LWC指標 ◦◦◦度(5×3項目) 5GOALS指標 オープンデータ、調査、ヒアリング 富山県WB指標 富山県民調査 LWC指標 客観的指標と主観的指標 指標となるデータ 3本(15×3項目) 活動の量、アクション数 「黒部版ふくし指標」、「富山県ウェルビーイング指標」、「LWC指標」の活用
  21. 地域幸福度 アンケート調査 市民参加の場づくり 5GOALSの普及啓発 黒部版ふくし指標 評価指標づくり 評 価 推 進

    WEBサイトリニューアル 5GOALSを推進評価する体制をつくる 6月 ウェルビーイングWS① 11月 ウェルビーイングWS② 推進評価プロジェクト 推進評価 委員会 黒 部 で の 活 動 黒部の ウェルビーイング指標 活動の見える化 評価の見える化
  22. ①策定委員会 6/22(木) 18:00 多様性のある議論の場 策定委員会 (決める・合意・相談・協力) 社会福祉協議会 プロジェクトチーム ④策定委員会 2/15(木)

    ⓪策定委員 の呼びかけ・ 公募 ②策定委員会 10/26(木) ③策定委員会 12/26(火) 【決定】 内部打ち合わせ(月1回) 「第4次 地域福祉活動計画」 策定までの RM(ロードマップ) 職員全体会議(2月) ヒアリング・アンケート実施(6~9月) 製本 入稿(2月) 委員選出・選任委託(5月) 【まとめ】 【ベース・WS】 【アップデート】 広報掲載(4月号) HP配信 SMARTふくしラボ アンケート 集計・分析(7~9月) 職員全体 会議(11月) 職員全体会議(8月) 職員全体 会議(5月) 県社協 助成金申請(4月末) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 0 月 1 1 月 1 2 月 1 月 2 月 3 月 2 0 2 3 年 2 0 2 4 年 大きく開かれた場 市民参加 (市民・関係団体) ①WS 6/5(月) 18:00 ②WS 11月予定 市との連携調整 追加ヒアリング 実施(11月) 【LWC客観的指標】を 活用した議論する場 プレス 発表 4月 まとめ(1~2月) GO! 委員公募(広報6月号) ①WS 企画・調整 ②WS 企画・調整 WEBサイト更新 START! 打ち合わせ会議(月1回) 【地区・団体・中高生】 参加 デザイン・ダッシュボード の設計(10~11月) 計画まとめ (1~2月) 社会福祉協議会 【LWC主観的指標】を 活用した議論する場 LWC指標のアンケート を1,000人分 他の団体・組織も、この場に(参加)し、自分たちの活動に活かす
  23. 日 程 6/22,10/26,12/26,2/15 (4回) 場 所 黒部市福祉センター 参加者 策定委員 15名

    (地区社会福祉協議会、まちづくり推進員、商工会議所 青年部、老人クラブ、ボランティア部会協議会、地域お こし協力隊、NPO法人(自立支援)、社会福祉法人(保 育、障がい福祉)、小中学校長会、行政、民生委員児童 委員協議会、社会福祉協議会、公募委員) ▪第4次黒部市地域福祉活動計画策定委員会 ▪「ウェルビーイングなまちづくりをみんなで考えよう」WS 日 程 6/5,11/28 (2回) 場 所 コラーレ マルチホール 講 師 南雲 岳彦 氏 (スマートシティ・インスティテュート 専務理事) 参加者 ・第1回 WS 65名 ・第2回 WS 70名
  24. 富山県黒部市(個別調査) 因子 主観 客観 医療・福祉 55.2 52.3 買物・飲食 41.9 45.5

    住宅環境 71.1 66 移動・交通 41.1 47.1 遊び・娯楽 39.2 47.5 子育て 63.2 49.2 初等・中等教育 47.6 47.4 地域行政 59.2 51.6 デジタル生活 54.6 39.1 公共空間 59.3 44.7 都市景観 57.6 35.6 事故・犯罪 54.7 54.6 自然景観 77.2 54.9 自然の恵み 76.9 62.7 環境共生 80 47.1 自然災害 63.4 48.1 地域とのつながり 80 55.8 多様性と寛容性 69.1 50 自己効力感 72 72.7 健康状態 80 26.7 文化・芸術 77.2 45.5 教育機会の豊かさ 58.6 57.6 雇用・所得 54.5 55.6 事業創造 55.9 44.1
  25. 121

  26. くろべネット ウェルビーイングの推進 小地域福祉活動の強化 誰もが安心して暮らせる包括的な見守り支援体制の強化 「誰もが安心して暮らせるやさしい福祉のまちづくり」の実現のために、ご近所や地域単位での普段の 見守り支援を大切にしながら黒部市全域で住民と企業や行政、専門職などが連携することで市民総参 加の地域共生社会の実現に取り組んでいきます。 それぞれの地域特性に対応した地域福祉活動の推進 国、デジタル庁が採用している市民を対象とした地域幸福度調査を行い、その結果を基にみんなで 話し合い、ウェルビーイング(しあわせ)なまちづくりを考えていくとともに、データを分析することで、

    取り組むべき課題を明確にし、効果的な事業を展開することによりウェルビーイングを推進していき ます。 1 全世代の 2 3 4 5 つながることか ら それぞれの小地域(16地区)の地域特性や実情にあった活動を発展または維持していくために一人 ひとりが様々な「出番と役割」を持つ必要があります。各地域が「自分たちの地域を自分たちで良くし ていく」住民主体の活動をつくるため、地域活動へ参加する機会を創出し、活動に関わる人が増える よう取り組んでいきます。 地域幸福度調査等のデータを活用した事業展開 1 全世代の 2 3 4 5 つながることから 課題 解決 課題 解決 課題 1 2 3 4 つながることか ら 全世代の 解決 5 3つの 重点事業
  27. 推進評価委員会 ・評価指標の運用 ・市民参加の場づくり ・計画の普及啓発 社会福祉協議会 戦略室 ①推進評価 委員会 6月 推進評価委員

    の依頼 ②推進評価 委員会 2月 内部打ち合わせ(月1回) 2025年度 「第4次 地域福祉活動計画」 推進評価の RM(ロードマップ) 職員全体 会議(2月) 委員選出・委嘱(6月) アンケート結果の分析 ロードマップの作成 SMARTふくしラボ との連携 アンケート集計・分析協力 (7~9月) 職員全体 会議(4月) 県社協 助成金申請(4月末) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 0 月 1 1 月 1 2 月 1 月 2 月 3 月 2 0 2 5 年 2 0 2 6 年 大きく開かれた場 市民参加 (市民・関係団体) ワークショップ 11月 市との連携調整 ワークショップ 協力 WEBサイト更新 完了 打ち合わせ会議(月1回) 社会福祉協議会 地域幸福度指標を 活用した議論する場 地域幸福度指標のアン ケートを1,000人分 他の団体・組織も、この場に(参加)し、 自分たちの活動に活かす アンケート調査 の実施、集計・分析(7~9月) アンケート調査内容・依頼方法検討 WEBサイト更新案作成 アンケートの実施について WEBサイトの更新企画 ダッシュボードのデータ更新