Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
バケットポリシーの記述を誤りマネコンからS3バケットを操作できなくなりそうになった話
Search
amarelo_n24
September 09, 2025
Education
1
170
バケットポリシーの記述を誤りマネコンからS3バケットを操作できなくなりそうになった話
2025/9/10 JAWS-UG朝会 #73 登壇資料
amarelo_n24
September 09, 2025
Tweet
Share
More Decks by amarelo_n24
See All by amarelo_n24
ひとりAWS BuilderCards 会を開催した話_SecurityExpansion
amarelo_n24
1
47
ひとりAWS BuilderCards 会を開催した話
amarelo_n24
0
14
re:Invent初参加者が感じたre:Invent を楽しむために必要なこと
amarelo_n24
0
32
おひとり様Organizations管理者もルートアクセス管理を有効にしよう!
amarelo_n24
1
100
アウトプット再始動2025・つなげるアウトプット2026
amarelo_n24
0
55
AWS re_Invent に全力で参加したくて筋トレを頑張っている話
amarelo_n24
2
130
質のよいアウトプットをできるようになるために~「読む・聞く、まとめる、言葉にする」を読んで~
amarelo_n24
0
370
AWSと共に英語を学ぼう
amarelo_n24
0
220
ANS-C01_2回不合格から合格までの道程
amarelo_n24
1
440
Other Decks in Education
See All in Education
【洋書和訳:さよならを待つふたりのために】第1章 出会いとメタファー
yaginumatti
0
250
HyRead2526
cbtlibrary
0
200
The browser strikes back
jonoalderson
0
420
NUTMEG紹介スライド
mugiiicha
0
930
Leveraging LLMs for student feedback in introductory data science courses (Stats Up AI)
minecr
1
180
Surviving the surfaceless web
jonoalderson
0
400
MySmartSTEAM 2526
cbtlibrary
0
190
Microsoft Office 365
matleenalaakso
0
2.1k
Linguaxes de programación
irocho
0
530
【ベテランCTOからのメッセージ】AIとか組織とかキャリアとか気になることはあるけどさ、個人の技術力から目を背けないでやっていきましょうよ
netmarkjp
2
2.9k
Node-REDで広がるプログラミング教育の可能性
ueponx
1
270
JAPAN AI CUP Prediction Tutorial
upura
2
720
Featured
See All Featured
Six Lessons from altMBA
skipperchong
29
4.2k
Bash Introduction
62gerente
615
210k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
130k
The AI Search Optimization Roadmap by Aleyda Solis
aleyda
1
5.2k
Between Models and Reality
mayunak
1
200
Highjacked: Video Game Concept Design
rkendrick25
PRO
1
290
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
6k
Paper Plane (Part 1)
katiecoart
PRO
0
4.3k
Facilitating Awesome Meetings
lara
57
6.8k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
16th Malabo Montpellier Forum Presentation
akademiya2063
PRO
0
53
How to build a perfect <img>
jonoalderson
1
4.9k
Transcript
バケットポリシーの記述を誤り、マネコンから バケットを操作できなくなりそうになった話 2025/9/10 JAWS-UG朝会 #73
自己紹介 藤田 直幸 | アマレロ@コーヒー焙煎人兼エンジニア JAWS-UG 彩の国埼玉支部 運営 X:@amarelo_n24 Facebook
https://www.facebook.com/naoyuki.fujita.37 仕事:所属企業の情シス 好きなAWSサービス:IAM、S3、CloudShell 好きなこと:コーヒー豆の焙煎
今回は、Amazon S3(以下、S3)バケットポリシーの記述で失敗したこと、 気づきがありましたので、その話をします。 話すこと:S3バケットポリシーの設定で起こったことと改善策 話さないこと:バケットポリシー以外のポリシーについて (IAMポリシー、VPCエンドポイントポリシー) なお、本資料に記載の内容は個人の見解です。 はじめに
今回の話は以下のブログを基にしています。 バケットポリシーの記述を誤りマネコンからS3バケットを操作できなくなりそうになった話 https://qiita.com/amarelo_n24/items/225456495d3a896c8004 今回の登壇の元ネタ
1.やろうとしたこと 2.バケットポリシー 3.バケットポリシー適用したら・・・ 4.解決策 5.まとめ アジェンダ
1.やろうとしたこと
VPCエンドポイント経由でEC2からS3へアクセス S3にてVPCエンドポイントを経由した アクセスのみを許可
2.バケットポリシー
特定のVPCエンドポイントを経由した場合にオブジェクトの参照と格納を許可する S3バケットポリシー { "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow",
"Principal": "*", "Action": [ "s3:GetObject", "s3:ListBucket", "s3:PutObject" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::bucket-name", "arn:aws:s3:::bucket-name/*" ], "Condition": { "StringEquals": { "aws:sourceVpce": "vpce-xxxxxxxxx" } } }, { "Effect": "Deny", "Principal": "*", "Action": "s3:*", "Resource": [ "arn:aws:s3:::bucket-name", "arn:aws:s3:::bucket-name/*" ], "Condition": { "StringNotEquals": { "aws:sourceVpce": "vpce-xxxxxxxxx" } } } ] }
3.バケットポリシー適用したら・・・
バケットポリシー、編集できない!? 急にアクセス許可が無くなりました!
バケット削除もできないし・・・どうしよう😢 オブジェクトも見えなくなった…
消せないサービスにお金が嵩んでいく不安が頭をよぎる… 課金され続ける・・・(汗)
4.解決策
ルートユーザでログインして取り急ぎバケットポリシーを削除 したら、エラーは解消されました。 ※以下の記事を読んで安心できました。ありがとうございました! アクセス不能になったS3バケットのバケットポリシーを削除する方法 https://dev.classmethod.jp/articles/delete-access-denied-bucket-policy/ ルートユーザで何とかできた!
マネージドコンソールからのアクセスも、特定のVPCエンドポイントを 経由していないため拒否された! エラーが表示された理由 あくまでも指定していたのは、特定のVPC エンドポイント以外のS3操作の明示的な拒 否。 マネコンからのアクセスはこの条件に合致 してしまった。
どうしてこんなポリシーにした?
実は、適用したバケットポリシーは、Amazon Q Developerに聞いて提示され たものでした。「AWSのことを Amazon Q Developer に聞いて出てきた アウトプットだからまぁー大丈夫か」と油断してのか、内容を十分確認して いませんでした…
生成AIのアウトプットを十分確認していなかった
特定のVPCエンドポイント以外のアクセス、または特定のIAMロールにスイッチした ユーザ以外からのアクセスのみ許可するよう書き換えたら、解決!! { "Effect": "Deny", "Principal": "*", "Action": "s3:*",
"Resource": [ "arn:aws:s3:::bucket-name", "arn:aws:s3:::bucket-name/*" ], "Condition": { "StringNotLike": { "aws:userId": "XXXXXXXXXXXXXXXXXXX:*" }, "StringNotEquals": { "aws:sourceVpce": "vpce-xxxxxxxxx" } } } ] } 改善後のバケットポリシー IAMロールのID { "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Principal": "*", "Action": [ "s3:GetObject", "s3:ListBucket", "s3:PutObject" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::bucket-name", "arn:aws:s3:::bucket-name/*" ], "Condition": { "StringEquals": { "aws:sourceVpce": "vpce-xxxxxxxxx" } } },
AWS CLI を使います。 aws iam get-role --role-name <ロール名>
実行結果のJSON内に表示される、 "RoleId": "XXXXXXXXXXXXXXXXXXX", がRoleId("aws:userId” に指定する値)です。 ※こちらの記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます! S3バケットのアクセス制御でマネコンからは特定ユーザのみ、リソースからはVPCエンドポイント経由のみに限定するS3バケットポ リシーの設定方法 https://dev.classmethod.jp/articles/configure-s3-bucket-policy/ IAMロールIDの調べ方
5.まとめ
・生成AIのアウトプットを設計の参考にするのは良いけど、 十分確認しましょう! ・確認不十分な明示的な拒否を適用すると痛い目に合う。 ・バケットポリシー編集は最悪ルートユーザで何とかなるけど、 ルートユーザに頼らずポリシー設計は慎重に! ・ポリシー設計の重要さ、奥深さを再確認できて良い経験でした! まとめ
ご清聴ありがとうございました!