Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Introduction to Scrum
Search
Yoshitaka Terazawa
August 18, 2020
Business
0
250
Introduction to Scrum
アジャイルの中のスクラム紹介スライド
Yoshitaka Terazawa
August 18, 2020
Tweet
Share
More Decks by Yoshitaka Terazawa
See All by Yoshitaka Terazawa
Introduction to React
locol23
0
33
Reactでリプレースして爆速になったのでちょっと仕組み公開
locol23
0
650
ざっくりReact Fiberまとめ
locol23
0
250
Other Decks in Business
See All in Business
recruiting_guide
kakaojapan
0
83k
危機管理コンセンサスゲーム「船長の決断 カード版」
chibanba1982
PRO
0
540
S-Mat CultureDeck
smartshopping
2
30k
【DearOne】Dear Newest Member
hrm
2
6.8k
未来の職業を作り出せ!「ジョブスタカード版」
chibanba1982
PRO
0
180
サステナビリティレポート2022
hamayacorp
0
140
ハラスメントについての認識のズレを可視化する「ハラスメントフラグ」
chibanba1982
PRO
0
170
イクシアス株式会社 会社紹介資料
ixyas
0
1.4k
会社紹介資料 / ProfileBook
gpol
4
27k
FY2025_ASK会社案内
asking
1
150
リンククロスシステム 会社案内
linkc19
0
610
傾聴力を高めるビジネスゲーム「傾聴チャレンジ」
chibanba1982
PRO
0
250
Featured
See All Featured
Making Projects Easy
brettharned
116
6k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
229
18k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
46
7.2k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
66
11k
Designing for Performance
lara
604
68k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
3
180
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
3
240
KATA
mclloyd
29
14k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
44
13k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
32
6.4k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9.2k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
67
4.5k
Transcript
Introduction to Scrum
About me Yoshitaka Terazawa Twitter: @locol23 GitHub: locol23 WORKING AT
Gurunavi, Inc. as a frontend developer A MEMBER OF React Japan User Group FAVORITE React + TypeScript Architecture
スクラムとは アジャイル開発の中のひとつ 改善のフレームワーク 全員が⼀丸となって⾏うべき 作業、会議、成果物 を定めたもの
ウォーターフォール開発とアジャイル開発の違い
None
None
ウォーターフォール開発 開発中に要件が頻繁に変わらないプロジェクト ダムの⽔量制御システム等 アジャイル開発 開発中に要件が頻繁に変わるプロジェクト 夏向けに BBQ 特集をしようとしていたが、 コロナの影響で急遽、テイクアウト特集に変更等
None
ロール プロダクトオーナー 開発チーム スクラムマスター
プロダクトオーナー プロダクトの結果責任を取る プロダクトバックログの管理者で、 ストーリーの並び順の最終決定権限を持つ プロジェクトに必ず⼀⼈必要 開発チームを活⽤して、プロダクトの価値を最⼤化する 開発チームに相談できるが、⼲渉はできない
開発チーム リリース判断可能なプロダクトをつくる 3-9⼈で構成する 全員揃えばプロダクトをつくれる 上下関係はない
スクラムマスター スクラムがうまくまわるようにする プロダクトバックログの書き⽅を プロダクトオーナーや開発チームに教える プロダクトバックログの良い管理⽅法を探す 妨害を排除する 妨害リストを作成する プロジェクト B の急な作業がよく割り込んでくるなど
スクラムマスター ⽀援と奉仕をする プロダクトオーナーと開発チームの会話を促す プロダクトオーナーと開発チームの⽣産性が⾼くなるように 変化を促す 教育、ファシリテート、コーチ、推進役 プロダクトオーナーや開発チームに アジャイル開発やスクラムについて説明し、理解してもらう 必要に応じて会議の進⾏を⾏う
プロダクトバックログ
None
プロダクトバックログ プロダクトへの要求(実現したいこと)を実現したい順番に並べ替えた プロダクトバックログ と呼ばれるリストを1つ作成 要求 = ストーリー プロダクトオーナーが管理する 常にメンテナンスを⾏い最新に保つ
None
具体的なストーリーの書き⽅ <ユーザー / 顧客>として <XXXを達成>したい なぜなら<理由>だからだ <30代の求職者>として <勤務地で仕事を探>したい なぜなら<地元に帰りたい>から
ストーリーには How を書かない ユーザー(Who)の望みは、理由(Why)から出てきているため、 Why を実現する⼿段(How)はむしろ、 開発チーム(UI・UX デザイナー)の腕の⾒せどころ
ポイント ストーリーに対してつけるもの 開発チーム内のローカルな数値(規模感)
ベロシティ スプリントで開発チームが実現できたストーリーのポイント合計 ベロシティを元にスプリントプランニングでどの程度スプリントに ストーリーを⼊れる(スプリントバックログに載せる)か検討する ⼈を増やしても馴染むのに時間が掛かるため、 すぐにはベロシティは上がらない 周りからベロシティを上げてほしいと声が上がっても聞いてはいけない ベロシティが上がるように簡単なストーリーを消化するなど、 細⼯してしまいがちなため 安定したベロシティであれば、⾒積もりとして使⽤できる
スプリントプランニング
None
スプリントプランニング スプリントで開発をするためには計画が必要 プロダクトオーナーは何をほしいのか(第⼀部) 開発チームはどれくらいできそうか(第⼀部) 開発チームはどうやってそれを実現するか(第⼆部)
スプリント
None
スプリント 繰り返し開発を⾏う固定の期間のこと 週単位で期間が設定されることが多い 短ければ1週間、最⻑4週間 スプリントの最終⽇に作業が残っていてもスプリントは終了し、 延⻑はしない スプリントの期間はプロダクトの規模や開発チームの⼈数、成熟度、 ビジネスの状況などを踏まえて決定する
スプリントレビューと振返り
None
スプリントレビュー プロダクトオーナーが完了したストーリーの内容を確認する 開発チームが完了できなかったバックログの項⽬について説明する プロダクトオーナーがプロダクトの状況やビジネスの環境について説明する プロダクトバックログに追加すべき項⽬の有無について議論する プロジェクトを進める上で問題となる事項について関係者で議論する
振返り(スプリントレトロスペクティブ) プロセスやツールなどの観点で今回のスプリントを検査する うまくいったこと、今後改善すべき点を整理する 今後のアクションプランをつくる スクラムでは何か新しい試みや改善を⾏い失敗しても、 スプリントが短いため、⼩さい失敗になる 挑戦しやすい環境と⾔える
デイリースクラム
None
デイリースクラム 開発チームの状況を毎⽇確認する 内容 前回のデイリースクラムからやったこと 次回のデイリースクラムまでやること 困っていること
まとめ スクラムは改善のフレームワーク プロダクトオーナーが優先度をつけ、プロダクトバックログを管理する ストーリーは How を⼊れず、INVEST を意識して作成する 今回触れていないこと リファインメント インセプションデッキ
プランニングポーカー etc
Appendix
参考 SCRUM BOOT CAMP