Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
アジャイルなマイグレ / Agile-Migration
Search
t4i_n5i
December 15, 2021
Programming
0
120
アジャイルなマイグレ / Agile-Migration
アジャイルなマイグレについてのLT
t4i_n5i
December 15, 2021
Tweet
Share
More Decks by t4i_n5i
See All by t4i_n5i
スクラムで進めるシステムマイグレーション / Migration-by-Scrum
louvre2489
0
130
Vectorについて調べてみた / Beginnig-of-Vector
louvre2489
1
620
Other Decks in Programming
See All in Programming
コード生成なしでモック処理を実現!ovechkin-dm/mockioで学ぶメタプログラミング
qualiarts
0
240
「ちょっと古いから」って避けてた技術書、今だからこそ読もう
mottyzzz
11
7k
When Dependencies Fail: Building Antifragile Applications in a Fragile World
selcukusta
0
110
All About Angular's New Signal Forms
manfredsteyer
PRO
0
200
大規模アプリのDIフレームワーク刷新戦略 ~過去最大規模の並行開発を止めずにアプリ全体に導入するまで~
mot_techtalk
1
470
The Past, Present, and Future of Enterprise Java
ivargrimstad
0
110
AI Agent 時代的開發者生存指南
eddie
4
2k
理論と実務のギャップを超える
eycjur
0
170
Google Opalで使える37のライブラリ
mickey_kubo
3
130
コードとあなたと私の距離 / The Distance Between Code, You, and I
hiro_y
0
190
AI駆動で0→1をやって見えた光と伸びしろ
passion0102
1
740
なぜあの開発者はDevRelに伴走し続けるのか / Why Does That Developer Keep Running Alongside DevRel?
nrslib
3
410
Featured
See All Featured
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
31
2.5k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
333
22k
Side Projects
sachag
455
43k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
13k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
657
61k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
32
1.7k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
31
9.7k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
55
3k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
273
27k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
34
2.5k
Context Engineering - Making Every Token Count
addyosmani
7
280
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
274
41k
Transcript
アジャイルなマイグレ 京都アジャイル勉強会 #103 年忘れオンラインLT大会 都志典晃(@louvre2489)
自己紹介 都志 典晃(つし のりあき) Chatwork 株式会社 2021年の10月からマイグレーションチームのPOをやってます PO初心者です 明日は子どものクリスマス会に参加した後、アンパンマンミュージアムに行っ てきます
アジャイルな開発のいいとこ - 不確実な要求に対する探索 - 実験 - 価値で優先順位付けして作業順を決める - 小さなリリース ※アジャイルの一側面を、独断と偏見で箇条書き
マイグレをアジャイルに進める
マイグレ??? - スコープ(マイグレ範囲)は最初から決まっている - →不確実さが少ない - 基本的には仕様もそのまま - →やっぱり不確実さが少ない -
全部作りきるまでリリースするのが難しい... - →ってことは、どれから作っても同じじゃない? - なぜなら途中でのリリース=機能劣化になりかねない - →小さなリリースできない
マイグレをアジャイルに進める意 味ってあるの?
不確実な要求に対する探索 - 確かに不確実な要求はない - ただし、それを維持できるかは別の話 - プラットフォームの違い - アーキテクチャーの違い -
維持できないことが明らかになった要求は、探索的にステークホルダー と落とし所を作る必要がある - 要求が実現できないのではなく、同じHOWで実現できなくな る??? - 異なるHOWで要求を満たすように探索する
実験 - 実験して確認する必要がある - 要求を満たすためのHOWを維持できるか? - 満たせないなら代替のHOWはあるか? - プラットフォームが変わる場合は、設定等によってはもっと良い仕様に 作り変えられる可能性もある
- これも実験してみないとわからない - 本気でゴメンなさいするにも、実験した結果が必要
価値で優先順位付けして作業順を決める - どんな順番で作っても、ユーザーに価値は届かないかもしれない... - 現行システムと同じモノを作りきらないとリリースできない - でも『同じモノ』を作りきることは難しい!!! - なので、維持できる自信がないところに重みを付けて優先的に作業を 進める
小さなリリース - ホントのユーザーに対して価値を届けるのは難しいかもしれない - でも、ステークホルダーに小さく示し続けることはできる - 『こんなかんじでHOWが維持できるよ』 - 『こんなかんじでHOWが変わっちゃうよ』 -
『厳しいなぁ...』って言われたら、一緒に良い落とし所を考えていきた い! - スウォーミングを通じて小さく相談していきたい - ステークホルダーもコンテキストが散らかると集中しづらい...はず
アジャイルなマイグレは有効!
今日アドベントカレンダー投稿しました https://creators-note.chatwork.com/entry/2021/12/15/085108
ありがとうございました