Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
SREがいない”今いる場所”で 「SRE」について聞いて、考えてみた
Search
mai miya
May 24, 2024
Technology
2
470
SREがいない”今いる場所”で 「SRE」について聞いて、考えてみた
2024/05/24「Road to SRE NEXT@福岡(ハイブリッド開催)」
https://sre-lounge.connpass.com/event/314694/
mai miya
May 24, 2024
Tweet
Share
More Decks by mai miya
See All by mai miya
組織とセキュリティ文化と、自分の一歩
maimyyym
3
1.4k
大規模サーバーレスプロジェクトのリアルな零れ話
maimyyym
3
310
ABWG2024採択者が語るエンジニアとしての自分自身の見つけ方〜発信して、つながって、世界を広げていく〜
maimyyym
1
440
re:Invent2024で広がった AWS Verified Accessの可能性を探る
maimyyym
1
130
“自分”を大切に、フラットに。キャリアチェンジしてからの一年 三ヶ月で見えたもの。
maimyyym
0
420
IAM JSON ポリシーと仲良くなろう
maimyyym
3
120
2年目エンジニアが過ごしたre:Invent、私にできる明日からのEverything starts with security
maimyyym
0
130
"とにかくやってみる"で始めるAWS Security Hub
maimyyym
2
400
AWS Well-Architected Framework をみんなで読んでいる話
maimyyym
1
110
Other Decks in Technology
See All in Technology
Agentic Workflowという選択肢を考える
tkikuchi1002
1
360
第9回情シス転職ミートアップ_テックタッチ株式会社
forester3003
0
130
ローカルLLMでファインチューニング
knishioka
0
120
ハノーバーメッセ2025座談会.pdf
iotcomjpadmin
0
150
キャディでのApache Iceberg, Trino採用事例 -Apache Iceberg and Trino Usecase in CADDi--
caddi_eng
0
170
登壇ネタの見つけ方 / How to find talk topics
pinkumohikan
3
250
CI/CDとタスク共有で加速するVibe Coding
tnbe21
0
230
Uniadex__公開版_20250617-AIxIoTビジネス共創ラボ_ツナガルチカラ_.pdf
iotcomjpadmin
0
150
doda開発 生成AI元年宣言!自家製AIエージェントから始める生産性改革 / doda Development Declaration of the First Year of Generated AI! Productivity Reforms Starting with Home-grown AI Agents
techtekt
0
200
Amplifyとゼロからはじめた AIコーディング 成果と展望
mkdev10
1
360
IIWレポートからみるID業界で話題のMCP
fujie
0
720
Definition of Done
kawaguti
PRO
6
460
Featured
See All Featured
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
16
940
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
329
21k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
63
7.8k
Docker and Python
trallard
44
3.4k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
407
66k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
28
3.8k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
10
920
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
PRO
181
53k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
30
5.8k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
173
14k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
281
13k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
29
2.7k
Transcript
©Fusic Co., Ltd. 1 SREがいない”今いる場所”で 「SRE」について聞いて、考えてみた 2024.05.24 Mai Miyazaki @maimyyym
Road to SRE NEXT@福岡
©Fusic Co., Ltd. 2 CONTENTS ⽬次 1. はじめに 2. 聞いてみた
3. 考えてみた
©Fusic Co., Ltd. 3 はじめに ⾃⼰紹介 / 私とSRE 1
©Fusic Co., Ltd. 4 宮崎 真⾐ Miyazaki Mai @maimyyym ◉
I am - IDDM(Insulin Dependent Diabetes Mellitus)3歳発症 〜 Now - 元百貨店スタッフ(Beauty Counselor) - 管理栄養⼠(養成校卒業・資格保持のみ) ◉ Skill - PHP / AWS / TypeScript / Python ◉ Comment - 新⼈です。 - 広く浅く、時々深く。を⽬指しています。 ⾃⼰紹介 はじめに 技術開発部⾨ エンジニア 株式会社Fusic
©Fusic Co., Ltd. 5 エンジニアキャリアはFusicのみ(SREというロールは定められていない) 未経験から⼊社して⼀年未満、絶賛キャッチアップ中 私とSRE はじめに ⾔葉は知っているが、何も分からない 興味はある!
SREについて・・・ 思いがけずご縁があり、LT発表を決めた →この機に考えてみよう!
©Fusic Co., Ltd. 6 おことわり 本LTは会社を代表するものではなく、個⼈の⾒解です。 現在組織としてSREという業務及びロールを定めていないため、 社内でも”SRE”に対する考え⽅は各個⼈でさまざまです。 今⽇話すことは全て私個⼈の⾒解になります。 はじめに
©Fusic Co., Ltd. 7 聞いてみた Fusicの開発体制 / 社内でSREについて聞いてみた 2
©Fusic Co., Ltd. 8 Fusicの開発体制 聞いてみた クライアント ワーク ⾃社 プロダクト
# 事業内容
©Fusic Co., Ltd. 9 Fusicの開発体制 聞いてみた クライアント ワーク ⾃社 プロダクト
# 事業内容 エンジニアとして⼊社すると 約9割がクライアントワークに携わる ※1 (※1: 会社の数字ではなく、私の体感です)
©Fusic Co., Ltd. 10 Fusicの開発体制 聞いてみた 開発メンバーが構築〜保守運⽤まで⼀貫して担当 (現状は)全員フルスタックであることを求められてきた
©Fusic Co., Ltd. 11 社内でSREについて聞いてみた 聞いてみた FusicにおけるSREについて教えてください! 組織として定義していないので、 もちろん意⾒はさまざま 聞いてみた!
©Fusic Co., Ltd. 12 Fusicにおける「SRE」は? 聞いてみた ある ない ◎ 広い意味では”あるもの”
◎ 信頼性のための活動は⾃然と ⾏っている ◎ ただし、専⾨性は⾼くない ◎ 専任は置かないだろう ◎ 真剣に検討するなら、 コストがかかる ざっくり聞いたことを私なりにまとめてみると・・・
©Fusic Co., Ltd. 13 Fusicにおける「SRE」は? 聞いてみた サービスを担当メンバーが構築〜運⽤まで⾏う開発体制上、 専任を置くこと・定義することは難しい ⼀貫して⾔えるのは・・・
©Fusic Co., Ltd. 14 考えてみた ⾒えたこと / ⼤切なこと 3
©Fusic Co., Ltd. 15 ⾒えたこと 考えてみた 話を聞いて、「SRE」について 考える際に“スコープ”次第で⾒解 が変わると感じた。 「SRE」という概念について⼤枠で
捉えると同時に、各スコープごと に考えるものである。 ⽬的 活動 ⼼得 役割 定義 概念 SREのスコープ (他にもあるかも)
©Fusic Co., Ltd. 16 ⼤切なこと 考えてみた # けして無関係ではない、キャッチアップは無駄ではない 信頼性の維持・実現 担当メンバーが⾏う
“SRE”のロール、 組織としての在り⽅ を考えること 考え⽅・⼿法・技術を キャッチアップして、 活かすことはできる コストは無視できない 簡単ではない
©Fusic Co., Ltd. 17 まとめ SREがいない”今いる場所”で「SRE」について聞いて、考えてみた 新⽶エンジニアがSREについて社内で聞いてみた・さまざまな⾒解があった。 Point 01 [分かったこと]メンバーが構築〜保守運⽤まで⼀貫して担当するサービス開発の体制上、定めることは難しい。
Point 02 [⾒えたこと]SREについて⼤枠で捉えるだけではなく、その”スコープ”ごとに捉える・考える。 Point 03 [⼤切なこと]SREはいない、だけどけして無関係ではないし、キャッチアップは無駄ではない。 Point 04
©Fusic Co., Ltd. 18 Thank You We are Hiring! https://recruit.fusic.co.jp/
ご清聴いただきありがとうございました