Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
技術選定、下から見るか?横から見るか?
Search
Sponsored
·
SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
→
モブエンジニア(Masaki Okuda)
December 30, 2025
Technology
250
0
Share
技術選定、下から見るか?横から見るか?
2025.12.30「ITネタ・自動化ネタ・AIネタの失敗談 or 成功談」
https://rpacommunity.connpass.com/event/380039/
モブエンジニア(Masaki Okuda)
December 30, 2025
More Decks by モブエンジニア(Masaki Okuda)
See All by モブエンジニア(Masaki Okuda)
.nagoyaドメインから始めるドメイン管理_20260429
masakiokuda
0
490
コミュニティを通じた_キャリア設計のススメ_20260424.pdf
masakiokuda
0
270
モブ社員がモブエンジニアを名乗って得られたこと_20260413
masakiokuda
4
500
AWS DevOps Agent or Kiro の使いどころを考える_20260402
masakiokuda
0
280
良い塩梅を実現する、AWSネットワーク3分クッキング
masakiokuda
1
250
TinyGoをWebブラウザで動かすための方法+アルファ_20260201
masakiokuda
3
340
CDK対応したAWS DevOps Agentを試そう_20260201
masakiokuda
1
1.3k
ECS_EKS以外の選択肢_ROSA入門_.pdf
masakiokuda
1
230
~モブ、まだいけるよな?~2025年をふりかえってみて_20251126
masakiokuda
0
290
Other Decks in Technology
See All in Technology
JavaScript実装の自作プログラミング言語をTypeScript実装に移行した話
keisukeikeda
1
150
AIのために、AIを使った、Effect-TSからの脱却 〜テストを活用した安全なリファクタリングの進め方〜
bitkey
PRO
1
550
Amazon Bedrock 経由の Claude Cowork を試してみよう・MCP にも繋いでみよう
sugimomoto
0
150
A Harness for Behaviour: how to get AI to generate code that does what we intend, or "TDD in the age of AI"
xpmatteo
0
400
既存プロダクトQAから新規プロダクトQAへ
ryotakahashi
0
200
権限管理設計を完全に理解した
rsugi
1
200
Typiaで配信JSONの安全性を構造的に担保する(TSKaigi2026)
righttouch
PRO
1
160
自作エディターをOSSにして分かった、一人に刺さる開発が世界を動かす理由
shinyasaita
1
310
TypeScriptはどのようにどこまで推論できるのか ─ とにかく as は禁止で
ypresto
3
420
Harnessing the Power of Mocks and Stubs in PHPUnit / #laravellivejp
asumikam
0
420
【禁断】Obsidianの第二の脳に「知の巨人」と呼ばれた師匠の脳をロードしてみた
nagatsu
0
6.3k
責任あるソフトウェアエンジニアリングの紹介4章・5章 / RSE_Ch4-5
ido_kara_deru
0
320
Featured
See All Featured
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
250
1.3M
It's Worth the Effort
3n
188
29k
Mozcon NYC 2025: Stop Losing SEO Traffic
samtorres
0
240
Neural Spatial Audio Processing for Sound Field Analysis and Control
skoyamalab
0
300
Agile Actions for Facilitating Distributed Teams - ADO2019
mkilby
0
190
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
508
140k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
28
2.6k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
183
10k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.7k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
234
18k
Building Applications with DynamoDB
mza
96
7k
Noah Learner - AI + Me: how we built a GSC Bulk Export data pipeline
techseoconnect
PRO
0
180
Transcript
技術選定、 下から見るか?横から見るか? 2025/12/30 モブエンジニア 1
自己紹介 • PN: • モブエンジニア • ロール: • インフラエンジニア •
コミュニティ歴 • 約1年 • 興味あるトレンド • Openshift • AIワークフロー • Terraform • Amplify 個人名義 なので・・・ 2
おことわり ※技術選定に関する個人的な意見が含まれます ※「打ち上げ花火。下から見るか?横から見るか?」の話は出てきません 3
対象者と得られる学び 対象者 「筋の良い技術選定」について考えたい方 「運用視点」「教育視点」で技術選定を考えたい方 得られる学び スコープが不明瞭だと誤った技術選定をしてしまう 垂直(下:年次)と水平(横:領域)の2軸で検証する 先端技術が必ずしも最良の選択とは言えない
4
目次 技術選定での失敗談 下から見るか?横から見るか? 得られた気づき 5
技術選定での失敗談 6
失敗談(1) • 社内開発の一環で基盤構築シ ステムの開発を担当していま した。 • 担当メンバーのスキルセット はインフラメインだったため、 フロント知見は少なかったで す。
• 「GitHubスター数」「日本 語ドキュメント数」「キャッ チアップの容易さ(主観)」 を踏まえフロントとして Vue.jsの利用を決めました。 PO PM 私 7
失敗談(2) • 一人で開発を進めていた+元々 開発経験がなかったため、ス ムーズな開発が行えていません でした。 • POからフロント開発メンバー を2名1か月半投入して開発を 進めました。
• だた、フロント開発メンバーも Djangoを専門としていた状況 でした。 • フロント開発自体1か月半で完 了しましたが、当初の仕様から 大幅に変わっており、インフラ 畑の私がキャッチアップしづら い状況になっていました。 PO PM 私 開発メンバー 利用ガイドを読 んでもよくわか らない・・・ 開発生産性を 大事にしたい 8
下から見るか?横から見るか? 9
技術選定(1) • プロジェクト特性によって技 術選定の観点は様々あると思 います。 • 今回は「下(年次)」と「横 (領域)」の2軸で失敗談の 構成を考えてみたいと思いま す。
• 私は運用領域の中堅、フロン トメンバーは開発領域の中堅 と若手という体制でした。 ※POとPMは除外 ベテラン 運用 若手 開発 10
技術選定(2) • 私の考え: • 運用を見据えて多くの開発 現場で利用されているツー ルを利用したい。 • 開発中堅の考え: •
開発生産性を高めたいので、 運用難度が上がっても最新 ツールを組み込みたい。 • 開発若手の考え: • 中堅さんの技術スキルを キャッチアップしたいが、 提案材料を持っていない。 ベテラン 運用 若手 開発 11
下から見た場合の スコープ 下から見た場合 • 下から見た場合、開発若手メ ンバーの成⾧を第一に考える。 • 案件市況を考えて、SPA構成のア プリ開発、Reactを用いた高難度 化、Amplify・EKSを用いたクラ
ウドネイティブ開発の構成を採 用した方が良いと考える。 • ただし、運用フェーズへ引き渡 すときの引き渡しハードルが高 くなってしまう。(運用メン バーの教育、スキルセットな ど) ベテラン 運用 若手 開発 12
横から見た場合 • 横から見た場合、プロダクト の持続可能性を第一に考える。 • 運用メンバーが対応可能なシン プルなHTMLページ、スクリプト レベルの機能、EC2のみで完結す るメンテナンスが(比較的)容 易な構成を採用した方が良いと
考える。 • ただし、若手メンバーの育成と いう視点では「モダンな開発を 通じた成⾧」を提供することが 難しい。(案件市況的に も・・・) ベテラン 運用 若手 開発 横から見た場合の スコープ 13
得られた気づき 14
下から見るか?横から見るか? プロジェクト特性・上層部の考えによって変わるのでどちらが正解 とは言えない。 「年次」「領域」以外にも「品質」「コスト」「納期」「独自カス タマイズ」「ユーザの企業文化」など様々な要素が絡み合うため、 技術選定の銀の弾丸は存在しない。 ただし、「年次」「領域」の2軸を定めることで「開発チームのス
キルセットとスコープ」は見通しが良くなる。 技術選定も「2軸思考の繰り返し」によって「筋の良い技術選定」 は生み出されていく? 15
まとめ? 花火も立場によって 見え方が変わる 綺麗ね 一仕事 終わった 16
まとめ 開発も関係者の属性 で見え方が変わる 最新技術を 導入したい スケール させたい 17 運用引き渡しを 楽にしたい・・・
FYI 過去に技術選定を考えるポイントをまとめた記事を書きました。 参考にしていただければ幸いです。 18 【ナレッジ共有】初心者が考える「技術選定の進め方・マインドセット」 #要件定義 - Qiita