『本当の初心者』が「さくらのクラウド」でサーバとローカルネットワークを構築するまでのハンズオン資料です。
(C)Copyright 1996-2014 SAKURA Internet Inc.さくらインターネット横田真俊(@wslash)
View Slide
2氏名横田真俊(@Wslash)「さくらのクラウド」の企画担当をやっております左のアイコンで、ツイッターをやっていますのでお気軽にお声がけください
3Amazon EC2/S3 入門今は、さくらのクラウド企画担当をやっていますが、昔はこんな本を書いていました
4ツイッターやFacebookなどソーシャルメディアの本を5冊ほど書いてます
5『本当の初心者』向けに「さくらのクラウド」の特徴とサーバとローカルネットワークの作成まで説明します。『本当の初心者』向けなので、今日は「黒い画面」は“できるだけ“使いません『本当の初心者』向けなので、終わりに2万円クーポンを配布いたします。本日の復習は家でできます。
(C)Copyright 1996-2014 SAKURA Internet Inc.
7「開発者志向のシンプルクラウド」何の変哲もないIaaS型クラウドを圧倒的なコストパフォーマンスで提供する
8ブラウザだけで「仮想データセンター」を操作ブラウザから、サーバ・スイッチなど「仮想データセンター」を操作圧倒的なコストパフォーマンス他社同等プランより、性能差4~9倍。料金は半額以下料金プランは1つ、自動的に最安値にセット利用開始から20日未満は日割り、20日の時点で月額料金が適用されます
• サーバの作成• サーバのプラン変更(スケールアップ/ダウン)• クローン(サーバの複製)• NICの追加(10個)• DNS逆引きレコード設定• ロードバランサ(通常/ハイスペック)• ディスクの作成・追加• アーカイブ(スナップショット)の作成• パケットフィルタの作成• 仮想スイッチの作成9一般的な「クラウド(=IaaS)」で「できる事」はほぼできます。
10ブラウザからまるでデータセンターにいるように、サーバやスイッチのセットアップが可能です
11「スタティックルーティング」により、IPアドレスブロックのスタティックルートを任意のサーバに設定することが可能です
12リモートスクリーン機能を使えば、ブラウザからサーバにアクセスできます
13APIとコマンドラインツールを提供。APIやコマンドラインツールを利用すれば、コンパネを通さずにサーバ管理が可能です
14ハイブリッド接続を利用すれば「物理データセンター」である「さくらの専用サーバ」や「リモートハウジング」と接続可能
15「標準プラン」でも一般的なHDDよりも性能が良く、同価格で提供している20GBのSSDはさらにパフォーマンスが優れてます
16CPUコア数とメモリ容量を選択してプランを選択。より自由度の高いプラン選定が可能
17「旧プラン1」よりも価格が安い「1コア 1GB プラン」を追加、1日97円で提供
181時間あたり最安値で9円から使用可能、メモリ128ギガのモンスターマシンも1時間 500円未満で利用可能
19ご利用開始から20日未満の料金については日割りに、それ以降は月額料金が適用されます。自動的に一番お得な料金が設定できます
20データ転送量による従量課金がないため、事前に料金計算ができます。「クラウド破産」することもなく、ご利用いただけます0500010000150002000025000300003500040000他社同等プラン(Small)さくらのクラウド(1コア2GB)料金比較(従量課金適用時(1.6TB/月)従量課金分
21・小容量から大容量ディスクへのコピー機能・ゾーン間接続機能・Windows VDIサービス提供開始・アーカイブのゾーン間コピー機能提供開始・スタートアップスクリプト機能・ブートデバイス順序指定タグ・ルータ+スイッチのIPv6対応(β)・準仮想化ネットワークドライバ対応・パケットフィルタ機能強化・スタートアップスクリプト・IPv6 DNS逆引き機能・ロードバランサハイスペックプラン・SSD(250GB、500GB)追加・VPCルータ(β)直近で追加した機能
22「さくらのVPS」から「さくらのクラウド」にデータを移行する「マイグレーション機能」を9月より提供。VPSからのアップグレードが簡単に行えるようになります
23サーバを作成する際、シェルスクリプトを記述した「スタートアップスクリプト」を選択することにより、実行する機能です。サーバ作成時にアプリのインストールなどが行えます
(5)ローカルネットワークを構築してみよう(4)スタートアップスクリプトを使ってみよう(3)サーバを拡張してみよう(2)サーバを作成してみよう(1)コントロールパネルにログインしてみよう25
27さくらのクラウドでは、会員IDとは独立したさくらのクラウド専用アカウントを作成し、この専用アカウントを使用してログインする形式となります。(今回のハンズオンは専用アカウントを利用します。)
28URL「https://secure.sakura.ad.jp/cloud/」にアクセスして「アカウントコード」と「さくら会員ID」「パスワード」を入力します。ここに「アカウントコード」などを入力
29「会員ID」からログインする場合は「さくら会員としてログイン」をクリックしてログインしてください。「さくら会員としてログイン」をクリックする
30無事にログインできたら、このような画面が表示されます。
31(1)ゾーン切替ボタン (3)メインメニュー(2)リフレッシュボタン (4)マニュアルリンク (5)アカウント切り替え/設定など(6)サイドメニュー (7)契約情報(8)フィードバックボタン
32設定対象となるゾーンの切替をおこないます。ゾーンとは、それぞれ独立したシステム群を指し、各ゾーンで障害が発生した場合でも、他のゾーンには影響はありません。
33コントロールパネルの画面更新を行うボタンです。画面更新を行う場合は1度、こちらのボタンを押してください。
34「さくらのクラウド」の各機能の画面に移動するリンクです。サーバやストレージなどのリソースを作成、管理する画面に移動します。
35「さくらのクラウド」の公式マニュアルへのリンクとなります。
36全般的な設定画面や会員IDでログインした場合にアカウントの切り替えを行う項目です。「公開鍵」「APIキー」「アイコン」や「クーポン」の登録などもここから設定できます。
37それぞれのメインメニュー画面が表示された際のサブメニューが表示されます。
38「メインメニュー」の「ホーム」ボタンを押すとサーバ数やディスク作成数など、現在の契約情報が見られます。
39コントロールパネル内の不具合や機能要望を伝えることができます。
41・まずは、CPU 1ギガ、メモリ 1GB、ディスク SSD 20GB、NIC 1のものでOSはCent OS 6.5の物を作成してみましょう。
42・メインメニューより「サーバ」をクリック・その後「追加」をクリックすると「サーバ作成画面」に移動します
43サーバの作成画面の全体になります。かなり細かい設定となりますので、1つ々説明したいと思います。
44・サーバの「名前」や「説明」「タグ」「アイコン」を設定できます。・「タグ」にはサーバに特殊な機能を付与する特殊タグがあります、詳細はhttp://cloud-news.sakura.ad.jp/special-tags/をご覧ください
45・ディスクの種類や「アーカイブ」などを選択できます。・「アーカイブ」は初期設定済みのOSイメージで、選択すればOSインストール作業をすることなく、すぐにサーバが使えます。
■ ディスクソースディスク作成時、ディスクの内容をコピーする元を選択します。• アーカイブディスクの内容をアーカイブからコピーします。アーカイブはCentOSやFreeBSDなどがインストールされた状態のものが「パブリックアーカイブ」として公開されているほか、自身で作成したアーカイブを選択可能です。ディスク作成済みのディスクから内容をコピーします。• ブランクディスクを空のままにしておきます。ISOイメージからOSをインストールする場合はこちらを選択します。■ アーカイブ選択 / ディスク選択「ディスクソース」で「アーカイブ」もしくは「ディスク」を選択した際にコピー元としたいソースを選択します。46
47・「ディスク修正」や「ホスト名」「パスワード」の設定ができます。・「ディスク修正」を実施するとインターフェイスに関する設定やパスワードなどの内容をサーバに書き込むことができます。
48・スタートアップ スクリプトやISOイメージについての設定ができます。・全ての項目を入力し終わったら「作成」を押してください。
49・「作成」を押すと「サーバ追加」画面が表示されます。2~3分待つとサーバの作成が完了いたします。
50・サーバの作成が完了すると、右下に「サーバ追加 完了」と表示がでます。ここをクリックしてください。
51・「クリックしてサーバを表示」をクリックすると、作成したサーバの情報が表示されます。(表示されない場合は「情報」をクリックしてください)
52・「電源操作」タブをクリックすると、サーバの起動やシャットダウンが選択できます。・サーバを起動するには「起動」を選択します。
53・サーバの起動すると上記の画面がポップアップされます。「成功」が表示されました「閉じる」をクリックしてください。
55・さきほど作ったサーバのCPUとメモリを倍増し、さらにNICを追加してみましょう。
56・サーバのリソースを追加するためには、サーバを停止させる必要があります。「電源操作」から「シャットダウン」を選択してください。
57・「NIC」をクリックして、右下に表示される「追加」をクリックしてください。そうすると、NICが追加されます。
58・CPUとメモリを変更するには、サーバの項目にある「プラン変更」をクリックしてください。
59・サーバ作成時と同様にCPUとメモリを変更できます。CPUを2コア、メモリを2GBにして「プラン変更」をクリックしてください。
60・「プラン変更」が完了すると、この画面が表示されます。
• スタートアップスクリプトは、新たにサーバを作成する際、任意のシェルスクリプトを記述した「スタートアップスクリプト」を選択することにより、起動時にそれらを自動的に実行する機能です。• サンプルとしてLAMP、Sacloud CLI、WordPressのスクリプトを公開しています。62
63・サーバの作成画面の「スタートアップスクリプト」の項目で「WordPress」を選択して、先ほどと同じ要領で作成してください。(アーカイブはCentOS6.5を選択してください)
64・作成したサーバのIPアドレスを確認して、そのIPアドレスをブラウザに貼り付けてください。
65・成功すると、WordPressのセットアップ画面が表示されます。
67今回はこのようなローカルネットワークを構築してみます。そのためスイッチとローカルに設置するサーバを作ります
68・「スイッチ」や「ルータ+スイッチ」を追加するには「ネットワーク」をクリックします。・その後「追加」をクリックすると「スイッチ」などが追加できます
69・「名前」や「説明」を追加して「ルータ」の項目を「いいえ」にする・その後「作成」をクリックしてください。
70・サーバ作成時に「NIC」の項目を「スイッチに接続」をクリックしてください。接続するスイッチは先ほどのスイッチを選択してください。・設定が終わったら作成をクリックしてください。
71・設定したい項目(ここでは「未接続」)の一番右の「▼」をクリックして「接続を編集」をクリックしてください。
72・スイッチの編集画面が表示されます。「スイッチに接続」を選択した後先ほど作成した「スイッチに接続」を選択し更新をクリックしてください。・接続が終わったら、2台ともサーバを起動しましょう。
73・「さくらのクラウド」では、サーバやスイッチがどのように接続されているかがわかる「マップ」機能があります。メインメニューの「マップ」をクリックして、先ほど作ったネットワークをマップでみてみましょう
74・マップ画面では、ネットワークやサーバなどの要素を自由に動かすことが可能です。
75・マップ画面でグローバル側のサーバをクリックした後「コンソール」をクリックします。
76・コンソール画面が表示されます。サーバを作成した時に設定したrootパスワードを使用しログインができることを確認してください。
• 次のコマンドを入力してくださいこのコマンドを入力して「eth01」が登録されているか確認してください。次にIPアドレスを設定します。77ifconfig –aifconfig eth1 192.168.0.1/24
これで2台のサーバにローカルネットワークが設定された状態になりました。確認としてローカルネットワーク側にpingを打ってみましょう。78ping 192.168.0.2
79長時間ありがとうございました• フィードバック、感想よろしくお願いします– ハッシュタグ #sacloud– 公式Twitter @sakuracloud– ブログやTwitterでの感想をお待ちしております