Go 1.24でリリースされたGoコマンドの機能にGOCACHEPROGがあります。
この機能を利用することでGoのコンパイル時のキャッシュを自作プログラムでカスタマイズでき、端末を跨いでキャッシュを共有することなどが可能になります。
一方で、GOCACHEPROGバックエンドの実装は愚直な実装ではオーバーヘッドが大きく、場合によってはキャッシュが存在しない場合よりもコンパイルが多くなってしまうことすらあります。
本ワークショップでは、実際にGOCACHEPROGバックエンド実装を行うことでGOCACHEPROGについて理解を深めます。そして、オーバーヘッドを減らすために必要な工夫を議論・理解することで、実用に耐えるGOCACHEPROGバックエンド実装を行うことができるようになります。