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入金消込・債権管理業務の働き方改革
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kenmei
January 15, 2019
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入金消込・債権管理業務の働き方改革
債権管理業務のピークを平準化し、月末に早く帰れた成功事例とその方法
kenmei
January 15, 2019
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Transcript
入金消込業務の働き方改革 月末の締め業務を早く終わらせたい方へ 平成31年1月15日 株式会社アール・アンド・エー・シー 萩原 賢明
環境の変化
(出典)国土交通省国土計画局作成 2100年には人口が半分以下に (出典)総務省「国政調査」「人口推計年報」「平成12年及び17年国勢調査結果による補間推計人口」国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」 (平成18年12月推計)、国土庁「日本列島における人口分布の長期時系列分析」をもとに国土交通省国土計画局作成
4 2030年には労働人口は ちょっと先 少し未来では 2020年 2050年 2050年 2050年
企業では 採用困難・人材確保は苛烈する 生産性の高い働き方への転換が必然 「やる気」と「根性」で業務を遂行している 会社は現状すら維持できない 採用・定着化できないと一人あたりの業務負荷 が高まっていく(時間の奪い合い)
企業では 敗者 やる気と根性論 勝者 工夫をしている 業務が属人的 業務が標準的 採用が困難 採用が上手 昔ながらのやり方
C 変化に柔軟 過去に固執 新しいやり方
どうしたらいいの?
8 給与計算 請求書発行 売掛金管理 買掛金管理 原価計算 月次決算 財務会計 各種伝票作成 資産管理
入金消込業務 支払業務 経費精算 現金出納管理 年次決算 管理会計 資金管理 経理業務でやれることは
9 給与計算 請求書発行 売掛金管理 買掛金管理 原価計算 月次決算 財務会計 各種伝票作成 資産管理
入金消込業務 支払業務 経費精算 現金出納官吏 年次決算 管理会計 資金管理 経理業務でやれることは
どういう状態が良いの?
0 5 10 15 20 25 30 5 10 0
5 10 15 20 25 30 5 10 ピークをつくらない 経理業務 戦略的な情報分析・共有 × 〇
入金消込業務とは 販売部門 経理部門 出荷 役務提供 未回収情報の報告 債権残高管理 伝票入力 取引先 請求書発行
販売情報 督促連絡 営業活動 入金情報 銀行 入金消込作業
13 昔ながらの入金消込作業 預金通帳 定規 電卓 ペン 請求記録 定規 ペン 電卓
入金消込を大変と感じていますか? 71 29 経理担当者(小売業を除く) ネットリサーチを利用して調査 有効回答数:719人 NO YES 入金消込を大変と感じていますか? ネットバンキングを利用していますか?
4.5 YES NO 17 不明 78
素人ではむつかしい - 金額合わない - 手が汚れる - 話かけられると最初から - 請求側と入金側どちらにも チェックが必要で手間
- 該当企業が見当たらない 支店が多くて合計するのが大変 - 振込依頼人名が違うとわからない - 電卓ミスするとつらい - 結果が2人でそろわない - 見落としが不安になる - 集中力が必要 - 目がチカチカする 新人社員:2名 入金件数:47件 所要時間: 2.5時間 ※アンマッチの確認は除く
消込あるある □振込手数料・消費税による誤差が生じて面倒 □振込依頼人(カナ)が社名と異なり探せない事がある □複数の得意先の売掛金がまとめて入金されて大変 □どの請求書が振込されてきたのか特定が大変 □月末の支払通知書を見ながら行う調整が大変 □債権管理帳票を消込の後に作成していて時間がとられる □督促業務に手が回らない □営業担当者への報告メール&電話が大変 □営業が間違って督促してしまい、雰囲気が悪くなった
どうやればいいの?
入金消込システムV-ONEクラウド 自動消込 仕訳出力 特化型AI 債権管理 データ連携 販売管理システム 銀行 周辺システム 会計システム
残高管理帳票 入金遅延通知 API 入金 滞留
システムでの入金消込作業
システムでの入金消込作業
システムでの入金消込作業
システムでの入金消込作業
システムでの入金消込作業
マシンラーニングで どんどん楽に システムでの入金消込作業
V-ONEクラウドとは 高い照合率 債権管理を強化 ノウハウの共有 AIによる機械学習 消込シミュレーション 柔軟な照合ロジック 業種・業態を問わない 専門スタッフによるサポート 大きな費用対効果
残高年齢表 督促状の発行 遅延通知メール V-ONEクラウドの特徴
ケーススタディ 1 従業員:30名 売上:5億 IT業界 Before ほぼ同様の入力を3回行っている。(請求書発行含めると5回) 手作業のためミスが多く、後続の督促業務に影響して未入金も 多く発生してしまっている。 日々消込しているが、月末はいつも残業が発生している。
IPO準備のため過去の売掛金残高の整理が必要。 請求一覧の転記 入金情報の収集 入金確認 仕訳入力 請求一覧を 売掛台帳に転記 各銀行から入金 情報を収集 売掛台帳に入金 を1件1件転記 会計帳簿に転記 預金/売掛金
After ケーススタディ 1 稼働2か月でトータル20人日かかっていた作業が2人日まで減少。 不正確だった消込がシステム化され、未入金リスト、残高管理年齢表 が出力でき債権管理の正確性が向上 未回収債権が可視化され、自信を持って督促ができるようになり、 営業部門も未回収債権の撲滅に協力的になった。 監査法人から劇的な改善ですとのお言葉 販売システム
会計システム 銀行 残高年齢表 未入金リスト 自動照合 入金消込 入金データ 残高集計 仕訳データ 請求データ
ケーススタディ2 従業員:700名 売上:284億 製造業 Before After 全国8営業所11人で請求及び入金処理を行っている。 取引条件や滞留債権の営業所間での情報共有ができていない。 各事業所で現場任せのため売掛金管理のルールが統一化されておらず、 売掛債権の責任者が曖昧。
未回収情報の作成に時間がかり、人為的なミスも発生している。 事業所から本社での集中処理に業務移管、責任者が明確化され、各支店が 本来業務に集中できるようになった。 11名で行っていた入金処理が、2名で処理可能になった。 情報の共有化が図られ、いち早く現場へ未回情報を提供可能になった。 「◦◦ヶ月遅れの債権」という認識が、「◦◦日遅れの債権」という認識 に変わり全社的に回収促進の意識が熟成された。
ケーススタディ2 東京支店 大阪支店 名古屋支店 シェアード化の考え方 東京支店 大阪支店 名古屋支店 福岡支店 東京支店
大阪支店 福岡支店 福岡支店 ・専門性が高まる ・標準化がしやすい(効率化が図りやすい) ・各支店は本来業務に集中 双方良い結果になる 名古屋支店 シェアード化 省力化できる作業
ケーススタディ3 従業員:150名 売上:35億 製造業 Before 前月繰越の表示がある請求書 取引量が増大している中で、決算が遅延している。 月末締め翌月末入金予定の顧客の場合、月末の入金消込を行わないと繰越金額 が確定しない。 月末に残業が発生している。
入金消込は顧客の支払明細情報を見ながら手作業で行っている。
ケーススタディ3 After 1.請求書の繰越金額の表示を削除 2.入金消込をシステムにより自動化 3.支払明細による月内での早期調整 当月発生分のみ表示された請求書 督促状 請求額が確定すれば、入金消込を完了せずに請求書送付が可能となり 繁忙期の分散に成功 受領した支払明細をシステムに取込する事で、月末の入金処理を月中へ前倒し
入金消込の自動化により業務の平準化、効率化を実現 締め業務の遅延が解消され、決算の早期化に成功 未回収情報の顧客への通知は債権管理システムにて滞留債権を速やかに 把握し再請求書(督促状)を発行する事で補完
32 毎日行っていた入金処理が、 月初2日だけで終わるようになりました マーソ株式会社 経営管理部 部長様
33 間違って督促するなど、 ミスによる恐怖心から開放されました 株式会社ヒューマンテクノロジーズ ご担当者様
34 業務量が3分の1に激減し、月末の残業 の必要がなくなりました 株式会社マイナビ 本社経理部 課長様
0 5 10 15 20 25 30 5 10 0
5 10 15 20 25 30 5 10 ピークをつくらない 経理業務 戦略的な情報分析・共有 × 〇
さまざまな照合業務 受注情報と決済明細を照合する 出荷情報と検収明細を照合する BtoC/ネットショップ様向け メーカー/卸業様向け Amazon・yahoo等モールから取得する決済情報 クレジットカード決済 コンビニ収納決済 等 得意先から取得できる支払明細や検収明細
支払通知書 検収明細 出荷明細 売上明細 受注管理システム 取引先各社
37 アイデア次第で良くなる事がたくさん! (^◦^)
38 ご清聴ありがとうございました!