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入金消込・債権管理業務の働き方改革

kenmei
January 15, 2019

 入金消込・債権管理業務の働き方改革

債権管理業務のピークを平準化し、月末に早く帰れた成功事例とその方法

kenmei

January 15, 2019
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  1. 8 給与計算 請求書発行 売掛金管理 買掛金管理 原価計算 月次決算 財務会計 各種伝票作成 資産管理

    入金消込業務 支払業務 経費精算 現金出納管理 年次決算 管理会計 資金管理 経理業務でやれることは
  2. 9 給与計算 請求書発行 売掛金管理 買掛金管理 原価計算 月次決算 財務会計 各種伝票作成 資産管理

    入金消込業務 支払業務 経費精算 現金出納官吏 年次決算 管理会計 資金管理 経理業務でやれることは
  3. 0 5 10 15 20 25 30 5 10 0

    5 10 15 20 25 30 5 10 ピークをつくらない 経理業務 戦略的な情報分析・共有 × 〇
  4. 素人ではむつかしい - 金額合わない - 手が汚れる - 話かけられると最初から - 請求側と入金側どちらにも チェックが必要で手間

    - 該当企業が見当たらない 支店が多くて合計するのが大変 - 振込依頼人名が違うとわからない - 電卓ミスするとつらい - 結果が2人でそろわない - 見落としが不安になる - 集中力が必要 - 目がチカチカする 新人社員:2名 入金件数:47件 所要時間: 2.5時間 ※アンマッチの確認は除く
  5. ケーススタディ 1 従業員:30名 売上:5億 IT業界 Before ほぼ同様の入力を3回行っている。(請求書発行含めると5回) 手作業のためミスが多く、後続の督促業務に影響して未入金も 多く発生してしまっている。 日々消込しているが、月末はいつも残業が発生している。

    IPO準備のため過去の売掛金残高の整理が必要。 請求一覧の転記 入金情報の収集 入金確認 仕訳入力 請求一覧を 売掛台帳に転記 各銀行から入金 情報を収集 売掛台帳に入金 を1件1件転記 会計帳簿に転記 預金/売掛金
  6. ケーススタディ2 従業員:700名 売上:284億 製造業 Before After 全国8営業所11人で請求及び入金処理を行っている。 取引条件や滞留債権の営業所間での情報共有ができていない。 各事業所で現場任せのため売掛金管理のルールが統一化されておらず、 売掛債権の責任者が曖昧。

    未回収情報の作成に時間がかり、人為的なミスも発生している。 事業所から本社での集中処理に業務移管、責任者が明確化され、各支店が 本来業務に集中できるようになった。 11名で行っていた入金処理が、2名で処理可能になった。 情報の共有化が図られ、いち早く現場へ未回情報を提供可能になった。 「◦◦ヶ月遅れの債権」という認識が、「◦◦日遅れの債権」という認識 に変わり全社的に回収促進の意識が熟成された。
  7. ケーススタディ2 東京支店 大阪支店 名古屋支店 シェアード化の考え方 東京支店 大阪支店 名古屋支店 福岡支店 東京支店

    大阪支店 福岡支店 福岡支店 ・専門性が高まる ・標準化がしやすい(効率化が図りやすい) ・各支店は本来業務に集中 双方良い結果になる 名古屋支店 シェアード化 省力化できる作業
  8. 0 5 10 15 20 25 30 5 10 0

    5 10 15 20 25 30 5 10 ピークをつくらない 経理業務 戦略的な情報分析・共有 × 〇