Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

組み込みシステムもクラウド+ハードウェア実機でCI/CDしよう

 組み込みシステムもクラウド+ハードウェア実機でCI/CDしよう

More Decks by Masahiko Funaki(舟木 将彦)

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 4 今⽇の開発レシピ 温度‧湿度計測機器 (ラズパイ実機)を クラウド(CircleCI)で 管理する 状況 Raspberry Piと各種センサを組み合わせる ことで、環境情報を取得し、クラウド側で

    取りまとめるようなソフトウェアを 容易に開発することができます。 さまざまな環境(=場所)でのテストを、 各地を⾏脚して実施するのではなく、 それぞれの場所に実機を設置しておき、 クラウドからネットワーク経由でテスト、 および結果を取得することで、 システムが想定している環境に近い形で テストの実施‧検証が可能となります。
  2. 5 ⽤意するもの: 温度‧湿度をラズパイ+センサで計測 デジタル温度‧湿度センサPro 温度 -40〜80℃ 湿度 5%〜99% を測定することが可能です。 その他、必要に応じて、

    ディスプレイ等。 GrovePi+ Grove互換の電⼦部品であれば、 ブレッドボードを⽤意したり、 半⽥付けを⾏うことなく、 ラズパイにGroveケーブルで 結線が可能になります。 Raspberry Pi 4 よく使われているRaspberry Pi OS(旧称 Raspbian)ではなく、 Arm64 + Ubuntu 環境で 使⽤します。
  3. 7 CircleCI ランナーを使うと ①⾃分の⼿元の環境(Your Systems)上で CircleCIのジョブを実⾏することができる ②ローンチエージェント(root権限) がCircleCIに常に御⽤聞き →実⾏すべきジョブがあれば、 作業指⽰を受け取り

    ③タスクエージェント(指定ユーザ) に下請けに出す ※なので、例えばAWS上で動作し ていれば、IAMの権限割当が可能 ④ジョブ実⾏内容はクラウド側(S3) で保持されるので ⑤CircleCIの画⾯上で普通に 実⾏結果を参照可能
  4. 21