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始まる!行政でのプロダクトマネージメント pmconf2021
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mizushimac
October 26, 2021
Technology
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始まる!行政でのプロダクトマネージメント pmconf2021
mizushimac
October 26, 2021
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Transcript
始まる! 行政でのプロダクトマネージメント 2021.10.26 プロダクトマネージメントカンファレンス 2021 Chief Product Officer 水島 壮太
2 自己紹介
3 両利きのプロダクト開発 Son Hoa NguyenによるPixabayからの画像 Kate BaucherelによるPixabayからの画像 アジャイル、スクラム開発 内製中心 数ヶ月の時間軸
スタートアップ 非連続 大規模ウォーターフォール開発 アウトソース、請負中心 数年の時間軸 社会インフラ 連続
4 アジャイルなプロダクトマネージメントをリードする幹部として なぜデジタル庁に来たのか?
5
6 Focus Point Focus Point
7 PdMユニットに10名程度いて、各重要案件に入り込んでいます デジタル庁にプロダクトマネージャーいるんですか?
8
9 Why? Who? Human Centerd Outcome, NOT Output D&I, Openess
Core
10 具体の話 What & How?
11 デジタル社会の実現に向けた重点計画 令和3年(2021年) 6月18日
12
13 ガバクラというクラウド基盤を作り 数百の府省システムや約1700の自治体のシステムを集約することで 運用コストを3割削減 BPRを通じて業務を標準化、相互に接続し、APIを公開 アジャイルに高品質なUI/UXを官民で提供し、利用率を向上 行政サービスを100%デジタル化する What / How
14 North Star Metrics すべての行政手続きを60秒以内にスマホで完結
15
16
17
18 課題はたくさんあるので優先順位をどう決めるのか ペインは分かりやすい
19 重点施策と位置づけられたから vs. ユーザーインパクトがあるから 優先順位をどうやって決めるのか?
20
21 利用者中心の行政サービス改革 <サービス設計 12 箇条> • 第1条 利用者のニーズから出発する • 第2条
事実を詳細に把握する • 第3条 エンドツーエンドで考える • 第4条 全ての関係者に気を配る • 第5条 サービスはシンプルにする • 第6条 デジタル技術を活用し、サービスの価値を高める • 第7条 利用者の日常体験に溶け込む • 第8条 自分で作りすぎない • 第9条 オープンにサービスを作る • 第 10 条 何度も繰り返す • 第 11 条 一遍にやらず、一貫してやる • 第 12 条 情報システムではなくサービスを作る
22 本当にできているのか? 常に問い続ける、ハンズオンする
23 顧客の何を解決するのか 常にWhyとゴールを問うカルチャーの醸成 CxOとしての足元のアクション 技術、データ、システムに 高い解像度もった意思決定ができるリーダーシップ強化 アジャイルな開発プロセスの導入 内製開発組織の構築と拡大
24 他国はどうなのか? ベンチマーク
25 令和元年度経済産業省デジタルプラットフォーム構築事業 (デジタルガバメントに関する諸外国における先進事例の実態調査)報告書より引用 https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2019FY/000247.pdf
26 • アジャイル/ウォーターフォール、内製/外部調達の最適Mixを考える両利きのプ ロダクト開発マインドが必要 • デザイン(UI/UX)ファーストな開発プロセスの浸透 • デジタル庁はプロダクトマネージメントをやっていくと法案に書いていると捉えて いる、課題はその実行力とカルチャーの醸成 •
優先順位を意思決定するための評価方法の確立 • 丁寧なハンズオンと相互オンボーディングによる官民融合のプロダクトチーム作 りがKSF 今後のチャレンジ (まとめ)
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