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リサーチチームの組織力 評価からデザインリサーチヘ / Organizational stre...

OM
June 17, 2019

リサーチチームの組織力 評価からデザインリサーチヘ / Organizational strength of the research team

Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6にて、リサーチチームの組織力のお話をさせていただきました。
【イベント内容】
https://designresearchtokyo.connpass.com/event/132817/

OM

June 17, 2019
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Transcript

  1. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. Agenda ◉ 自己紹介&組織紹介 ◉ 業務紹介:開発チームとの関わり方と実践してること ◉ これから試したいこと 2
  2. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. 自己紹介&組織紹介 1 3
  3. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. I am Mikiko Ogawa 受託の制作会社でのWEBサイト制作を経て、2008年に株式会社LIFULL入社。 情報設計やユーザビリティに興味を持ち、UXや人間中心デザインの沼へ。 その流れで、2012年に産業技術大学院大学(AIIT)「人間中心デザイン」を修了。 その後、担当サービスを開発しつつ、開発現場でのユーザビリティテストを実践。 2017年からはサービスの品質を改善推進する部署に所属。ユーザーテストを行う日々。 HCD-Net認定 人間中心設計専門家。 Hello! 4
  4. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. LIFULLと開発体制 5 サービスを開発運用する部署 開発運用の技術基盤を支えている部署 品質改善推進U  └ 品質管理G  └ QAG  └ ユーザーファースト推進 G  └ セキュリティG  └ SETG LIFULL HOME’Sだけでも『借りる』『買う (マンション、戸建て、土地など)』 『建てる』『相談する』『投資する』 『売る』『資産価値を調べる』など、、、。 LIFULLは、LIFULL HOME'Sをメインに、自社でサービスを開発運営してます。 QA業務の ”ユーザー視点”を 特化させた感じで 2017年に新設
  5. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. ユーザーファースト推進G の業務 6 ①新規プロジェクト・改善プロジェクトの評価 ・プロジェクトごとの定性評価とその計画 ②既存サービスの定期点検 ・それぞれのサービス /デバイスごとにユーザビリティの定点観測 社外の人に直接 ヒアリングすることは あまりないので リサーチルームはなし 組織を横断して定性評価をメインにやってるグループ。(リサーチではなく)
  6. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. 業務紹介 開発チームとの関わり方と実施してること 2 7
  7. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. 開発チームとの関わり方 8 プロジェクトの開発チームからは個別に相談が来ます。 相談内容に応じて課題解決の助言する 社内コンサルのような関わり方。 運用・保守 相談 結果 相談 結果 相談 結果 評価の流れ プロジェクトの流れ 結果の まとめ 分析 実施 設計 提案 前提整理 テスト 設計・開発 要件定義 計画
  8. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. 実施してること 9 運用・保守 プロジェクトの流れ テスト 設計・開発 要件定義 計画 コンセプトを評価 コンセプトやアイデアが 魅力的に感じるかの評価。 ユーザーリサーチになることも。 方向性見直しの提案や ターゲットの整理(モデル化) などをフィードバック。 仕様を評価 仕様書レビューや プロトタイプテスト。 伝わるかの評価。 サービスの構成、情報設計の 提案などをフィードバック。 操作性を評価 いわゆる ユーザビリティテスト。 使えるかの評価。 評価から リサーチ方面に食い 込んでってる感
  9. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. これから試したいこと 3 10
  10. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. 組織とチームの現状 11 良いところ ・定性データを得るための評価や調査の相談が、プロジェクトの初期段階で  来るようになっている 改善が必要なこと ・対応数に限りがある(実働 1名なので) ・相談できる相手がいない( 1名なので) ・過去のユーザーテストで得られた定性データが汎用的に活用しにくい
  11. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. これから試したいこと 12 ①プロジェクトチームに『すこしできる人・すこしわかる人』を増やす ・プロジェクトチーム主体でのユーザーテスト実施をサポート ②社外の専門家(デザイン会社・コンサル会社)との連携 ・専門的な相談先は、社外の知見を検討していきたい ③過去のユーザーテストで得られた定性データのデータベースを構築 ・プロジェクト単位では見えにくいサービス全体のユーザー体験へアプローチしたい ・どういうツールでどういうまとめ方するかなーみたいなところから考え中 ・アクセス解析ツールで量を見るように、定性データを気軽に参照できるようになると最高
  12. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. Thanks! 13
  13. Design Research Tokyo: Season 1 Episode 6 |Mikiko Ogawa| June

    17, 2019 Copyright© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved. Credits Special thanks to all the people who made and released these awesome resources for free: ◉ Presentation template by SlidesCarnival 14