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IBM Championが考えるアプリケーション基盤の勘所

motuo1201
December 03, 2020

IBM Championが考えるアプリケーション基盤の勘所

今日、クラウドサービスの充実によりアプリケーションを稼働させるためのプラットフォームは多岐に渡っています。

どの様なシチュエーションの時に、どの様なプラットフォームを選定するのが良いかお悩みではありませんか?

本セッションでは、IBM Cloud で提供されているサービスを例にしながら、どの様にアプリケーション基盤を選定すれば良いかデイスカッション形式でお話します。

motuo1201

December 03, 2020
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Transcript

  1. IBM Championが
    考える
    アプリケーション
    基盤選定の勘所

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  2. はじめに
    ぜひ、こちらからIBM Cloudのアカウント作成をお願いいたします!
    https://ibm.biz/Bdq5qB

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  3. 質問やコメントも受付けます!

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  4. どんな時にどんな基盤
    を使うのが良い?
    今日、クラウドサービスの充実によりアプリケー
    ションを稼働させるためのプラットフォームは多岐
    に渡っています。
    どの様なシチュエーションの時に、どの様なプラッ
    トフォームを選定するのが良いかお悩みではありま
    せんか?
    本セッションでは、IBM Cloud で提供されている
    サービスを例にしながら、どの様にアプリケーショ
    ン基盤を選定すれば良いかデイスカッション形式で
    お話します。

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  5. パネラー紹介
    株式会社Joolen所属
    Webアプリケーション
    エンジニア
    【よく使う技術】
    - PHP
    - Node.js
    - React.js
    - Cloud Foundry
    etc…
    開志専門職大学 情報学部
    講師(クラウド系講義)
    【よく使う技術】
    - Python
    - Kubernetes
    - Node.js
    - 機械学習/深層学習
    - IoT
    etc…
    Pumpkin Heads株式会社
    インフラエンジニア
    【よく使う技術】
    - Ansible
    - Kubernetes
    - PHP
    - 機械学習/深層学習
    - IoT
    etc…

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  6. 本日取り上げるサービス
    分類 IBM Cloudの代表サービス
    Iaas (Infrastructure as a Service) IBM Cloud Bare Metal Servers
    Paas (Platform as a Service) Cloud Foundry
    Faas(Function as a Service) IBM Cloud Functions
    Managed Kubernetes Service IBM Cloud Kubernetes Service
    Kubernetes ディストリビューション
    (Red Hat OpenShift)
    Red Hat OpenShift on IBM Cloud
    Kubernetesベースのサーバレスサービス Code Engine(現在β 英語ドキュメントのみ)

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  7. IaaSとは
    ベアメタルサーバーでは、サーバー全体への専用のアクセス権限
    がお客様に提供されます。(ベアメタルサーバのページより)

    • 物理サーバを所有していた時と同じ様に、OSレベルからのアク
    セス権限を持つことができる。
    • ディスク故障などの物理的なメンテナンスから解放される。
    • 一方、ユーザはアプリケーションを稼働するために、様々な
    セットアップやメンテナンスが必要になる

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  8. PaaSとは
    サーバーを手動で構成および管理することなく、アプリケーション
    の導入と拡張を行います。(Cloud Foundryのページより)

    • アプリケーションを動かす為のプラットフォームを自分でセット
    アップする必要がない
    • ソース管理やCI/CDの仕組みが、シームレスに統合できる
    • プラットフォームから外れる様な魔改造は難しい
    • プラットフォームに合わせた学習が必要になる(Build Packなど)

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  9. FaaSとは
    オンデマンドでスケーラブルに実行される軽量のコード開発を目的とし
    ています。(IBM Cloud Functionsのページより)

    • 実際にコードが動いた分しか課金されない
    • コードを書くだけで処理を動かすことができる
    • 対応できる言語が限られている(IBM Cloud Functionsでは、Dockerイ
    メージを使えますが、パブリックなリポジトリのみ利用可能)
    • 状態を持てないので(ステートレス)、セッション管理などは他のサービ
    スを使う必要がある。

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  10. Managed Kubernetes Serviceとは
    認定済みのK8sプロバイダーとして、インテリジェントなスケ
    ジュール、自己修復、水平スケーリング、サービスの検出と負荷分
    散、自動化されたロールアウトとロールバック、機密管理や構成管
    理が可能になっています。(IBM Cloud Kubernetes Serviceのペー
    ジより)

    • 自分でKubernetesをサーバにインストールする必要がない
    • 使うにはKubernetesに関する知識が必要

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  11. Kubernetesのディストリビューションとは
    可用性の高いフルマネージドのクラスターのボタンをクリックする
    だけで展開します。IBM Cloudが業界で初めてOpenShift 4をサ
    ポートします。(Red Hat OpenShift on IBM Cloudのページより)

    • OpenShiftを使えば、コンソールより必要なコンテナを簡単に作る
    ことができる
    • Kubernetes上で稼働するので、スケールも柔軟
    • 利用するには、相応のコストがかかるので小さなプロダクトへの
    適用は難しい?

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  12. Kubernetesベースのサーバレスサービス
    コンテナ化されたワークロードを実行するフルマネージドのサー
    バーレス・プラットフォームです。(Code Engineのリリース情報
    より)

    • FaaSと同じ様に実際に稼働した分だけ課金される
    • コンテナサービスがあれば簡単に動かすことができる
    • 好きな言語・フレームワークで稼働させることができる
    • 弱点はFaaSとほぼ同様

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  13. 最後に
    ぜひ、こちらからIBM Cloudのアカウント作成をお願いいたします!
    https://ibm.biz/Bdq5qB

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