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発信者主体の情報可視化作品作りにおけるスケッチの行い方考察

Yuichi Yazaki
February 09, 2020

 発信者主体の情報可視化作品作りにおけるスケッチの行い方考察

Yuichi Yazaki

February 09, 2020
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  1.  研究背景 情緒的訴求をすることが難しい • ある化粧品メーカー「外部環境についてデータをチャート化してまとめた冊 ⼦を作成したが、若⼿の社員が全く読んでくれない」 • TableauのようなBusiness Intelligenceツールは普及したが、あれは探索 的可視化をするためのツールで、プレゼンテーションは弱い。 •

    表現と伝達と認知は別物。発信者主体の情報可視化のワークフローでは、表 現までしか触れていない。表現=発信者側の⾏為、共感=受信者側の⾏為。 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 研究背景
  2. 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 研究背景 • ネガティブチェックのための価値観が古い(3、40年前)。 • チャートあるある、データインク⽐尊重、3DへのNG

    • 統計的有意を⼤切にするデータサイエンスとも、問題提起的でもあるデータアー トとも異なる、データ可視化(情報可視化)ならではの価値の認知が⾜りない。 • 最低限到達しなければならないのは、作品⾃体が、科学的正確さと情緒的訴求⼒ のバランスの取りながらの創意⼯夫ではないか。  研究背景 個⼈的な問題意識
  3. < 涪⥋罏 「⥋罏 钠濼ׅ׷ ⠗麦ׅ׷ 邌植ׅ׷ 涪⥋罏 「⥋罏 钠濼ׅ׷ ⠗麦ׅ׷

    邌植ׅ׷ 受信者ニーズが⼤きい場合  研究⽬的 探索的・課題解決 「受信者のニーズが発信者のそれよりも⼤きい場合」は課題解決型で、いくつもの事例を経た上での汎⽤ 化したツールがすでに存在している。たとえばBusiness Intelligenceツールなどがあげられる。 先⾏事例の調査 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 研究⽬的 研究背景
  4. 受信者ニーズが⼤きい場合  研究⽬的 https://finviz.com/map.ashx from “Visualization Analysis and Design” By Tamara

    Munzner https://www.tableau.com/ from “Visual Insights” By Katy Börner and David E. Polley 先⾏事例の調査 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 研究⽬的 研究背景
  5. > 涪⥋罏 「⥋罏 钠濼ׅ׷ ⠗麦ׅ׷ 邌植ׅ׷ 涪⥋罏 「⥋罏 钠濼ׅ׷ ⠗麦ׅ׷

    邌植ׅ׷ 物語的・表現伝達 発信者ニーズが⼤きい場合  研究⽬的 ⼀⽅で、「発信者のニーズが受信者のそれよりも⼤きい場合」 は⾃由度が⾼く、⼿順の定型化が難しい。 さきほど触れたワー クフロー内でも明確な⼿順が触れられていない。汎⽤化することが難しいプロセスと いえる。 先⾏事例の調査 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 研究⽬的 研究背景
  6. 発信者ニーズが⼤きい場合  研究⽬的 from “Data journalism workflow” by Simon Rogers from

    “Data Visualization Handbook” by Juuso Koponen, Jonatan Hildén from “Visualizing Data” by Ben Fry 先⾏事例の調査 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 研究⽬的 研究背景
  7. 科学的正確性と情緒的訴求⼒ 科学的正確性 リランド・ウィルキンソン 「The Grammar of Graphics」 情緒的訴求⼒ ジョルジア・ルピとステファニー・ポ サベックによる「Dear

    Data」及び 「Observe, Collect, Draw」 ウィリアム・クレバランド & ロバート・マク ギル および ジェフ・ヒール & マイク・ボス トックによる研究 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 先⾏事例の調査 研究背景 研究⽬的
  8. 科学的正確性 リランド・ウィルキンソン「The Grammar of Graphics」 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 先⾏事例の調査 研究背景

    研究⽬的 「良いグラフィックを作成するための多くの優れたガイドが ありますが(略)この書籍は、代わりにグラフを数学的に構 築し、それらを美的にグラフィックスとして表現するための 規則に焦点を当てている。」 チャートを描く空間を定義し、その上にアニメーションのセ ル画のように、軸や幾何図形で表現したデータを重ねて、1 つのチャートとして成⽴させる考え⽅を提唱。 この考え⽅がggplot2やD3.jsの構成に影響を与えている。
  9. 科学的正確性 リランド・ウィルキンソン「The Grammar of Graphics」 1. 絵を描く空間を座標空間(スケールとベクトル)として定義する。 2. データを描画するビジュアルエンコーディング(データを描画するため の幾何図形と審美性)を決定する。

    3. 1と2のルールに沿って描く この考え⽅を、ワークショップに必要な作業⾏程となるよう以下のように整理した。 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 先⾏事例の調査 研究背景 研究⽬的 なお、ファセットと基礎統計値はデータの話なのでデータとして⼀項⽬として扱う。
  10. ウィリアム・クレバーランドとローランド・マクギル および ジェフリー・ヒアとマイケル・ボストック 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 先⾏事例の調査 研究背景 研究⽬的 ウィリアム・クレバーランドとローランド・マクギル(1984)は、⼈間の図

    形への知覚の仕組みについて実験を⾏った。実際のデータよりを正確に知覚で きるのか、シンプルな幾何図形を利⽤して⾏われた。 ジェフリー・ヒアとマイケル・ボストック(2010)が、クラウドソーシング で被験者を集めて実⾏し、クラウドソーシングによる被験者調達の有⽤性とと もに、ウィリアム・クレバーランドとローランド・マクギル(1984)の実験 結果を追試し同様の結果を得た。同時にウィリアム・クレバーランドとローラ ンド・マクギル(1984)の⾏わなかった図形についても実験を⾏った。 科学的正確性
  11. タマラ・ムンズナーによるまとめ 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 先⾏事例の調査 研究背景 研究⽬的 ウィリアム・クレバーランドとローランド・マクギル(1984)、 ジェフリー・ヒアとマイケル・ボストック(2010)の両者を含 む様々な成果をわかりやすくタマラ・ムンズナーがまとめてい

    る。 定量データにふさわしい表現はマグニチュードチャンネルに書 かれた表現⽅法であり、定性データにふさわしい表現はアイデ ンティティチャンネルに書かれた表現⽅法である。また上から 順に、⼈の知覚バイアスが⼩さい表現⽅法としてまとめられて おり、その知⾒を活⽤する。 科学的正確性
  12. 情緒的訴求⼒ ジョルジア・ルピとステファニー・ポサベックによる 「Dear Data」及び「Observe, Collect, Draw」 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 先⾏事例の調査

    研究背景 研究⽬的 「Dear Data」はニューヨークとロンドンに離れて住む⼆⼈のデータ アーティストによる「データ⽂通」の成果である。共通のテーマを決 め、ハガキの裏に⾃分のことをデータとして記録したものを⼿描きで 絵として表現したものを送り合った。出版後早々にMOMAのパーマネ ントコレクションに選ばれている。「Dear Data」の読者へ向けて⼀ 般向けのワークブックとして出版されたのが「Observe, Collect, Draw!」である。性質上「Dear Data」ではなく「Observe, Collect, Draw!」を参照する。
  13. ジョルジア・ルピとステファニー・ポサベックによる 「Dear Data」及び「Observe, Collect, Draw」 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 先⾏事例の調査 研究背景

    研究⽬的 データとするテーマには、⼼⾳、息、瞬き、⾝体のパーツに対する⾃ 分の感情、⾳楽に対する感情など、個⼈的でデータ化しないとそもそ も公にならないものが選ばれている。作品全体の仕上げ感として、ア ブストラクト・アート、⾃然、天⽂学のダイアグラムをイメージソー スとして揚げている。ビジュアルエンコーディングとしては、幾何図 形以外には、矩形への複数のシンボルや⾊を様々に活⽤した塗りつぶ し、幾何図形のようにシンプルにまとめられたシンボル(花、的、 葉、茎、流れる髪の⽑のような曲線)が選ばれている。空間座標とし ては縦横⽅向グリッド、円や弧が活⽤され、時間(⼀年、⼀週間、⼀ ⽇)や離散的な項⽬が表現されている。 情緒的訴求⼒
  14. ジョルジア・ルピとステファニー・ポサベックによる 「Dear Data」及び「Observe, Collect, Draw」 この考え⽅を、ワークショップに必要な作業⾏程となるよう以下のように整理した。 1. いわゆる幾何図形(正円、正⽅形、⻑⽅形、直線、曲線)以外にも、拡⼤縮⼩しても⼤きさの歪みが少ないシンボ ル(花、的、葉、茎、流れる髪の⽑のような曲線。それ以外にもピクトグラムやアイコンからモチーフが得られ る)を上⼿く活⽤すると、仕上がりに⼤きな違いが与えられる。

    2. 現実を実質化した表現⼿法であるイラストレーションの中でも、幾何図形やシンボルで構成しやすい種類のもの を、あらかじめイメージトレーニングして持っておくと発想しやすくなる。 3. 空間座標を何パターンかあらかじめ⽤意しておき、仕上がりがイメージしやすくする。ワークショップなどでテー マが固定であれば、⾮データインク(テーマデータ以外の描き込み)な描き込みを予め⾏っておいてもよい。 過去の取り組み 実験内容 今後の展望 先⾏事例の調査 研究背景 研究⽬的 情緒的訴求⼒
  15. 先⾏して⾏なったワークショップ(2015〜2016年) 本研究に先⾏して、数年前に数回ワークショップを筆者が⾏っ た。参加者は⼀般イベントとして公募し、⼆⼗〜七⼗代の男⼥が ⼗〜四⼗名ほど参加した。 • 2015年6⽉20⽇ 東京都渋⾕区にて、シブヤ⼤学のイベント 「データで絵を描く!データ・ビ ジュアライゼーション」として開催 •

    2015年9⽉27⽇ 東京都渋⾕区にて、⾃主開催イベント • 2016年8⽉18⽇ 京都府京都市にて、MTRL Kyoto共催イベント「データで絵を描く!データ・ ビジュアライゼーション ワークショップ データやグラフを⼿描きで⾃由に表現する 」とし て開催 実験内容 今後の展望 過去の取り組み 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査
  16. 実験内容 今後の展望 過去の取り組み 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 䏟垥瑞꟦ ✲⢽稱➜ ʙ 䎃

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  17. どうスケッチするか?今回の実験のスコープ(スケッチ) 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み أ؛حثך䩛岀 䲽ֻ䩛岀 آّٝ٥ؚٔيؐؑ٦س

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  18. どうスケッチするか?今回の実験のスコープ(出題) 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み 䏟垥瑞꟦ ✲⢽稱➜ ʙ

    䎃 ʙ 䎃  䎃 ⼪衝䊨㣐 㢳䷐繟㣐 ぐ䨽 ؽآُ،ٕؒٝ؝٦ر؍ؚٝ ⚺錁׾鴥׭׷ 猰㷕涸姻然ׁ ⳿겗 ؎ٝفحز 䩛岀 䞔筰涸鏮実⸂ 㹀䚍儗禸⴨ 㹀䚍㹀ꆀ儗禸⴨ 㹀ꆀך㹀䚍⻉ 㹀䚍ꟼ⤘䚍 㹀䚍㹀ꆀ儗禸⴨ 㹀ꆀך㹀䚍⻉ 䩛䲽ֹ
  19. 実験環境 -1 実施⽇ • 第⼀回...2019年12⽉9⽇ 13:00︎16:30 授業内 • 第⼆回...2019年12⽉17⽇ 13:00︎16:30

    授業内 被験者 • 第⼀回 千葉⼯業⼤学デザイン科学科 43名 • 第⼆回 千葉⼯業⼤学デザイン科学科 8名 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み
  20. 実験環境 -2 時間 • それぞれ180分(説明時間、休憩込み) 実施内容 • 13:10-13:20 アンケート •

    13:20-14:00 インプットレクチャー • 14:00-15:00 ワーク1 • 15:00-15:10 休憩 • 15:10-16:10 ワーク2 • 16:10-16:20 アンケート 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み
  21. խ8IZ:PV%POˏU.BLF".JOEMFTTMZ խ#FBVUJGVM7JTVBMJ[BUJPO0G")PSSJD&WFOU UPXBSETEBUBTDJFODFDPNNVSEFSJOHBMFHFOEBSZEBUBTUPSZXIBUDBOXFMFBSOGSPNBHSBNNBSPGHSBQIJDTBEDBGF խ猰㷕〳鋔⻉ה䞔 インプットレクチャーの内容 インプットレクチャーで利⽤したスライドの内容は以下の通りである。 • 情報可視化における情緒的訴求⼒ • データを⽤いるからといっても、表現は主観的であってよい

    • 科学的正確さと情緒的訴求⼒の例として、簡略化した考え⽅を⽰す • とくにThe Grammar of Graphicsにおけるレイヤー構造をわかりやすく⽰す • 既存のチャートに収まらない表現の事例を紹介する 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み
  22. 出題意図 スマホ内のデータを⽤いて ⼀ヶ⽉間の私を表現してくだ さい 時間の経過を空間的にどう表 現するか。 マイナンバー(12桁の数値) をロゴ化してください ロゴ化するという出題=空間 的な広がりは活⽤できない中

    で、如何にビジュアル変数化 するか。 よく⾏く場所、⼗箇所が登場 するダイアグラミック・マッ プを描いてください 定性的な事物の関係性を空間 的にどう表現するか。 情報可視化が「特定の物理的な空間と紐付かない」ことに注⽬した 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み
  23. A. 制約を守った上での【ルール設定⼒】 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み レベル1 レベル2

    レベル3 レベル4 提⽰された制約が守れている。 提⽰された制約が守れていて、⾃分 でルールを設定・図⽰できている。 提⽰された制約が守れていて、⾃分 でルールを設定・図⽰できている。 そしてそのルールで作品を描けてい る。 提⽰された制約が守れていて、⾃分 でルールを設定・図⽰できている。 そしてそのルールで作品を描けてい る。その結果描かれる全体のバラン スをみてルール⾃体を微調整できて いる。
  24. B. 表現がテーマを伝えるものになっている【テーマ表現⼒】 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み レベル1 レベル2

    レベル3 レベル4 テーマを設定できている。 テーマを設定できていて、テーマに 沿った表現内容が選べている。 テーマを設定できていて、テーマに 沿った表現内容が選べており、表現 に幾何図形が適切に使⽤されてい る。 テーマを設定できていて、テーマに 沿った表現内容が選べており、表現 に幾何図形と空間座標が適切に使⽤ され ている。
  25. C. 【ルール設定⼒】と【テーマ表現⼒】を主観で統合した【作品⼒】 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み レベル1 レベル2

    レベル3 レベル4 作り⼿としてこれを伝えたいという 主観が明確に設定できている。 作り⼿としてこれを伝えたいという 主観が明確に設定できており、設定 したルールと⽭盾していない。 作り⼿としてこれを伝えたいという 主観が明確に設定できており、設定 したルールやテーマ表現と⽭盾して いない。 作り⼿としてこれを伝えたいという 主観が明確に設定できており、設定 したルールやテーマ表現と⽭盾して い ない。作品を⼀⽬みたときに主観 が伝わり、設定ルールとテーマ表現 を読み解くことで、データ内容の理 解ができる。
  26. マイナンバー(12桁の数値)を ロゴ化してください 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み ロゴ化するという出題=空間的な広がりは活⽤ できない中で、如何にビジュアル変数化するか。

    データ側の処理(⻑い桁数を3つにグルーピングするなどして圧縮すること) を発⾒した上で、情緒的訴求⼒のための造形を試みることが必要。前者を発 ⾒できない者、造形スタディのためのアイデアの幅が狭い者に分けられる。 評価サマリー
  27. マイナンバー(12桁の数値)をロゴ化してください 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み 被験者による評価:A. 2、B. 2、C.

    2 筆 者による評価:A. 4、B. 4、C. 4 ⻑い桁数を3つにグルーピングすることを早々に発⾒した 上で、情緒的訴求⼒のための造形をいくつも試みている。 仕上げるとかなり完成度の⾼い作品になりそうだ。 評価
  28. マイナンバー(12桁の数値)をロゴ化してください 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み 被験者による評価:A. 3、B. 2、C.

    3 筆 者による評価:A. 4、B. 4、C. 3 おそらく12という数から着想しているのだろうは、シンプ ルながら的を得ている。時計になぞらえているので、どこ から⼀桁の数字が始まるのかも理解が早い。⽇の出をモ チーフに太陽が半分現れていないのも⾯⽩い。 評価
  29. スマホ内のデータを⽤いて、⼀ヶ⽉間の私を表現してください 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み 被験者による評価:A. 1、B. 2、C.

    1 筆 者による評価:A. 1、B. 3、C. 3 時系列で考える出題のところ、集計してしまっているので Aは1だが、主張から⼊ると、空間の使い⽅やビジュアルエ ンコーディング法が⼤きく変わる良い作例。 評価
  30. スマホ内のデータを⽤いて、⼀ヶ⽉間の私を表現してください 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み 被験者による評価:A. 1、B. 1、C.

    1 筆 者による評価:A. 4、B. 2、C. 2 上半分が定量値、下半分は定性値、と⾯⽩い構成になって いる。下半分は、実は上半分と異なる定性データなので、 合った表現を探すと、実は作品の完成度はグッとあがる。 スケッチとしてその可能性を探ってほしかった。 評価
  31. よく⾏く場所、⼗箇所が登場するダイアグラミック・マップを描いてください 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み 被験者による評価:A. 2、B. 1、C.

    2 筆 者による評価:A. 4、B. 4、C. 4 空間的な整理が⾮常に上⼿い。⾃宅・学校・県外の移動は 時間というよりも質的な違いとし、それぞれの中で距離や 関係性を表現できている。細かく書き込まれた⼈物にも⾒ ⼊ってしまうが、彼らの扱いでもう⼀アイデアほしかった。 評価
  32. よく⾏く場所、⼗箇所が登場するダイアグラミック・マップを描いてください 今後の展望 実験内容 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み 被験者による評価:A. 2、B. 2、C.

    2 筆 者による評価:A. 3、B. 3、C. 4 ダイアグラミック・マップとして空間配置を抽象的に表現 している。感情に基づいて移動先の配置がなされており、 感情地図として眺めても⾯⽩い。 評価
  33. 今後の展望 研究背景 研究⽬的 先⾏事例の調査 過去の取り組み 実験内容 どうスケッチするか?ワークショップ設計 䏟垥瑞꟦ ✲⢽稱➜ ⳿겗ך䠐㄂׾

    ر؍٦فءؚٝؗٝ 鎉衝ה邌植ך鸬䟝؜٦ي׾ 邌植ך〳腉䚍׾粸׶鵤׃嗚鎢 ꬊر٦ة؎ؙٝ㾩䚍 ʙ 䎃 ʙ 䎃  䎃 ⼪衝䊨㣐  䎃։ 㢳䷐繟㣐 ぐ䨽 㹀䚍儗禸⴨ 㹀䚍㹀ꆀ儗禸⴨ 㹀ꆀך㹀䚍⻉ 㹀䚍ꟼ⤘䚍 㹀䚍㹀ꆀ儗禸⴨ 㹀ꆀך㹀䚍⻉ ؽآُ،ٕؒٝ؝٦ر؍ؚٝ ⚺錁׾鴥׭׷ 猰㷕涸姻然ׁ 䩛䲽ֹ 䞔筰涸鏮実⸂ ⳿겗 ؎ٝفحز 䩛岀 㹀䚍儗禸⴨ 㹀ꆀ 㹀䚍ꟼ⤘䚍 㹀ꆀ 今回得た「出題以外での気付き」を事前 インプットへ含めていく。 ⼿描きに馴染む出題として、定性データ を⽤いて、時系列や関係性を空間上に描 かせる。難易度をあげるためには、1つ や2つの定量データを付け加えていく。