Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
コンテナ共創センター勉強会#6_システムリサーチ様Lightning Talk
Search
nakaji1106
September 30, 2021
0
440
コンテナ共創センター勉強会#6_システムリサーチ様Lightning Talk
nakaji1106
September 30, 2021
Tweet
Share
More Decks by nakaji1106
See All by nakaji1106
コンテナ共創センター勉強会#26_OpenShiftのシステム構成検討のおさらい
nakaji1106
0
100
コンテナ共創センター勉強会#26_富士通様メインセッション
nakaji1106
0
240
#16_OpenShift活用の成功ポイント!
nakaji1106
0
220
#16_マルチアーキテクチャ対応のコンテナイメージの作成
nakaji1106
0
270
IBMの2年目とCKAを取得しよう!
nakaji1106
0
200
#16_Power10リリース!OpenShift on Power のご紹介
nakaji1106
0
250
0. コンテナ共創センター勉強会 #6 アジェンダ
nakaji1106
0
390
コンテナ共創センター勉強会#6_1.Keynote : コンテナの価値を享受するために
nakaji1106
0
350
コンテナ共創センター勉強会#3_クリエーションライン様Keynote_Session
nakaji1106
0
440
Featured
See All Featured
Bash Introduction
62gerente
610
210k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
328
21k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
244
12k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
330
21k
Faster Mobile Websites
deanohume
305
30k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
78
6.2k
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
267
13k
Building Applications with DynamoDB
mza
93
6.2k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
693
190k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
8
1.3k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
343
39k
RailsConf 2023
tenderlove
29
980
Transcript
株式会社システムリサーチ AIソリューションチーム ⽑利 茂弘 2021年09⽉29⽇ コンテナ共創センター勉強会 #6 - DX加速に向けたクラウドネイティブ⼈材の育成 -
〜AIソリューション「MODEWO」の コンテナ化と⼈材育成〜
2 社名 株式会社システムリサーチ (東証⼀部上場 証券コード︓3771) 代表 代表取締役会⻑ ⼭⽥ 敏⾏ 代表取締役社⻑
平⼭ 宏 所在地 名古屋市中村区岩塚本通2丁⽬12番 設⽴ 1981年3⽉26⽇ 資本⾦ 5億5,015万円 社員数 1,064名(単体)1,079名(連結) (2021年3⽉31⽇現在) 関係会社 株式会社ソエル 【⼤阪】 信濃橋三井ビルディング 4F 【東京】 【本社】名古屋 主要拠点 イリイソリューション部営業拠点 札幌 仙台 福岡 会社紹介
3 ⾃⼰紹介 ü⽑利 茂弘(Shigehiro Mouri) ü Mail :
[email protected]
ü
数々のプロジェクトに関わり、Project Managerを務める ü AI(画像認識、IBM Watson、etc…)、 Cloudなど新たなビジネス領域にチャレンジ ü受賞歴 ü IBM Japan Excellence Award 2020 ü IBM Champion 2021
4 ⼈材育成のテーマ •DX時代に必要な新技術・新開発⼿法を習得し、求め られるITエンジニアになる (Deep Learning、AR、VR…) AI (IBM、AWS、Microsoft、Google… ) Cloud
(UiPath、BizRobo!、WinActor… ) RPA (スクラム、ユーザー機能駆動開発… ) Agile ※新技術・新開発⼿法の⼀例
5 Solution開発 •AI事業に携わってきたチームでは数年前から画像認識技 術を活⽤したPoCやシステム開発を実施してきました お客様からの声。。。 ü AIを導⼊したいが、社内に専⾨家がいない ü AIの学習モデル作成には多くの時間がかかる ü
AIの導⼊コストが⾼くなってしまう ü 導⼊できてもチューニング作業を外部に委託しなくてはならない etc… ⾼度な知識とスキルが必要な画像認識AIですが、お⼿軽にお客様が活⽤できる ツールの提供をコンセプトに「 MODEWO」を開発することに
6 •モデル学習は以下の⼿順をプログラミングで実装します MODEWOについて 学習データの加⼯ 学習済みモデルの作成 恐らくW•X︖ 推論結果の表⽰ MODEWO は、プログラミング/機械学習スキルの 有無に関わらず、これらの⼿順をGUI上で簡単に誰でも
実⾏可能︕
7 •検討課題 – アプリケーションおよびインフラの運⽤・保守が実施しやすいこと – Solutionは⼩さくはじめるが、拡張性があること – ⼈材育成のテーマを組み⼊れること – メンバーの付加価値向上とMotivationアップにつながること
MODEWOについて AI Cloud コンテナ化 MODEWO
8 Motivation Time ① ② ③ ①コンテナ化にすることで新しい技術習 得の機会 ②スキル不⾜による挫折 ③Internet(Qiita)や⽂献等でようやく形
に。。。 コンテナ化への道
9 コンテナ化の⽴ち上がり • 新しいことにチャレンジできる • コンテナ化がよくわからない • 検証環境構築がなかなかできない • エンジニアコミュニティサイト「Qiita」の利⽤
• 専⾨書を理解しながら、ようやく検証環境が構築できた
10 Motivation Time ① ② ③ ④ ①コンテナ化にすることで新しい技術習 得の機会 ②スキル不⾜による挫折
③Internet(Qiita)や⽂献等でようやく形 に。。。 ④コンテナ化の本番構造が複雑になり、 コンテナ化を断念 コンテナ化への道
11 コンテナ化の挫折 • 検討していたコンテナ化だと複雑化してしまった • 本やInternetに書かれていないことがたくさん起こる • 解決策が⾒出せないまま、トラブル地獄に陥ってしまう • 適切な相談相⼿が⾒つからず時間だけが経過する
• アプリケーション開発は順調に進んでいるが、インフラ基盤が遅延して おりスケジュールが間に合わない
12 Motivation Time ① ② ③ ④ ⑤ ①コンテナ化にすることで新しい技術習 得の機会
②スキル不⾜による挫折 ③Internet(Qiita)や⽂献等でようやく形 に。。。 ④コンテナ化の本番構造が複雑になり、 コンテナ化を断念 ⑤コンテナ共創センターの発⾜によって、 再度コンテナ化に向けた相談 コンテナ化への道
13 コンテナ共創センターへの相談 • スペシャリティな⽅たち10名以上による相談会が開催された – 弊社関係者も含めてWeb会議が開催できた – 専⾨書の著者もいるので、メンバーの期待感とMotivationが向上 • トラブルが起こった経緯や要因を共有し技術的な議論ができた
• 実現性のない要素や実装したい内容など、代替案やアプローチ⽅法など アドバイスしてくれる • 相談会というコミュニティによって問題解決が加速された
14 Motivation Time ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ①コンテナ化にすることで新しい技術習
得の機会 ②スキル不⾜による挫折 ③Internet(Qiita)や⽂献等でようやく形 に。。。 ④コンテナ化の本番構造が複雑になり、 コンテナ化を断念 ⑤コンテナ共創センターの発⾜によって、 再度コンテナ化に向けた相談 ⑥IBM Power Systems(AC922)上にて コンテナ化に成功 コンテナ化への道
15 コンテナ化の成功︕ • 技術⽀援をいただきコンテナ化に成功した︕ • コンテナ共創センターの皆様サポートに感謝します︕ • 技術検討課題がクリアされ、新しい技術習得ができた︕ • コンテナ化の実現で、技術的にも⼈材育成としても⽬標達成ができた︕
• 今後に向けた新たな⽬標設定。。。
16 Motivation Time ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ①コンテナ化にすることで新しい技術習
得の機会 ②スキル不⾜による挫折 ③Internet(Qiita)や⽂献等でようやく形 に。。。 ④コンテナ化の本番構造が複雑になり、 コンテナ化を断念 ⑤コンテナ共創センターの発⾜によって、 再度コンテナ化に向けた相談 ⑥IBM Power Systems(AC922)上にて コンテナ化に成功 ⑦エンタープライズ・グレードのコンテ ナ/Kubernetes化を⽬指す (例︓OpenShift対応、IBM Cloud Satelliteに よる分散クラウド対応など) ⑦ コンテナ化への道はつづく
17 エンタープライズ・グレードのコンテナ化を⽬指す︕ • 次世代IT基盤の技術習得に向けた⼈材育成 • アプリケーションの迅速なリリース運⽤ • 開発・運⽤⼿順の標準化 • 別アプリケーションのマルチテナント化によるSaaSサービスの提供
18 ご清聴ありがとうございました