Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
学習指導におけるICT活用〜GIGA 3年目の実践に向けて〜
Search
Naoki Kato
PRO
May 01, 2023
Education
0
13
学習指導におけるICT活用〜GIGA 3年目の実践に向けて〜
Naoki Kato
PRO
May 01, 2023
Tweet
Share
More Decks by Naoki Kato
See All by Naoki Kato
教育現場における生成AIの活用とこれからの学校
naokikato
PRO
0
38
学校や家庭における効果的なICTの活用
naokikato
PRO
0
29
学校や家庭における効果的なICTの活用
naokikato
PRO
0
5
大学で学ぶ色のはなし
naokikato
PRO
0
12
GIGAスクール時代の情報教育とICT活用
naokikato
PRO
1
22
GIGAスクール構想実現に向けた学校の取組
naokikato
PRO
0
84
イントロダクション
naokikato
PRO
0
70
情報処理学オリエンテーション
naokikato
PRO
2
260
GIGAスクール構想定着期に向けて
naokikato
PRO
0
130
Other Decks in Education
See All in Education
Design Guidelines and Models - Lecture 5 - Human-Computer Interaction (1023841ANR)
signer
PRO
0
680
1030
cbtlibrary
0
300
construindo uma carreira com opensource
caarlos0
0
240
Comment aborder et contribuer sereinement à un projet open source ? (Masterclass Université Toulouse III)
pylapp
0
3.2k
情報処理工学問題集 /infoeng_practices
kfujita
0
120
Repaso electricidade e electrónica
irocho
0
200
RSJ2024学術ランチョンセミナー「若手・中堅による国際化リーダーシップに向けて」資料 (河原塚)
haraduka
0
220
Image Processing 1 : 1.Introduction
hachama
0
260
ACT FAST 20240830
japanstrokeassociation
0
320
勉強する必要ある?
mineo_matsuya
2
1.6k
2409_CompanyInfo_Hanji_published.pdf
yosukemurata
0
380
HCI and Interaction Design - Lecture 2 - Human-Computer Interaction (1023841ANR)
signer
PRO
0
810
Featured
See All Featured
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
159
15k
Designing for humans not robots
tammielis
250
25k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
665
120k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
33
1.9k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Ruby is Unlike a Banana
tanoku
97
11k
Building an army of robots
kneath
302
43k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
27
840
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
506
140k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
250
12k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
280
13k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
38
7.1k
Transcript
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 東京学芸大学 ICTセンター 教育情報化研究チーム 加藤直樹
学習指導におけるICT活用 ~GIGA 3年目の実践に向けて~ 練馬区立開進第一小学校 校内研修会 20230501
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 自己紹介 加藤直樹 東京学芸大学 ICTセンター
教育情報化研究チーム 専門:情報工学 Human Computer Interaction 特にペン入力 ペン入力I/Fの教育への利用 文科省:デジタル教科書の今後の在り方等に 関する検討会議 ワーキンググループ(R3) ・副座長 :ICT活用教育アドバイザー派遣事業(H28-) ・アドバイザー :学習者用デジタル教科書のクラウド配信等の 設計に関する検証事業(R4) ・有識者会議 座長
©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに GIGA3年目の実践に向けて
©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 社会の急激な変化 画像引用:SCF2015webサイト http://scf.jp/ja/essay/a005.php
→石炭→石油・電気 農業→軽工業→重工業 労働力:人→コンピュータ 判断:人→コンピュータ AI,IoT?
©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに すべての人に求められているもの 高度IT人材 ミドルIT人材
課題 発見 解決 新たな価値の創造 高度情報通信技術 AI技術 活用 こういうこと ができる 依頼
©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 学ぶ内容と学び方の変化 情報活用能力 言語能力
問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立
©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 学ぶ内容と学び方の変化 情報活用能力 言語能力
問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 主体的で対話的な深い学び 個別最適な学びと協働的な学び ICT活用 児童が主体の授業
©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに ICT活用と情報教育の正の循環 情報教育の実施 情報活用能力
の育成・習得 学びでのICT活用 =情報活用能力の活用
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 GIGA3年目の実践に向けて
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 これまでの実践 l インタラクティブ教材の活用
いっぱい試行錯誤 そして共有
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 これまでの実践 l カメラ(画像)の活用
活動のバラエティー化 楽しさ向上? そして共有
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 これまでの実践 l 共有のためのカメラの活用
共有の容易さ
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 学びのサイクルの活性化 読んで 観て
聴いて 考えて 書いて 作って 録って 思考 可視化・表現 認知 共有 発声して 動いて
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 端末の使いどころ:書く 自 分
の 字 を 書 く と い う ことは大事 端 末 で は 考 え を 表 現 し きれない (タブレットのせいで) 時間がかかっていた タブレットだと文章が 短くなる実態がある 文章を入れるのに時間が かかった 他の学校でも それでも・・・ 昨年度の最後
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 端末の使いどころ:書く l なんのために書くのか
書く・消す のやりやすさが 重要 思考の結果の表現 思考のための表現
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 端末の使いどころ:書く l なんのために書くのか
思考の結果の表現 思考のための表現 思考←記録 ←試行錯誤
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 書く(考える)ための教材 インタラクティブ教材 東京書籍
Dマークコンテンツ 算数 シンキングツール ミライシード背景集 (特に画像を取り込む) ワークシート 特に 理科 マイ黒板 国語
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 端末の使いどころ:書く l 文字入力で書く
共有 chatGPT? より書ける子どもが 確実にいます
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 chatGPTを使うと
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 端末の使いどころ:見る l 見せるから見るへ
l 英語も,聴かせるから聴くへ
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 端末の使いどころ:書く l 見たものに書く
× ×
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 端末の活用方法 ノートから端末が主になったとき l ポートフォリオ化が重要
p学校で形式を統一することも重要 オクリンクなら 毎時ボードを作り 学習活動を記録する Teamsなら 毎時or単元ごとに チャンネルを作り 学習活動を記録する
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 1年生への導入 GIGA3年目の実践に向けて
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 1年生への導入 ICT活用と情報教育の正の循環の最初 情報教育の実施 情報活用能力
の育成・習得 学びでのICT活用 =情報活用能力の活用 💦💦 💦💦
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 1年生への導入 昨年度の課題 タブレットパソコンの起動やアプリケーション を開く際に時間がかかったり、操作に時間がか
かったりするため、時間配分に留意する必要が ある。 慣れによって必要性は激減
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 1年生への導入 とにかく使うことを始めないと! l とは言っても・・・
使えない子 遊んじゃう子 乱暴に扱う子
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 1年生への導入 一人一台学習者用端末の活用の基本は l 日常的な文房具
ですが l まずは楽しい活動,限られた時間で
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 1年生への導入 キーボードに慣れさせていきましょう l 課程外(余剰)を使って(
https://typing.playgram.jp/ playgram
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 1年生への導入 カメラを使った活動の記録 l 植物の観察記録
l 数さがしビンゴ 今までだと 記録できなかった 確認できなかった
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 1年生への導入 デジタル教科書の活用 l 国語のデジタル教科書なら・・・
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 1年生への導入 プログラミング教育の導入と一緒に l 課程外(余剰)を使って(6月~)
beaver-achiever:https://app.codemonkey.com/beaver-achiever/hour-of-code/1 ANGRY BIRD: https://studio.code.org/hoc/1?lang=ja-JP Beaver Achiever ANGRY BIRD
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 1年生への導入 算数でプログラミング教育 l かずをかぞえよう
https://scrapbox.io/IML-Lab/かずをかぞえる 「いち」の次は「に」であること 「いち」が1であること がわかっているかを 確認できます
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 1年生への導入 生活・図工でプログラミング教育 l きせつをえがこう
©2016- Naoki Kato, IML at TGU 1年生への導入 生活・図工でプログラミング教育 l 冬のイルミネーションをつくろう
https://scrapbox.io/IML-Lab/きせつをえがこう
©2016- Naoki Kato, IML at TGU おまけ プログラミング的思考の話 課題 手順
解決するための を考える 使える記号 論理的思考 (≠でたらめ試行錯誤) G 使える記号で手順(解)が変わる G を
©2016- Naoki Kato, IML at TGU おわりに GIGA3年目の実践に向けて
©2016- Naoki Kato, IML at TGU おわりに 授業デザインからICT活用へ l ここにICT活用をとことん入れていく
何を考えさせるのか 何を話合わせるのか 何を共有し 何のために 個の考えを持たせる (ことは目的か/重要か) 個に戻す 対話で考えをまとめる (ことが目的か/重要か) 考えをまとめる (ことが目的か/重要か) 最適な伝達手段は? 思考を助ける 手段は? まとめるための 手段は? 最適な対話手段は?
©2016- Naoki Kato, IML at TGU おわりに そんなことを考えながらも 従来の学び方 ICT活用
ICT活用 今までの授業で用いてた メディアの置き換え 従来メディアを 超えた活動 教員と児童生徒 の情報活用能力up 新しい 学びの形の 創出・実践 使う= 教育DX とことんやる
©2016- Naoki Kato, IML at TGU おしまい GIGA3年目の実践に向けて