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変わる世界、変わる現場、変わらぬ本質
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NAVITIME JAPAN
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October 03, 2020
Business
0
48
変わる世界、変わる現場、変わらぬ本質
2020/10/03に開催される「Agile Tech EXPO - New Normal Agile Episode 0 -」にて発表する資料です。
NAVITIME JAPAN
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October 03, 2020
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Transcript
変わる世界 変わる現場 変わらぬ本質 株式会社ナビタイムジャパン 小田中 育生
小田中 育生 (おだなか いくお) (株)ナビタイムジャパン VP of Engineering ACTS(研究開発) ルートグループ責任者
経路探索の研究開発部門責任者としてGPGPUを活用した超高 速エンジンやMaaS時代にフィットしたマルチモーダル経路 探索の開発を推進 移動体験のアップデートに携わりながら、VPoEとしてアジ ャイル開発の導入推進、支援を行う。 著書「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」インプレス
変わる世界
みなさんを取り巻く世界は、 お変わりありませんか?
私たちの視座から、世界を見る
人の目的地が変わった ナビタイムジャパンプレスリリース 2020/6/30「緊急事態宣言による交通量および目的地検索の変化を分析」より https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202006/30_5265.html
目的地への行き方が変わった ナビタイムジャパンプレスリリース 2020/6/30 「緊急事態宣言による交通量および目的地検索の変化を分析」より https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202006/30_5265.html
世界が変わると、 プロダクトが目指すべきものも変わる
変わる現場
「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」 Lesson 42 プラクティスの習慣化 図表42-1 改変 計画作り 開発 作成物 レビュー
ふりかえり 朝会 世界が変わっていくからこそ 変化に適応するアジャイルが 強い武器となる
顔を合わせて朝会 ホワイトボードかこんでふりかえり
突然のリモートワーク
急激なリモートワークへの移行で噴出する課題 ・顔を合わせての朝会 ・ホワイトボードかこんでふりかえり 得意技を封じられる
もともとJiraを活用し デジタルなカンバンを運用 が、しかし
急激なリモートワークへの移行で噴出する課題 ・顔を合わせての朝会 ・ホワイトボードかこんでふりかえり 得意技を封じられる 弱点に気づかされる ・言語化していない暗黙のルールが存在 ・カンバンからは読み取れない情報がある
さらに、初めてのビデオ通話に対する戸惑い コミュニケーションのスタートラインに立てない ザザザ・・・ 「この%$(&」 04 SOUND ONLY 音質がとても悪い Muteになってる ことに気づかない
顔が出てないし 無言なので いるかどうか不明
まずはコミュニケーションの土台をつくった ・Meetで同期コミュニケーションを とりつつ、Slackでフォロー ・暗黙のルールを言語化し Confluenceにまとめる
リモート移行後の初スプリントレトロスペクティブで リモートの課題について話し合いカイゼンしていった
足元が整ってきたところで 変わる世界を見据えてプロダクトを開発する
いま私たちにできることは、何か。
「行きたいところへ行く」のではなく 「行きたくないところ・時間帯を避ける」という発想
本質は「人に貢献する」こと。 それは、世界が変わっても変わらないこと。
世界が変わろうと自分たちが貢献することは変わらない 現実から仮想現実になってもチームの本質は変わらない
透明性 検査 適応 もちろんこれまでと同じやり方ではうまくいかない。 じゃあどうするの?検査・適応・透明性でしょ。
「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」 Lesson 42 プラクティスの習慣化 図表42-1 改変 計画作り 開発 作成物 レビュー
ふりかえり 朝会 「変わり続ける」という点は 変わらずにやり続ける。 きっと3カ月後には、 また違った姿に なっているだろう。
To Be Continued… See you in 2021.