Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

OCIモニタリング機能概要

 OCIモニタリング機能概要

OCIの技術説明資料 モニタリング・サービスの概要資料です。

デモを含めた動画URL
https://videohub.oracle.com/media/Oracle+Cloud+Infrastructure+%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC+-+%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%A6%82%E8%A6%81/1_yr1g0397

2020/09/07 初版をアップロード
2021/03/24 フォーマットの最新化/補足追加
2021/10/07 通知サービスのフレンドリー・フォーマットを追記
2021/11/25 誤記修正
2022/03/30 Notificationの価格スライド追加
2022/11/25 アラームの内容と画像の一部修正/メトリックを生成できるサービスの追加/アラーム・メッセージの制限
2024/06/07 リミットのストレージ保持期間を修正
2024/07/23 フッターを2024に修正、価格を円表記に修正、課金定義に最新情報を反映
2024/10/07 - 古い画像やアイコンの更新
   - p.20「メッセージをメトリック・ストリームごとに分割することが可能に」というタイトルの新機能紹介スライドを、「アラームメッセージのグループ化/分離」というタイトルで、グループ化と分離両方を説明するスライドに変更
- p.22 タイトルと本文を新機能紹介の文体から単に機能紹介の文体に変更
- p.23 新機能のメニューを追記
- p.27,28 新機能「エージェント構成」についてのスライドを追加
- p.30-33 アラーム・メッセージの新機能・アップデートについてのスライドを追加
- p.34 モニタリングに編成された「ヘルス・チェック」のスライドを追加
- p.35「リミット」, p.37「モニタリング」の価格表の更新

More Decks by Oracle Cloud Infrastructure ソリューション・エンジニア

Other Decks in Technology

Transcript

  1. • Out of the box でサービスやリソースの性能や状態のメトリックを取得する → コンピュート・インスタンス、VNIC、ブロック・ボリューム、ロードバランサー など •

    事前定義済のビジュアライゼーション・ダッシュボードの提供 • カスタム・メトリックも定義可能 • メトリックに対してアラームを作成することも可能 • アラームは通知サービス or ストリーミング・サービスと連携し、 メトリックが指定条件のトリガーに合致した場合に通知 モニタリング / Monitoring Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 3 メトリック アラーム Customer Applications, Services, Resources OCI サービス CPU: 85 CPU: 45 集計データ CPU: 80 CPU: 90 CPU: 40 CPU: 50 生データポイント トリガー・ルール OCI SDK, CLI, or API Customer Monitoring Tools Monitoring OCI Console Streaming Notifications Monitoring
  2. • 通知サービスとは • マネージドのメッセージングサービス • モニタリング・アラームなどのメッセージを大規模なサブスクリプション・ エンドポイントにプッシュ • セキュアで低レイテンシー、耐久性に優れたメッセージ配信 •

    通知先から確認応答がされない(通知が上手く行かない)場合、 サブスクリプションの再試行期間中(最大120分)、指数バックオフを 含む再試行を行う • サブスクリプションのタイプ(2024年9月現在) • Email • ファンクション • HTTPS (Custom URL) • PagerDuty • Slack • SMS 通知 / Notifications Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 4 イベント・サービスでリソースの変化を検知して通知 イベント・サービス × 通知サービス の連携 Notifications
  3. リソースのメトリック値をモニタリングし、設定したルールに応じて 検知されたアラームを、通知サービスで指定された宛先へ通知する 1. 通知サービスの設定 • 通知内容に応じた トピック の定義 • トピックの配信先となる

    サブスクリプション の作成 2. モニタリング/アラーム定義 • モニタリング対象の メトリック を選択 • アラームを起動する トリガー・ルール を設定 • 通知先となるサービスの選択(通知サービスの トピック) 通知サービス×モニタリング の連携 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 5 例)VMインスタンスのCPU使用率が80%超過した場合、 • 通知サービスと連携し、Eメールにて通知 • 通知サービスと連携し、ファンクションズを呼出し、 VMインスタンスのシェイプを変更 … Metric N Resource N Alerm N Metric 1 Resource 1 Alerm 1 Virtual Machine Metric 2 Resource 2 Alerm 2 Block Storage Metric 3 Resource 3 Alerm 3 Load Balancer Monitoring Configured Stream Streaming OCI Functions SNS HTTPS Email Notifications Configured Topic configured destination
  4. 通知サービスと他のサービスの連携 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 6 イベントから通知への連携

    モニタリングから通知への連携 ファンクションとの連携例:モニタリングでVMインスタンスのメモリ使用率があらかじめ設定した閾値を超えたら通知 を行うようアラームを設定。通知先としてファンクションを呼び出し、自動的にVMインスタンスのシェイプ変更を行う。
  5. モニタリングのメリット Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 8 メリット

    詳細 OCIの各サービスにまたがった 一貫性のある実装 OCIサービスの各リソースの状態確認やアプリケーション性能の最適化、 異常への対応などをリアルタイムに実行可能 カスタムのサービスや アプリケーションのメトリック アプリケーションでカスタムメトリックを生成し、それらを一元的に視覚化し てモニタリングしたりアラーム生成することが可能 安定したメトリックエンジン リアルタイムに複数のメトリック・ストリームやディメンションにまたがって柔軟 な計算や複雑なクエリーを実行することが可能 シンプルかつ予測可能な 価格体系 広い無償範囲をベースにし、追加コストの少ないシンプルな価格体系
  6. モニタリングのアーキテクチャー Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 9 •

    各リソースのヘルス状態、キャパシティ、性能についての 一連のメトリックデータ • OCIの各サービスで事前定義されたメトリックと、カスタム メトリックの定義が可能 メトリック • メトリックがあらかじめ設定したトリガーにマッチした際に、 Notificationサービスもしくはストリーミング・サービスと 連携して通知 • 繰り返し設定可能 • OK状態に戻った際にも通知 アラーム メトリック アラーム Customer Applications, Services, Resources OCI サービス CPU: 85 CPU: 45 集計データ CPU: 80 CPU: 90 CPU: 40 CPU: 50 生データポイント トリガー・ルール OCI SDK, CLI, or API Customer Monitoring Tools Monitoring OCI Console Streaming Notifications
  7. メトリックとは • 各リソースのヘルス状態、キャパシティ、性能についての測定値 • ネームスペース:メトリックを生成するリソース、サービス、アプリケーションの識別子 例) 「CpuUtilization」メトリックは「oci_computeagent」ネームスペースをソースとしたメトリックをリストする • ディメンション:メトリックデータをフィルターしたりグルーピングする修飾語句 例)

    「availabilityDomain = “VeBZ:PHX-AD-1”」 → 特定の可用性ドメインのみを対象に絞り込む • メタデータ:メトリック定義内の参考情報 例) 「unit(bytes)」 ← oci_computeagent の metricDiskBytesReadの補足情報 メトリック・ストリーム • メトリックの集計済みデータのセット • ストリームは特定のリソース固有もしくはコンパートメント内の全リソースにまたがって集計することも可能 メトリック Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 10
  8. メトリック Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 11 メトリック:

    各リソースのヘルス状態、キャパシティ、 性能についての測定値 メタデータ: メトリック定義内の参考情報 例)「unit(bytes)」← oci_computeagent のmetricDiskBytesReadの補足情報 ディメンション: メトリックデータをフィルターしたりグルーピングする 修飾語句 例)「availabilityDomain = “VeBZ:PHX-AD-1”」 →特定の可用性ドメインのみを対象に絞り込む ネームスペース: メトリックを生成するリソース、 サービス、アプリケーションの 識別子 例)「CpuUtilization」メトリッ ク は 「 oci_computeagent 」 ネームスペースをソースとしたメト リックをリスト メトリック・ストリーム: メトリックの集計済みデータの セット - ストリームは特定のリソース 固有もしくはコンパートメント 内の全リソースにまたがって 集計することも可能 参照:https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Monitoring/Concepts/monitoringoverview.htm#concepts メトリック・ストリーム: メトリックの集計済みデータの セット - ストリームは特定のリソース 固有もしくはコンパートメント 内の全リソースにまたがって 集計することも可能
  9. モニタリング・メトリックを生成できる 主なOCIサービス • https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Monitoring/Concepts/monitoringoverview.htm#SupportedServices 最新情報と各サービス・メトリックの詳細はリンク先のマニュアルを参照のこと メトリックを生成できるサービス Copyright © 2024, Oracle

    and/or its affiliates 12 • APIゲートウェイ • Application Performance Monitoring • 要塞 • ビッグ・データ • ブロック・ストレージ • ブロックチェーン・プラットフォーム • コンピュート • コンピュート・インスタンス • インスタンス・プールのメトリック • インフラストラクチャ・ヘルス・メト リック • インスタンス・プールのメトリック • OKE • データ・カタログ • データ・フロー • データ統合 • データ・サイエンス • データ転送 • ディスクベースのデータ・インポート • アプライアンスベースのデータ・イン ポート • データ・エクスポート • データベース • データベース移行 • DevOps • デジタル・アシスタント • DNS • イベント • 電子メール配信サービス • ファイル・ストレージ • ファンクション • GoldenGate • ヘルス・チェック • 統合 • ロード・バランサー • MySQLデータベース • ネットワーク • vNIC • FastConnect • VPN • サービス・ゲートウェイ • NoSQLデータベース • 通知 • ネットワーク・ファイアウォール • オブジェクト・ストレージ • オペレーション・インサイ • Oracle APEX Application Development • OS管理 • プロセス自動化 • Service Connector Hub • サービス・メッシュ • スタック・モニタリング • ストリーミング • ボールト • 脆弱性スキャン • WAF
  10. メトリックの例:コンピュート・インスタンス関連のメトリック Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 13 コンピュートのメトリックはインスタンス上で測

    定され、関連リソースにまたがって集計される ネームスペース: oci_computeagent VNICメトリック・ネームスペース: oci_vcn ブート/ブロック・ボリュームの メトリック・ネームスペース: oci_blockstore メトリック・ ネームスペース リソースOCID 測定について oci_computeagent インスタンスのOCID • インスタンス上で測定 • メトリックはインスタンス上のすべての関連 リソースにまたがって集計 例) • DiskBytesRead:インスタンスにアタッ チされた全ボリュームにまたがって集計 • NetworkBytesIn:インスタンスにア タッチされた全VNICにまたがって集計 oci_blockstore ブート/ブロック・ ボリュームのOCID • ブロック・ボリュームサービスによって測定 • 各ブート/ブロックボリュームごとのメトリック oci_vcn VNICのOCID • ネットワーク・サービスによって測定 • 各VNICごとのメトリック インスタンス NIC ブロック・ボリューム ブート・ボリューム
  11. • インスタンス・ヘルス (up/down) ステータス • VMやベア・メタルインスタンスが起動状態の際に、 使用可能(up)か 使用不可(down)か を監視 •

    Upの場合0、downの場合1 • インスタンスが停止(stop)状態の場合は0 • インスタンス・メンテナンス・ステータス • VMインスタンスのリブート・メンテナンスがスケジュールされていない 場合は0、スケジュールされている場合は1 • ディメンションとして、メンテナンス・ウィンドウのスタート時間や推奨ア クション(再起動)が存在 • ベアメタル・インフラストラクチャー・ヘルス・ステータス • ベアメタル・インスタンスのCPUやメモリなどのハードウェア・コンポーネ ントの状態監視 メトリックの例:インフラストラクチャ・ヘルス・メトリック Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 14 起動中のインスタンスの詳細ページからも確認可能 oci_compute_infrastructure_health メトリック コンピュートのVMインスタンスやベアメタル・インスタンスの正常性を監視するメトリック
  12. カスタム・メトリックの公開 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 15 ユーザー独自のメトリックを定義し、Monitoringに自身で追加して監視することが可能

    • REST API, SDK, CLI等で作成したカスタム・メトリック値を定期的にMonitoringにPost (最小頻度: 1秒、最小集計間隔: 1分) <略> #OCIへの接続情報 . for proc in psutil.process_iter(): try: if "vmstat" in proc.exe(): existvalue = 1 except psutil.AccessDenied: pass dt_now = datetime.datetime.now(timezone('UTC’)) . <略> #OCIテナンシ情報 post_metric_data_response = monitoring_client.post_metric_data( post_metric_data_details=oci.monitoring.models.PostMetricDataDetails( metric_data=[ oci.monitoring.models.MetricDataDetails( namespace="osprocess", compartment_id="ocid1.compartment.oc1..aaaaaaaa6itxxxxxxxxxxx", name="process001", dimensions={ 'serverid': 'testsrv001’}, datapoints=[ oci.monitoring.models.Datapoint( timestamp=datetime.datetime.strftime( dt_now,"%Y-%m-%dT%H:%M:%S.%fZ"), value=existvalue)] )] ... ) Python SDKを使用したサンプルコード 稼働するプロセスやサービス を OS コ マ ン ド で 取 り 出 し メトリック値とする Monitoringを実施する コンパートメント名や、 作成するメトリック名、 ディメンションなどを指定
  13. https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Monitoring/Reference/mql.htm Monitoring Query Language(MQL)で集計データの取得、評価が可能。 • メトリック・クエリー構文: メトリック・クエリー Copyright © 2024,

    Oracle and/or its affiliates 16 metric[interval]{dimensionname=“dimensionvalue”}.groupingfunction.statistic metric[interval]{dimensionname=“dimensionvalue”}.groupingfunction.statistic operator value • アラーム・クエリー構文: メトリック メトリック・ネームスペースごとに定められた使用可能なメトリックを設定.(例:CPU使用率 ”CpuUtilization” ) 間隔 生データ・ポイントを集約するための時間枠. 1m(1分)/5m(5分)/1h(1時間)/1d(1日) 等から設定. ディメンション 問合せの軸(フィルタ)を設定.(例:リソース名 resourceDisplayName=“instanceA”) グループ化関数 groupBy() にて、問合せ結果をグループ(ディメンションまたはリソース・グループ)別に集計. または、grouping() にて、すべての問合せ結果を集計. 統計 指定された期間のメトリックに対する統計方法を指定. max()/mean()/avg()/sum() …など. 比較操作 演算子(>, >=, ==, !=, in(), not in() …など) および それに対する数値、または absent() を設定.
  14. メトリック・クエリー • 1分間隔での最大CPU使用率 • 単一リソースに対する、1分間隔での最大CPU使用率 • 単一コンパートメント内の全ての1分間隔でのread IOPSの最大値 アラーム・クエリー •

    単一リソースに対する、1分間隔でのCPU使用率メトリックが存在しない場合(死活監視) • 単一リソースに対する、1分間隔での最大CPU使用率が 90を超える場合 • 単一リソースに対する、1時間間隔での平均バケットサイズが 約1MBを超える場合 メトリック・クエリーの例 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 17 CpuUtilization[1m].max() IopsRead[1m]{compartmentId="ocid1.compartment.oc1.phx..exampleuniqueID"}.grouping().max() CpuUtilization[1m]{resourceId="ocid1.instance.oc1.phx.exampleuniqueID"}.max() CpuUtilization[1m]{resourceDisplayName = “instanceA"}.absent() CpuUtilization[1m]{resourceId = "ocid1.instance.oc1.phx.exampleuniqueID"}.max() > 90 StoredBytes[1h]{resourceDisplayName = “objectstorgeA"}.mean() > 1000000
  15. • アラーム機能は、Notificationサービスもしくはストリーミング・サービスで定義された通知先に対してアラーム・メッセージをパ ブリッシュする機能 • アラーム評価にMQLを利用可能。アラーム・クエリーは、メトリック、スタティスティック、インターバル、トリガールール (thresholdもしくはabsence)が必要 • アラームのステータス • OK

    [ ]:アラームが発生していない(=アラーム・クエリーで設定された条件に一致していない)状態 • FIRING [ ]:アラームが起動中(=アラーム・クエリーで設定された条件に一致している)状態 • アラームは以下の設定を行うことが可能 • 繰り返し通知・間隔の設定: アラームが起動状態になっている間、指定した間隔で通知を再送信します。通知のノイズを削減できます。 • アラームの抑制: 指定された期間中、一時的にアラーム・クエリーによる評価と通知を停止します。 問題の調査中にアラームが起動することを避けられます。問題の解消後、抑制の設定を削除することで、再度評価が開始されます。 • アラームの有効化・無効化: アラームは任意のタイミングで有効化・無効化できます。アラームが有効化されるまで評価は行われません。 アラームとは Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 19
  16. システム全体から発行されるメトリックを監視してアラーム・メッセージを送信する場合などに使用できる機能 例)CPU使用率のカスタム・メトリックを発行する50台のサーバーをモニターし、CPU使用率が80%を超えていたらア ラームをトリガーし、メッセージを受信できるように設定する アラームメッセージ:グループ化/分割 Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 20 • グループ化:複数のサーバーで80%を超えても、受信するメッ セージは1通のみ • 分 割:個々のサーバーのメトリックがアラームをトリガーする たびにメッセージを受信 ※注意 大量のメッセージが送信され、サービス制限によって一部の メッセージに遅延が発生する可能性あり
  17. https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Monitoring/Concepts/monitoringoverview.htm • アラームから通知されるメッセージには、以下のようなパラメータ・値が含まれる(Eメールの例) メッセージの例 Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 21 { "dedupeKey": "exampleuniqueID", "title": "High CPU Utilization", "body": "Follow runbook at http://example.com/runbooks", "type": "REPEAT", "severity": "CRITICAL", "timestampEpochMillis": 1542406320000, "timestamp": "2018-11-16T22:12:00Z", "alarmMetaData": [ { "id": "ocid1.alarm.oc1.iad.exampleuniqueID", "status": "FIRING", "severity": "CRITICAL", "query": "CpuUtilization[1m].mean()>0", "totalMetricsFiring": 2, "dimensions": [ { "instancePoolId": "Default", "resourceDisplayName": "myinstance1", "faultDomain": "FAULT-DOMAIN-1", "resourceId": "ocid1.instance.oc1.iad.exampleuniqueID", "imageId": "ocid1.image.oc1.iad.exampleuniqueID", "availabilityDomain": "szYB:US-ASHBURN-AD-1", "shape": "VM.Standard2.1", "region": "us-ashburn-1" }, { "instancePoolId": "Default", "resourceDisplayName": "myinstance2", "faultDomain": "FAULT-DOMAIN-3", "resourceId": "ocid1.instance.oc1.iad.exampleuniqueID", "imageId": "ocid1.image.oc1.iad.exampleuniqueID", "availabilityDomain": "szYB:US-ASHBURN-AD-1", "shape": "VM.Standard2.1", "region": "us-ashburn-1" } ] } ], "version": 1.1 }
  18. サービス・メトリック • コンパートメント内のすべてのリソースに対する特定のメトリックを表示 • フィルタリングやディメンションを利用可能 メトリック・エクスプローラ • 特定のメトリックの詳細を表示したり、同時に複数メトリック表示も可能 • 複雑なクエリーに対してはMQLインターフェースを利用可能

    アラームのステータス • 「アラームのステータス」を参照 エージェント構成 • 「エージェント構成」を参照 アラーム定義 • メトリックをもとにアラームを作成し、OCI Notificationサービス or ストリーミング・ サービスを経由して通知 ヘルス・チェック • 外部からエンドポイントの状態を監視する OCIコンソールからの利用方法 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 23
  19. 1つのアラート内で、重要度に応じた2段階のアラート生成が可能 ユースケース例 • CPU使用率 80% で警告アラーム、95% でクリティカルアラームを出す 注意点 • Trigger

    rule 2 は Trigger rule 1 より先に高優先の条件を評価するために使用(rule 2 > rule 1 と設定) • 「アラームの重大度」を rule 1 > rule 2 にすることはできない • 異なる「演算子」なら同じ「アラームの重要度」にすることもできる • 同じ「演算子」を指定したとき、同じ「アラームの重要度」を設定することはできるが、エラーメッセージが出る アラームのトリガー・ルールが最大2つまで設定可能に Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 30
  20. アラームメッセージが動的変数を埋め込んで編集可能に / absence検出期間と待機期間が変更可能に 1. アラームのメッセージに動的変数を埋め込み可能に • 変更可能な項目:アラーム・サマリー、アラーム本体、通知の件名 • 動的変数は 二重波括弧

    {{}} で囲って使う 例) アラームのメッセージ / absence検出期間と待機期間 のカスタマイズ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 31 {{severity}} のアラームが {{timestamp}} にトリガーされました ERROR のアラームが 2024-07-04T04:54:00Z にトリガーされました ・・・ マッピングの例 ・・・ 他の変更可能な項目
  21. アラームメッセージが動的変数を埋め込んで編集可能に / absence検出期間と待機期間が変更可能に 2. メトリックの absence 検出期間と待機期間がアラーム・クエリから変更可能に i. the absence

    detection period の変更 • デフォルトは2時間 (2h) • 設定可能範囲は1分 (1m) ~ 3日 (3d または 72m) 例)CPU使用率で、the absence detection period を5分に設定の場合 ii. the slack period の変更 • デフォルトは3分、設定可能範囲は3分~2時間 • コンソールからの変更は不可、CLIかAPIを使用 参考)OCI CLI の場合: アラームのメッセージ / absence検出期間と待機期間 のカスタマイズ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 32 CpuUtilization[1m]{resourceId = "<resource_identifier>"}.absent(5m) oci monitoring alarm update --evaluation-slack-duration <ISO-8601-value> [...]
  22. 「アラームの抑制」機能が、複数のアラームに同時に適用・削除できるように変更 モニタリングのコンソール画面「アラーム定義」メニューから、 抑制を適用/削除したいアラームにチェック、 「Actions」ボタンから「Add/Remove suppressions」を選択 <注意> • コンソールでのみ使用可能 • コンソールではアラーム抑制のタグ付けは使用不可、新しいアラーム

    抑制にタグ付けするには、SDK、CLIまたはAPIを使用 • 「Suppress per Dimension」*は、複数アラームに同時追加 不可 *Suppress per Dimension:メトリック・ストリーム別のメッセージの分割 を選択している場合のみ使用可能 複数のアラームを一度に抑制可能に Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 33
  23. 外部からエンドポイントの状態を監視する • インターネットに公開しているサービスの可用性を監視および警告する機能を提供 • サービス障害を検知した場合、Traffic Managementサービスと連携して自動的にDNSフェイルオーバ、またはAlarmサービ スと連携して通知が可能 • マルチクラウド、オンプレミス環境など環境に依存せずハイブリッド環境のエンドポイントの監視が可能 •

    OCIのコンソールに統合され、UIによる一貫した操作を提供 • 可用性のSLA:99.99% ヘルス・チェック Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates. 34 • 世界中の23か所のVantage Point (AWS, Azure, GCP上で提供) • North and South America • Europe • Asia & Australia • HTTP , HTTPS , Ping(TCP , ICMP) • Optional HTTP Header value check Your Server @ OCI
  24. サービス制限のデフォルト ※ 必要に応じて引き上げ申請可能 ストレージ保持期間 ※ 90日以上保存が必要な場合、API/CLI等を経由して別途ストレージへの退避が必要 アラーム・メッセージの制限 リミット Copyright ©

    2024, Oracle and/or its affiliates 35 項目 保持期間 メトリック定義 90日間 アラーム履歴のエントリー 90日間 項目 サービス制限 アラーム 50 メトリック数 無制限 アラームの宛先 配送 評価ごとの最大アラーム・メッセージ数 トピック(通知) 少なくとも1回 60 stream (ストリーミング) 少なくとも1回 100,000
  25. Ingestion(取り込み): • モニタリングに送信された“カスタム・メトリック”のデータポイント(※1)にのみ 課金 • OCIの各サービスが提供するメトリックは含まれない Retrieval(取得): • 分析されたデータポイント(※2)を取得する際に課金 •

    以下に応じてカウント • コンソールのメトリック・エクスプローラーなどでグラフ表示やリロードした際 • アラーム評価の分析の際 • Connector Hubを使って他のサービスに移動したメトリック・データ・ポイント数 ※1) データ・ポイント • メトリックストリーム内でのタイムスタンプ付きの単一の値 ※2) 分析されたデータ・ポイント • メトリック取得クエリー実行時のメトリックストリームごとの 1分あたりのデータポイント • 1分間に複数のデータポイントがある場合は要約された値になる FAQ https://www.oracle.com/jp/devops/monitoring/faq/ モニタリング 課金について Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 36 メトリック アラーム Customer Applications, Services, Resources OCI サービス CPU: 85 CPU: 45 集計データ CPU: 80 CPU: 90 CPU: 40 CPU: 50 生データポイント トリガー・ルール OCI SDK, CLI, or API Customer Monitoring Tools Monitoring OCI Console Streaming Notifications Monitoring - Ingestion Monitoring - Retrieval
  26. Oracle Cloud Infrastructure Monitoring – Ingestion Oracle Cloud Infrastructure Monitoring

    – Retrieval 最新状況は下記URLをご参照ください。 ➢ https://www.oracle.com/jp/manageability/pricing/ モニタリング 価格 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 37 Product Price Metric First 500 Million Datapoints Free Million Datapoints Over 500 Million Datapoints ¥0.3875 Million Datapoints Product Price Metric First 1 Billion Datapoints Free Million Datapoints Over 1 Billion Datapoints ¥0.2325 Million Datapoints
  27. Oracle Cloud Infrastructure Notifications - HTTPS Delivery Oracle Cloud Infrastructure

    Notifications - Email Delivery Oracle Cloud Infrastructure Notifications - SMS Delivery 通知(Notification) 価格 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 38 Product Price Metric First 1 Million Delivery Operations Per Month Free Million Delivery Operations Over 1 Million Delivery Operations Per Month ¥93.00 Million Delivery Operations 最新状況は下記URLをご参照ください。 • https://www.oracle.com/devops/notifications/pricing/ Product Price Metric First 1,000 Emails Sent Per Month Free 1,000 Emails Sent Over 1,000 Emails Sent Per Month ¥3.10 1,000 Emails Sent Product Price Metric First 100 SMS Messages Sent Per Month Free 1 SMS Message Sent Country Zone 5: Over 100 SMS Messages Sent Per Month ¥37.20 1 SMS Message Sent *JapanはCountry Zone 5に含まれる
  28. 日本語マニュアル – モニタリング • https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Monitoring/Concepts/monitoringoverview.htm 日本語マニュアル – 通知 • https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Notification/Concepts/notificationoverview.htm

    チュートリアル – モニタリング機能でOCIのリソースを監視する • https://oracle-japan.github.io/ocitutorials/intermediates/monitoring-resources/ モニタリング 関連の技術情報 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 39
  29. Oracle Cloud Infrastructure マニュアル (日本語 / 英語) • https://docs.cloud.oracle.com/iaas/api/ -

    APIリファレンス • https://docs.cloud.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/General/Reference/aqswhitepapers.htm - テクニカル・ホワイト・ペーパー • https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/ - リリースノート • https://docs.cloud.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/knownissues.htm - 既知の問題(Known Issues) • https://docs.cloud.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/General/Reference/graphicsfordiagrams.htm - OCIアイコン・ダイアグラム集(PPT、SVG、Visio用) ※ 日本語版は翻訳のタイムラグのため情報が古い場合があります。最新情報は英語版をご確認ください Oracle Cloud Infrastructure マニュアル・ドキュメント Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 40
  30. Oracle Cloud Infrastructure 活用資料集 • https://oracle-japan.github.io/ocidocs/ チュートリアル - Oracle Cloud

    Infrastructureを使ってみよう • https://oracle-japan.github.io/ocitutorials/ Oracle Cloud ウェビナーシリーズ • https://www.oracle.com/goto/ocws-jp Oracle 主催 セミナー、ハンズオン・ワークショップ • https://www.oracle.com/search/events/_/N-2bu/ Oracle Cloud Infrastructure – General Forum (英語) • https://cloudcustomerconnect.oracle.com/resources/9c8fa8f96f/summary Oracle Cloud Infrastructure トレーニング・技術フォーラム Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 41
  31. Our mission is to help people see data in new

    ways, discover insights, unlock endless possibilities.