Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
20221201_品質エンジニアリング導入への道
Search
odasho
December 08, 2022
Technology
0
150
20221201_品質エンジニアリング導入への道
2022/12/1に開催された mabl Experience'22 Japanにて使用したスライドです。
odasho
December 08, 2022
Tweet
Share
More Decks by odasho
See All by odasho
E2Eテストを自動化したら 開発生産性はどうなった? hacomonoの事例紹介
odasho
0
250
統合型ノーコードテスト 自動化プラットフォーム 『mabl』 ご紹介ウェビナー
odasho
0
19
テスト自動化入門ワークショップ:最新のモバイルアプリテスト
odasho
0
43
未来を変える一歩: モバイルアプリテスト自動化の新時代
odasho
0
61
統合型ノーコードテスト 自動化プラットフォーム『mabl』 ご紹介ウェビナー
odasho
1
70
AIを駆使した自動テストは統合プラットフォームの時代へ
odasho
0
180
mabl テスト自動化 ショートデモセッション
odasho
0
92
ローコードで実践!アプリケーション開発とテスト自動化
odasho
0
140
これから始めるDevOps!ローコードで簡単に実現するE2Eの負荷テスト徹底解説!
odasho
0
130
Other Decks in Technology
See All in Technology
Git 研修 Advanced【MIXI 24新卒技術研修】
mixi_engineers
PRO
0
200
Git 研修 Basic【MIXI 24新卒技術研修】
mixi_engineers
PRO
0
310
AWS IAMのアンチパターン/AWSが考える最低権限実現へのアプローチ概略(JAWS-UG朝会#59資料改修20分版)
htan
0
330
クラウド利用者の「責任」をどう果たす?AWSセキュリティ対策のススメ #AWSSummit
hiashisan
0
280
簡単に始めるSnowflakeの機械学習
nayuts
1
190
AOAI Dev Day LLMシステム開発 Tips集
hirosatogamo
15
3.8k
可視化プラットフォームGrafanaの基本と活用方法の全て
hamadakoji
0
230
セキュリティ研修 Day1【MIXI 24新卒技術研修】
mixi_engineers
PRO
0
160
目標設定は好きですか? アジャイルとともに目標と向き合い続ける方法 / Do you like target Management?
kakehashi
10
3k
運用改善、不都合な真実 / 20240722-ssmjp-kaizen
opelab
17
8.4k
「我々はどこに向かっているのか」を問い続けるための仕組みづくり / Establishing a System for Continuous Inquiry about where we are
daitasu
0
170
Azure OpenAI Service Dev Day / LLMでできる!使える!生成AIエージェント
masahiro_nishimi
3
810
Featured
See All Featured
A Philosophy of Restraint
colly
200
16k
Making Projects Easy
brettharned
111
5.7k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
784
250k
Building Adaptive Systems
keathley
34
2k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
35
6.3k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
17
2.8k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
189
16k
ParisWeb 2013: Learning to Love: Crash Course in Emotional UX Design
dotmariusz
105
6.8k
Statistics for Hackers
jakevdp
792
220k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
227
17k
The Brand Is Dead. Long Live the Brand.
mthomps
52
36k
How GitHub Uses GitHub to Build GitHub
holman
471
290k
Transcript
mabl Experience 2022 | #mablExperience まもなくセッションが始ま ります お待ちください
mabl Experience 2022 | #mablExperience 品質エンジニアリング 導入への道
mabl Experience 2022 | #mablExperience ようこそ! odasho (Shohei Oda) Elevate
Testing Product Marketing Manager, mabl 国内SIerにてインフラやPaaS App開発まで幅広く経験。その後コミュニ ティ活動をきっかけに Microsoftに入社。EvangelistとしてAudience Marketingに従事。2022年10月にmablにJoinし、TestingやQAの啓 蒙活動に取り組む。現在も DevRel Meetup in Tokyoを中心に複数の コミュニティを運営/支援。 Most DevRel Committer 2020, TechFeed Expert for DevRel
mabl Experience 2022 | #mablExperience アジェンダ • QAから品質エンジニアリング (QE)へ •
品質エンジニアリングの成熟過程 • 実現していくステップ • まとめ / Q&A 品質エンジニアリング導入への道
mabl Experience 2022 | #mablExperience 様々なトランスフォーメーション 品質 エンジニアリング デジタル トランスフォーメーション
テクノロジー トランスフォーメーション DevOps トランスフォーメーション
mabl Experience 2022 | #mablExperience 解決策を求めて (現状)
mabl Experience 2022 | #mablExperience 解決策を求めて (目標)
mabl Experience 2022 | #mablExperience 品質エンジニアリングは 開発に欠かせない。
mabl Experience 2022 | #mablExperience トランスフォーメーション 品質エンジニアリングはモダンなソフトウェア開発の要 (かなめ)であり、実態のない流行り言葉ではない。 品質 エンジニアリング
行動/ プロセス カルチャー/ テクノロジー スタッフ/ チーム
mabl Experience 2022 | #mablExperience QAのバリューと顧客満足度との相関関係 QA担当者のバリューと顧客満足度 組織内で品質担当者やテストエ ンジニアがソフトウェア エンジニアと同じように
高い評価を受けているか ? 顧客満足度
mabl Experience 2022 | #mablExperience 品質保証 (QA)のさらなる進化 → 品質エンジニアリング ソフトウェア開発ライフ
サイクル (SDLC)を通じて 品質を高める 機能的属性と非機能的 属性を検証する データを利用して 継続的な改善を進める 顧客体験全体を通じて 品質を確保する
mabl Experience 2022 | #mablExperience 品質指標を使用した継続的な改善 非機能的品質の検証 自動化されたテストを開発に組み込む 機能テスト自動化のカバレッジ拡大 開発後に手動でテスト
品質エンジニアリングジャーニー 品質エンジニアリングの向上をサポート QEの成熟度 QEの成熟度
mabl Experience 2022 | #mablExperience 現在の状況は…?
mabl Experience 2022 | #mablExperience 品質向上に向けた最初のステップ: 監査 • 定量化なしに問題は解決できない •
チームのコアとなる強みと成長の 機会を把握する • 目標やゴールのためにテクノロジーを活 用できているか • インパクトを出す必要がある場所は どこか
mabl Experience 2022 | #mablExperience テスト自動化のカバレッジ拡大 それってどういうこと? • 品質が組織レベル、チームレベル、 一般社員レベルで担保
• テスト活動が管理しやすく、維持 しやすく、意味がある状態 品質エンジニアリングの柱 なにから始めればいいの? • テストや品質のディスカッションや 意見交換を実施 • 単体テスト (Unit Test)やTDD (Test-Driven Development)を実施 • ビジネスや顧客にリスクがある シナリオのカ バレッジの定義と追加 • 不要なテストの廃止
mabl Experience 2022 | #mablExperience 自動化されたテストを開発に組み込む それってどういうこと? • SDLC(ソフトウェア開発ライフサイクル )の各ス
テージ内で、主要なデプロイに対して テストを実施 • バグ修正のコストを削減、 開発の 早い段階で問題を発見 品質エンジニアリングの柱 なにから始めればいいの? • CI/CDパイプラインへの統合 • テスト対象を効率的に絞り込める形で テストプランを構成 • 開発ワークフロー内でテストを活用 • テスト環境が有効でモニタリング されていることを確認
mabl Experience 2022 | #mablExperience 非機能的品質の検証 それってどういうこと? • テストが機能面に加え、 CX
(Customer Experience)の範囲まで活動を拡大 • アプリケーションパフォーマンスに 関するインサイトの収集と追跡 • CX全体に対応 品質エンジニアリングの柱 なにから始めればいいの? • 過去のテストパフォーマンス を活用して 逸脱を特定 • 非効率となる可能性のあるテストの発見 • アクティビティテストとパフォーマンス テストの統合
mabl Experience 2022 | #mablExperience 品質指標を使用した継続的な改善 それってどういうこと? • データに基づく戦略的製品投資 •
ビジネスクリティカルな機能は自動化 されたテストでモニタリング、追跡 • テストデータを追跡、時間経過に伴う トレンドを把握 • 意味あるKPIを定義 品質エンジニアリングの柱 なにから始めればいいの? • テストカバレッジを拡大、維持 • RUM (Real User Monitering)データの収集と監視 • デバイスとブラウザカバレッジを追跡 • アプリケーションパフォーマンスを モニタリングするワークフローをテストに追加 • リリースカバレッジでパフォーマンスと 品質をモニタリング
mabl Experience 2022 | #mablExperience 品質のカルチャーを培う • 小規模なリリースを継続的に提供 • 部門横断的なチーム間でのコラボレーション
• 顧客中心主義 • オートメーション • 継続的なフィードバックと改善 • データ起点の意思決定 • 開発パイプライン全体でのテスト • テストではなく品質にフォーカス DevOpsと同質の原則
mabl Experience 2022 | #mablExperience 機会はいたるところに • 現状把握と達成すべき目標の理解 • 要員、プロセス、テクノロジー
- 目標の達成にはコラボレーションが必要 • チームにマッチする新しいツールの検討 • データドリブンの状況判断 • 新たなコラボレーション機会の活用 • 意見交換をしてから行動、チーム全体でトライ
mabl Experience 2022 | #mablExperience 本セッションのポイント 品質エンジニアリングは常に進化していくもので 複数領域をカバー 品質エンジニアリングは単なるテストではなく 顧
客体験を重視 テストが個人競技であれば、 QEは団体競技! 全員参加が必要
mabl Experience 2022 | #mablExperience Thank you!