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E2Eテストを自動化したら 開発生産性はどうなった? hacomonoの事例紹介

odasho
June 28, 2024

E2Eテストを自動化したら 開発生産性はどうなった? hacomonoの事例紹介

2024/6/28 開発生産性Conference 2024にてhacomonoさまと共同で登壇した際に使用したスライドです。

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June 28, 2024
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Transcript

  1. 目次 • mablのご紹介 ◦ mablについて • E2Eテストを自動化したら開発生産性はどう なった?hacomonoの事例紹介 ◦ はじめに

    ◦ E2Eテスト自動化の挫折する壁 ◦ hacomonoE2Eテスト自動化事例紹介 ◦ 開発生産性どうなった? ◦ まとめ • お知らせ はじめに
  2. はじめに スピーカー紹介 odasho (Shohei Oda) Quality Advocate / Product Marketing,

    mabl Japan 国内SIerにてインフラやPaaS App開発まで幅広く経験。その後 コミュニティ活動をきっかけにMicrosoftに入社。Evangelistと してAudience Marketingに従事。2022年10月にmablにJoin、 TestingやQAの啓蒙活動に取り組む。現在もDevRel Meetup in Tokyoやmablers_ jpを中心に複数のコミュニティを運営/支援。 書籍執筆など。iPhone絶対並んで買うおじさん(2011 - 2023) Most DevRel Committer 2020、名城大学情報工学部非常勤講師 odashoDotCom odasho0618 odasho Ryo Morishima QA / SET Engineer, hacomono inc. ワークスアプリケーションズにて製品開発やチームマネジメント に従事したのち、開発チームの開発生産性向上をミッションに自 動テストなどに取り組む。テストを通した品質への興味が強くな り、その後MIXIにてQAエンジニアやスクラムマスターとして幅広 く品質向上活動を経験し、2023年11月にhacomonoにSETエンジ ニアとしてjoin。E2E自動テストを中心とした品質向上活動に従 事。 m39ryo
  3. What's mabl? • 「めいぶる」と読みます • Stackdriver(現Google Cloud Operations)の 創業者IzzyとDanが2017年ボストンで創業 •

    2021年8月に日本法人設立 • グローバルの社員数は約110名 • Fortune Globalの35社含む300社+が採用 • GV、CRV、Amplify、Vista Equity Partner、 Presidioより 7,700万ドル (120億円) を調達 mabl について
  4. 単一プラットフォームで広範囲なテストをカバー mabl について 機能/非機能テストをカバーするプラットフォーム • Web UIテスト • モバイルWeb UIテスト

    • APIテスト • アクセシビリティテスト • UI/API パフォーマンステスト • NEW! ネイティブモバイルアプリテスト
  5. 既存ツールとの統合 mabl について メッセージング Issue管理 アナリティクス Jira Slack Teams BigQuery

    CI/CDツール GitHub GitLab Jenkins Bamboo BitBucket Azure CircleCI Octopus https://www.mabl.com/integrations Mabl CLI Mabl API
  6. hacomono流 壁の乗り越え方 テスト実行までの道のりが長い壁 • mablで環境構築の手間なく圧倒的スタート ダッシュできた • 最初に実装する自動テストを厳選した • 実現したいテストが素早く検証ができた

    • テストが常に実行されている状態にできた • 簡単Slack連携で実行結果を通知できた 運用が続かない壁 • テスト自動化担当を任命した • 運用ガイドラインを作った • 保守性が高いテストを作った • 自動化対象のテストを整理し直した E2Eテスト自動化の挫折しやすい壁
  7. 自動テストを始める壁を登る E2Eテスト自動化事例紹介 • mablで環境構築の手間なく圧倒的スタートダッシュできた ◦ 準備はmablアプリのインストールだけ ◦ 当時は英語のヘルプページだったけど読まなくてもわかる 直感的なUIに助けられた •

    実現したいテストが素早く検証ができた ◦ 操作を記録するだけで簡単に自動テストが作成され、つまずかない ▪ サイト間の移動ができる、サイトごとのウィンドウサイズに対応する、 タブ移動ができる、など
  8. 自動テストを始める壁を超える E2Eテスト自動化事例紹介 • 最初に実装する自動テストを厳選した ◦ まずは画面遷移・CRUD操作ができるテストのみを実装 ◦ 自動テストを量産しすぎず気軽に実行できるように • テストが常に実行されている状態にできた

    ◦ スケジューリングで定期的に実行 ◦ デプロイ後に自動でテストを実行 • 簡単Slack連携で実行結果を通知できた ◦ 定期実行される結果を常に見ることで実感と安心感を得た
  9. 運用継続の壁を登る E2Eテスト自動化事例紹介 • 運用ガイドラインの作った ◦ 命名規則や実装フローなど言語化した(詳細はテックブログへ) ▪ 一人担当でも実装に迷わず統一感を持って進められた • 保守性が高いテストを作った

    ◦ すべて再利用可能なステップとして定義した(mablのFlowを利用) ▪ 一連処理が日本語で定義されているので何をしているかぱっと見わかる ▪ 仕様変更があったときのメンテナンス工数が最小(実装工数はやや重い)
  10. 運用継続の壁を超えていく • 自動化対象のテストを整理し直した ◦ わかりにくいテストケース名を、中身を見ず とも管理できるように修正した ◦ 優先度もこの機会に見直しした        ▼ •

    整理したことで見通しがよくなり、何を自動 化するかが明確になった • 優先度が高いリグレッションテストから自動 化に着手することで、自動化のスピードが アップ E2Eテスト自動化事例紹介
  11. About the mabl University お知らせ How-to Videos (English only) How-to

    Lessons (Japanese only) On-Demand Training (English & Japanese) mabl Skills Certifications (English & Japanese) • 33 ビデオ (各3 - 8 分程度) • 英語字幕あり、日本語字幕なし • 26 レッスン • Step by stepで学習可能 • 4 ラーニングパス • 設定、基礎、高度、統合でそれ ぞれ30 - 90 分の学習パス • 学習目標に応じたパスを提供 • 3 つの資格 • Foundations と Advanced • NonFunctional ←NEW • LinkedIn に掲載可能
  12. mabl Skills Certification mabl Skills Certification: Foundations (基本レベル) mabl Skills

    Certification: Advanced (応用レベル) お知らせ mabl Skills Certification: Non-functional Testing (非機能テスト)