データベースをアップグレードしよう! バーチャル・クラスルーム
~ Oracle Databaseの運用をされている方が必ず知っておきたいアップグレードのベスト・プラクティス
エピソード05 移行戦略
- プラットフォーム移行の最適な選択、ベスト・プラクティスと事例(Data Pump, Data Guard, FTEX, GoldenGate)、ExaCC移行、統計の転送
https://www.youtube.com/watch?v=73sDhC-zd-Q
これまでに、パフォーマンス、安定性、マルチテナントへの移行など、アップグレードのあらゆる側面を説明してきました。今回は少し焦点を変えて、データベースの移行戦略について詳しくお話しします。
移行戦略については、実に多くのことが頭に浮かびます。例えば、AIX上に300テラバイトのデータベースをExadataに移行したい、あるいは、WindowsからLinuxに移行したい、あるいは、非常に重要なデータベースを30秒しか停止させられないSLAがある。アップグレードでは、通常、辞書を更新するだけですが、マイグレーションでは、データを読み込んで、ソースからターゲットサイトに転送する必要があります。そのため、データベースのサイズは、通常、移行時間に大きく影響します。
どのような手法がベストなのでしょうか? 非常に多くの技術が用意されています。Data Pump、トランスポータブル表領域、フル・トランスポータブル・エクスポートおよびインポート、Data Guard、増分バックアップ、そしてGoldenGateなどです。
そこで、最良の選択をできるようにします。非常にシンプルなアプローチか、ダウンタイムを少なくするか、です。そして最後には、データベースを移行する際に正しいパフォーマンスデータが得られるよう、移行後のパフォーマンスについてもご案内します。