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【Oracle Cloud ウェビナー】地域連携×次世代教育支援

【Oracle Cloud ウェビナー】地域連携×次世代教育支援

2022年3月23日 Oracle Cloud Webinar
「地域連携×次世代教育支援~東京都立青山高等学校の生徒の成長を支援する連携事業~」のウェビナー資料です。

oracle4engineer

March 24, 2022
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Transcript

  1. Monthly DX オンラインセミナー 地域連携 × 次世代教育支援 ~東京都立青山高等学校の生徒の成長を支援する連携事業~ 青山高等学校 統括校長 小澤

    哲郎 日本オラクル プロジェクトメンバー/ボランティア 青山高等学校 主幹教諭 髙橋 幸一 須々木 尚子 川向 緑 秋山 真一 渋谷 美奈子 鬼澤 美穂
  2. 次世代教育への想いと取組み Midori Kawamukai Sr. Manager Corporate Citizenship JAPAC March 23

    2022 Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates | Confidential: Internal 5
  3. Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 7 未開の大地で持続可能な 社会への挑戦

    ハワイ第6の島ラナイを購入。 健康と幸福な医療をテーマに持続可能な 社会の実現に向けた実験を開始 共生型のスマートアイランド 既存の島民の生活、自然、文化等をそのままに、テクノロ ジーを溶け込ませてスマート化する “センセイ”プロジェクト • 人と自然との共存共栄、未完成の美をFact-Basedな 手法で実現に挑む • 医療、農業、エネルギーを主要テーマに実験開始
  4. Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 8 未来を担う子供達への投資 “design

    Tech@Oracle” 会社敷地内に公立学校を創立 Technology is a Given • 地域住民なら誰でも志望でき、デザイン思考と最先端 のテクノロジーを学べる。 • 女性だけのクラス編成などダイバーシティによるイノベー ション創出を促進 100時間/年 社員に認められる年間のボランティア時間で学校教 育を継続支援 “ここは、一見不可能なことを実現できる 場所になるでしょう” サフラ・キャッツ
  5. 青山高校との1年間の取り組み Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 17 1月

    4月 6月 9月 12 月 3月 最初のご挨拶 取り組み内容についてご相談 協定書締結 生徒さんへのご挨拶とキャリアメンタープログラムご紹介 1年生希望者7名に向けたメンタリング開始(~3月) メンタリング中間報告会 1年生全体に向けたスマートシティ・ワークショップ 1年生全体に向けた講演会 キャリアメンター プログラム スマートシティ ワークショップ 講演会
  6. キャリアメンタープログラムの開始 Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 18 日本オラクル

    運営チーム 小澤校長先生 社会人と触れ合うことで より広い視野を持ち、 自身の将来を広げる きっかけとなることを 期待しています! オラクル社員は経歴もいろいろ、 教育への興味持っている人も多い。 自分たちが高校の時にしたかったことを (自分の子供にもしてあげたいことを) 経験をさせてあげたい! キャリアメンタープログラムを企画
  7. 参加者 青山高校1年生(希望者):7名 オラクル社員(ボランティア):16名 生徒1名+オラクル社員2~3名が グループとなりメンタリングを実施 (7グループに分かれて実施) メンタリング実施方法 グループごとに実施時間を決定し、 オンライン(Zoom)で実施 内容は各チームごとに相談し

    生徒の興味のある内容を話す キャリアメンタープログラムの概要 Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 19 実施内容 1年生の生徒とオラクル社員が メンタリングを実施 2021年6月から2021年3月まで、 月1回、1回30分から1時間程度、 チームごとにメンタリングを実施
  8. キャリアメンタープログラムで話していること(例) Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 20 大学生活について

    大学進学の学部決定の経緯について 大学生活と部活やアルバイトについて 海外への興味 海外と日本の大学の比較 海外留学はどのタイミングで検討すればよいか 英語学習の方法について 苦手なことの克服 人前でうまく話す方法 緊張しない方法 人間関係について 環境と人間関係の変化について コロナ禍での人とのかかわり方について 将来について 昔の夢、今の夢について 今後どんなことにチャレンジしていきたいか 高校生と一緒に将来を考えると 自分自身の10年後、30年後も考えられて とても良い機会になった(社員コメント) とても真剣に自分のことや社会のこと、将来のことを 考えていて、刺激を受けた(社員コメント)
  9. スマートシティ・ワークショップのきっかけ Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 21 日本オラクル

    運営チーム 1年生主任 髙橋先生 コロナ禍による入試や入学への影響、オンライン 授業の連続で、生徒たちは人と対面で触れ合う 機会や体験する機会が少なく、不安を感じ、 人との対話や実習に飢えている。 高校生にもビジネスや会社の仕事を体感し、 興味を持ってほしい。 デジタルテクノロジーに触れて、自分たちがこれ からのデジタル化社会を作っていくのだと実感 してほしい。 「毎年12月に実施している1年生への文化講演会をオラクルに任せたい」 2日間の オフライン・ワークショップを 実施することを検討 • 高校生が社会を意識しつつ、自分たち で考えられるワークショップの内容は? • 感染リスクを減らす方法の検討 • 安全性を確保しつつ、どのようにして 大人数の生徒さんをサポートし、 ワークショップを充実させるか
  10. 青山スマートシティ・ワークショップ Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 22 青山スマートシティ

    : SDGs × テクノロジー ~自分事で考えよう~ SDGs 「どこか遠くで誰かがやっていること」 ではなく 「自分たちの目標」 と考よう デザイン思考 身近な人を観察したり、 身近な人に話を聞いたりして、 ニーズを深堀しよう テクノロジー 「専門的な難しいこと」 ではなく 「これから自分たちが実現すること」 と考えよう スマートシティ 青山の街、身近な人を題材に みんなの暮らしをよくするアイデアを 考えよう
  11. 23 1 日 目 全体 9:15-9:55 インプットセッション: ・ デザイン思考で考えよう! ・

    スマートシティとは?デジタル社会との向き合い方は自分事化! クラス 9:55-10:10 グループワーク0:アイスブレイク 思い出捏造ゲーム 10:30-11:00 グループワーク1:「青山」のイメージと実際のギャップを洗い出そう 11:10-11:40 グループワーク2:関係する人(ユーザー)をグループ化して、SDGsにマッピングしよう 11:40-12:10 グループワーク3:テーマを設定して、ユーザと課題を決めよう 全体 12:10-12:20 1日目のまとめと、宿題の説明 宿題 ①ユーザの調査 ②テクノロジーの調査 2 日 目 クラス 9:05-9:35 グループワーク4:ユーザーの調査結果をもとに、価値を生み出すアイデアを話し合おう 9:35-10:10 グループワーク5:テクノロジーの調査結果をもとに、解決できそうなアイデアを考えよう 10:20-10:55 グループワーク6:アイデアを具体化して、サービスのイメージを描こう 10:55-11:30 クラス内発表と、代表チーム決め 全体 11:40-12:20 代表チームの発表と講評 オンライン×オフラインのハイブリッドで2日間のワークショップを実施 全体:Zoom クラス:オフライン Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates
  12. 講演会の実施 Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 25 12月の講演会の別案として考えていた講演会を、1年のまとめとして学年末の3月に実施

    • 12月のスマートシティ・ワークショップの まとめとして、「実社会でのスマートシティ への取り組み事例」の紹介 • メンタリングで質問の多かった「海外留学」 について経験者によるパネルディスカッション • 高校生が社会人生活をイメージできる ように「社会人の働き方」ショートプレゼン テーション
  13. Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 26 生徒との交流やボランティア活動を通して、社員が得られたもの 社会貢献、特に興味のあった教育分野での

    貢献ができたことを嬉しく思う 高校生の素直で前向きなやる気に触れて 自分もエネルギーをもらえた 社会人になって、自分自身の夢を考えることが 少なくなっていたが、改めて自身の夢や将来を 考えるきっかけになった この活動を通して、これまで交流のなかった 他部署の人との繋がりができた。このネットワークを これからの仕事にも生かしていきたい 社員同士でアイデアを出し合い、ワークショップを 作り上げて行くことができたのは大きな経験になった 高校生へのワークショップ通して、ファシリテートスキ ルやヒアリングスキルも向上することができると感じた このワークショップで、デザイン思考を身に着けたり 発想を広げる役に立つため、社内でも実施したい