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OCI Vision 概要

OCI Vision 概要

oracle4engineer

February 16, 2023
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  1. • 本サービスに含まれていた、ドキュメント AI の機能は Document Understanding(ドキュメントの理解)という別 サービスで提供されております。 • OCI Vision

    に含まれているドキュメント AI の機能は、2024年1月1日 までの提供となるため、新規採用時は Document Understanding(ドキュメントの理解)をご使用ください。 • 詳細:https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/vision/vision/using/overview.htm はじめに
  2. 人工知能・機械学習を製品に組込み、コアビジネスでの迅速な価値創出に貢献する オラクルの人工知能・機械学習に対するビジョンと戦略と提供するサービス Ready-to-Go 業務オペレーションの効率化 Ready-to-Work 保守・運用作業の省人化 Ready-to-Build 迅速な試行錯誤を支援 3 3

    AI Services Machine Learning Services Cloud Infrastructure Data Management Data Integration Compute Networking Storage Security Data Science Machine Learning Data Labeling Analytics Applications Big Data Service Data Flow Autonomous Database Streaming GoldenGate Data Catalog Data Integration Digital Assistant Language Speech Anomaly Detection Analytics Cloud SaaS Forecasting Vision Document Understanding coming soon!! Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates
  3. Oracle Cloud Infrastructure AI Services Copyright © 2023, Oracle and/or

    its affiliates 4 専門知識不要 エンタープライズ向けAIを提供 無償から利用可能 専門家ではない開発者が機械学習を 深く知らなくても、AIを適用することを可 能にするサービス群を提供することで、ビ ジネス課題を解決することが可能 Oracle DatabaseやExadataなどに 蓄積したデータ、Fusion Application やNetSuiteのようなアプリケーションから のデータ、OCIによるクラウドインフラを提 供し、様々なデータを持っている唯一の 企業が提供するAIサービス 機械学習は学習にかかる費用とコスト が高いが、Oracleは、最もコスト競争 力を持ったAIサービスを提供。 これによって、すべてのデータにAIが気 軽に利用可能 クラウドサービス、アプリ、データ資産にまたがる統合AI/MLプラットフォーム
  4. OCI AI Services lineup Copyright © 2023, Oracle and/or its

    affiliates 5 Digital Assistant Language Speech Vision Anomary Detection Forecasting チャット・ボットの開発・運用 に必要な機能を提供 事前学習済みのモデルを用 いた言語解析機能を提供 音声や動画ファイルのトラン スクリプション機能を提供 事前学習済みのモデルを用 いた画像分類、物体検出 の機能を提供 ※Data Labelingを併用したカスタムモデルの作 成も可能 時系列データに基づいた異 常検出モデルを提供 時系列予測と予測結果の Explainabilityを提供 coming soon Document Understanding 事前学習済みのモデルを用 いたドキュメント分析機能を 提供
  5. 事前トレーニング済モデル • Oracle によって、事前にトレーニングされたモデル • 一般的なアイテムの分類や検出が可能 • e.g. 乗り物、工具、洋服、アクセサリー、動物、etc. カスタム・モデル

    • Data Labeling でラベル付けされたデータセットを使用してトレーニングされたモデル • 顧客独自のアイテムの分類や検出を行いたい場合に使用する • e.g. ブランドロゴの検出、製品のSKU(Stock Keeping Unit)分類、etc. 事前トレーニング済モデル/カスタム・モデル Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 7
  6. • 一般的なアイテム(乗り物、動物、食べ物、etc.)に関する分類を行う • OCI コンソールや AnalyzeImage API を用いて対象イメージの分類と信頼度スコアが取得可能 事前トレーニング済モデル –

    イメージ分類 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 8 AnalyzeImage API (IMAGE_CLASSIFICATION) { "labels": [ { "name": "Denim", "confidence": 0.99311286 }, { "name": "Pocket", "confidence": 0.9930823 }, { "name": "Jeans", "confidence": 0.98595345 }, ... omit ], } イメージのラベル 信頼度スコア AI - Vision Object Storage
  7. • 一般的なアイテム(乗り物、動物、食べ物、etc.)に関する検出を行う • OCI コンソールや AnalyzeImage API を用いて検出した物体のラベルと信頼スコア、座標が取得可能 事前トレーニング済モデル –

    物体検出 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 9 Object Storage { "imageObjects": [ { "name": "Car", "confidence": 0.98897165, "boundingPolygon": { "normalizedVertices": [ { "x": 0.267, "y": 0.24548192771084337 }, { "x": 0.758, "y": 0.24548192771084337 }, { "x": 0.758, "y": 0.8448795180722891 }, { "x": 0.267, "y": 0.8448795180722891 } ] } } ], ... omit } イメージのラベル 信頼度スコア AnalyzeImage API (OBJECT_DETECTION) AI - Vision 検出した物体の座標 (bounding boxの四隅の座標)
  8. • カスタム・モデル • 事前トレーニング済モデルに対して、Data Labeling を用いてタグ付けされた追加のデータセットを用いて、トレーニ ングし作成されたモデルのこと • ユースケース •

    ユーザー固有のアイテムに対するイメージ分類を実現したい • ユーザー固有のアイテムの物体検出を実現したい カスタム・モデルの作成 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 10 Object Storage Image Data Labeling AI - Vision データ・セット 作成 カスタム・モデル 作成 AnalyzeImage API model_id: ocid.aivisionmodel… カスタム・モデルを指定し、 API リクエスト
  9. 農作物の出荷判定をカスタム・モデルを用いたイメージ分類で実施する 農作物の出荷判定の一次チェックに Vision を用いることで人的リソースを大幅に削減する ユースケース:カスタム・モデル Copyright © 2023, Oracle and/or

    its affiliates 12 OCI AI - Vision Data Labeling Object Storage 分類対象画像 “good_quality” or “bad_quality” or “empty_background” Object Storage Events Functions カスタム・モデル
  10. OCI Vision を使用した、画像からのデータ抽出 リファレンス・アーキテクチャ Copyright © 2023, Oracle and/or its

    affiliates 13 https://docs.oracle.com/ja/solutions/ai-vision-extract-data/index.html#GUID-E979D24C-007B-41BF-BE27-01AB2F8D2874 WebアプリからObject Storageに 画像データをアップロード 新しいファイルが配置されたことを 検知し、Functions連携 VisionのAPIを使用して画像の分析を実施。 実行結果は、Webアプリで使用するDBへ格納
  11. OCI Vision Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 14

    ◼ ユースケース • 画像分析を用いた分類を行いたい • e.g. 製品の故障判定、出荷判定、etc. • 画像分析を用いた物体検出を行いたい • e.g. 電力線の監視画像で樹木の成長を検出する、ブランドロゴの 検出、etc. ◼ 特長 • 視覚とテキストのアルゴリズムを組み合わせたハイブリッドモデルは、より 正確な結果を提供 • OCI Data Labelingとの完全な結合により、データのラベリングを簡素 化し、より正確なモデルを提供 ◼ 価格(2022年12月現在) • 画像分析 – 最初の1,000回は無料、以降1,000回ごとに¥35 • カスタム・トレーニング – 最初の15時間は無料、以降1時間ごとに¥210 ※ドキュメント関連機能(OCR/抽出/分類)は、2024/01/01までの提供 その後は、Document Understanding(ドキュメントの理解)でのみ使用可能