Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AWSを始めた頃に陥りがちなポイントをまとめてみた
Search
ONOYAMA Shodai
September 05, 2024
Technology
1
3.8k
AWSを始めた頃に陥りがちなポイントをまとめてみた
2024/09/05 Fusic x フォージビジョン x クラスメソッド Vol.2【AWS勉強会】登壇資料
ONOYAMA Shodai
September 05, 2024
Tweet
Share
More Decks by ONOYAMA Shodai
See All by ONOYAMA Shodai
DevOps視点でAWS re:invent2024の新サービス・アプデを振り返ってみた
oshanqq
0
320
Amazon Data Firehoseの入門から実戦まで
oshanqq
0
300
AWS版GitHub?Amazon CodeCatalystの全体像をまとめてみた
oshanqq
2
4.5k
Amazon CloudFront の機能、カテゴリ分けすると理解しやすい説
oshanqq
0
630
ジュニアレベルのAWS学習戦略
oshanqq
1
1.2k
出張! #DevelopersIO IT技術ブログの中の人が語る勉強会 「【速報】AWSの生成AIサービスであるAmazon Bedrock がリリースされたので朝イチで触ってみた」について語る
oshanqq
0
660
EC2 Instance Connectを図解してみた
oshanqq
1
1.4k
初海外・初ベガス・初re:Inventで新卒が感じたこと
oshanqq
1
760
エンジニア志望学生が"ブログの会社"に入社してみて思ったこと〜新卒目線のブログ戦略〜
oshanqq
1
990
Other Decks in Technology
See All in Technology
PicoRabbit: a Tiny Presentation Device Powered by Ruby
harukasan
PRO
2
210
持続可能なドキュメント運用のリアル: 1年間の成果とこれから
akitok_
1
130
Road to Go Gem #rubykaigi
sue445
0
470
AIで進化するソフトウェアテスト:mablの最新生成AI機能でQAを加速!
mfunaki
0
140
Terraform Cloudで始めるおひとりさまOrganizationsのすゝめ
handy
2
180
30代からでも遅くない! 内製開発の世界に飛び込み、最前線で戦うLLMアプリ開発エンジニアになろう
minorun365
PRO
6
490
システムとの会話から生まれる先手のDevOps
kakehashi
PRO
0
280
3月のAWSアップデートを5分間でざっくりと!
kubomasataka
0
120
MCPを活用した検索システムの作り方/How to implement search systems with MCP #catalks
quiver
12
6.6k
更新系と状態
uhyo
7
1.5k
ElixirがHW化され、最新CPU/GPU/NWを過去のものとする数万倍、高速+超省電力化されたWeb/動画配信/AIが動く日
piacerex
0
140
AWS全冠芸人が見た世界 ~資格取得より大切なこと~
masakiokuda
5
6k
Featured
See All Featured
Fontdeck: Realign not Redesign
paulrobertlloyd
83
5.5k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
69
4.6k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
251
21k
Practical Orchestrator
shlominoach
186
11k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
30
2.3k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
29
9.4k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
80
8.9k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
176
9.7k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
120k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
178
53k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1030
460k
Transcript
Fusic x フォージビジョン x クラスメソッド Vol.2【AWS勉強会】 クラスメソッド株式会社 おのやん AWSを始めた頃に陥りがちなポイントを まとめてみた
⾃⼰紹介 ⼩野⼭翔⼤(おのやん) • クラスメソッド株式会社 AWS事業本部 @福岡オフィス • 2023年4⽉ 新卒⼊社 •
2024 Japan AWS Jr. Champions • 趣味:歌‧特撮 • ブログ⾒てね https://dev.classmethod.jp/author/oshanqq/ 2
AWS始めたての頃 ワイ「とりあえず設定してみるで!」 ワイ「あれ、ここそんな仕様やったんや…」 先輩「あ〜そこやりがちですよね、最初」 AWSを使っている⼈なら感覚値的に知っている軽微な仕様 • 軽微ゆえにブログになりづらい • ドキュメントにもちょこっとして載っていない or
書いていないので、 わざわざ検索してたどり着くことが少ない & ⽬に留まらない • 引っかかってから、その存在を知る 3
AWSを始めた頃に陥りがちポイント セキュリティグループ、許可する接続元がわからない WAFのマネージドルールグループで リクエストボディのサイズ制限に引っかかる Lambdaのデフォルトタイムアウト値に引っかかる CFnでのVPC構築の際にGatewayIdとNATGatewayIdを 間違える 1 2 3
4 4
1. セキュリティグループ、許可する接続元がわからない • インターフェース型VPCエンドポイント、 S3プレフィックスリストなど、 思わぬ場所からのアクセスをブロック • 「ここ許可してなかった!」は いまだにやりがち •
接続元になりうるリソースは、 いまだに全部は把握していない 5
2. WAFのリクエストボディサイズ制限 • WAFのAWSManagedRulesCommonRuleSetの SizeRestrictions_BODY • 8KBを超えるリクエストボディを検査 • 8KBがなかなか⼩さいので、 ファイルアップロードとかで
すぐブロックされる 6
3. Lambdaのデフォルトタイムアウト値 • Lambdaのデフォルトタイムアウト値は3秒 • SlackにAWSの料⾦を通知するBotなど、処理全体でけっこう3秒超える 7
3. Lambdaのデフォルトタイムアウト値 • Lambdaのデフォルトタイムアウト値は3秒 • SlackにAWSの料⾦を通知するBotなど、処理全体でけっこう3秒超える 8 https://dev.classmethod.jp/articles/multiple-notifications- due-to-the-lambda-timeout/
4. CFnテンプレートのGatewayIdとNATGatewayId • CloudFormation(CFn)でVPCを 構築 • インターネットゲートウェイと 同じノリでNATゲートウェイを 作成 •
実はキーが違う! => 9
4. CFnテンプレートのGatewayIdとNATGatewayId • CloudFormation(CFn)でVPCを 構築 • インターネットゲートウェイと 同じノリでNATゲートウェイを 作成 •
実はキーが違う! => 10 https://dev.classmethod.jp/articles/cfn-gatewayid-and- natgatewayid/
1年半AWSを触ってみて • やってみないと分からないことも多い • ので、とりあえず⼿を動かしてみるのがすごく⼤事 • AWSのマネジメントコンソール => AWSドキュメントで すごく理解できると思うし、忘れない
11
とりあえずAWSをガンガン触ってみて 「それ、あるあるですよね〜」を増やしていこう 12 まとめ