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oshinoko
July 28, 2020
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July 28, 2020
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Transcript
思考トレーニング T h i n k i n g T
r a i n i n g … … … … … … … … … … …
Profile お っ し ー ( o s s y
0 3 1 9 ) … … … … … … … … … … … 最 近 は 業 務 効 率 化 に し か 興 味 あ り ま せ ん 「 人 生 省 エ ネ 」 が モ ッ ト ー で す
おさらい … … … … … … … … …
… … 我々は何かを決断するときに ①その決断の根拠となる全ての良し悪しを検討するだけの想像力を持ってない ②決断するまでの間にそんなに時間を持つことができない この背景から生まれたのが「ヒューリスティック」 100%正解とは言えないけど、80%程度正解だと思われる回答を導き出す思考法
でも … … … … … … … … …
… … なるべくなら きちんといろんな可能性を考慮して 100%に近い正解を 導き出したいんだわ!!
トレーニングしましょう … … … … … … … … …
… …
まず気をつけたいこと … … … … … … … … …
… … 「ヒューリスティック」のときにお話した「感情ヒューリスティック」のように 思考にはいろいろな「罠」があります 一言で言うと「固定概念」「常識」 これらは考えを鈍らせますし、そもそも人によって基準が違うので 自分の固定概念や常識が相手にとっての「非常識」になる可能性があり 気をつけなければなりません アンガーマネージメントでもよく言われていることですね
思考トレーニングの流れ … … … … … … … … …
… … ① 直感を元に立場を決める ② その立場を選んだ根拠を明確にし、説得力をもたせる ③ 別、あるいは反対の立場から見つめ直す ④ 使える結論を導き出す
① 直感を元に立場を決める … … … … … … … …
… … … まず最初に「反対」か「賛成」か自分の立場を決めましょう 直感でいいです 直感というのは軽視される傾向がありますが、そもそも人間は何もない状態で1を生 み出せるほど賢くはありません。直感と言いつつも、その裏には今までの経験や知 識から導き出されたものである可能性が大いにあります。なので、最初は「直感」 でいいのです。
② その立場を選んだ根拠を明確にし、説得力をもたせる … … … … … … … …
… … … 次にその直感に根拠をもたせましょう 直感のままでは屁理屈に取られてしまう可能性もあるので、その直感に根拠をもた せます。歴史的背景や数字を持ってきて、説得力をもたせましょう。 例)疫病が流行しているのでテレワークを導入したい →他社の実績/作業効率低下を防止する施策の検討
③ 別、あるいは反対の立場から見つめ直す … … … … … … … …
… … … 次に反対の立場から見つめ直してみましょう 反対派の立場を想像するためには、自分が②で出した根拠を否定し、反論してみま しょう。自分で自分にツッコミを入れていきます。 そうすることによってさらなる反論を行うことも出来ますし(グレードアップ)あ るいは自分の立場そのものが変わる可能性もあります。
④ 使える結論を導き出す … … … … … … … …
… … … ①〜③を全て行った上で、結論を出しましょう 絶対に100%正解と呼べる答えを導き出すことは不可能かも知れませんが、 戦略的、あるいは合理的に何度も熟考した結果による答えを導き出すことが出来る はずです
サンプル問題 … … … … … … … … …
… … 1.「コピペ」を考える(パクリはいけないことか) 2.「個性」を考える(「みんな違ってみんないい」悪い個性も良いことか?) 3.「サイコパス」を考える(「共感」できることは良いことか?) 4.「転売」を考える(どこまでが商売か/価格はどのようにして決まるべきか)
まとめ … … … … … … … … …
… …