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歴史を知って散歩に出かけましょう!パート2、伊能忠敬、間宮林蔵
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osonoi
July 16, 2025
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歴史を知って散歩に 出かけましょう!パート2、伊能忠敬、間宮林蔵
osonoi
July 16, 2025
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Transcript
歴史を知って散歩 に 出かけましょう! パート2 伊能忠敬と間宮林蔵
江東区にはたくさんの史跡があります
前回は桂昌院(おたまさん)と⾚穂浪⼠ • ⽊場洲崎神社(五代将軍綱吉公の⺟桂昌院の守本尊である弁財天と稲荷社を祀り洲﨑弁 天社と称した。) • ⾚穂浪⼠休息の地 • 吉良邸に討ち⼊って本懐を遂げた⾚穂浪⼠の⼀⾏が、⼀ツ⽬通りを引き上げる途中で乳 熊(ちくま)屋味噌店に⽴ち寄りました。⽢酒の接待を受けて休息したのちに、永代橋 を渡って⾼輪泉岳寺へ向かったといわれています。
前回は桂昌院(おたまさん)と⾚穂浪⼠ • ⺟の桂昌院のために朝廷に様々な働きかけを⾏った5代将軍綱吉 • その⼀番⼤事な儀式を台無しにした浅野⻑矩 • 喧嘩両成敗だった当時⾃分たちの御殿様だけ罰をうけて相⼿は無罪 • それに納得いかない⾚穂浪⼠たちが吉良邸に討ち⼊り •
討ち⼊りのあとに寄ったのが“⾚穂浪⼠休息の地”
2つの場所はここです 洲崎神社
今回は伊能忠敬と間宮林蔵
年表 1700 1800 1900 享保の改⾰ (徳川吉宗) 寛政の改⾰ (松平定信) 天保の改⾰ (⽔野忠邦)
⽥沼意次 蔦屋 重三郎 松平定信 伊能忠敬 間宮林蔵 ラクスマンが 根室に来航 レザノフが ⻑崎に来航 ペリー 来航 ⼤政奉還 ロシア 天明の飢饉
伊能忠敬の業績概観 • ⽇本初の本格的な測量技術を導⼊した。 • 全国地図「⼤⽇本沿海輿地全図」(だ いにほんえんかいよちぜんず)を完成 させた。 • 地図製作において、科学的⽅法を取り ⼊れた。
• 江⼾時代の地理学の発展に⼤きく寄与 した。
ビジネスパーソンとして多⾓経営を成功 させた伊能忠敬 • 17歳のとき、伊能家の跡継ぎと して“引き抜き”に • 腕利きのビジネスパーソンとし て多⾓経営を展開 • 29歳からの20年間で伊能家の
年間売上を4倍近く伸ばした • 50歳を過ぎてから「⾃分がやり たいこと」に向き合う • https://www.glocaltimes.jp/6536
伊能忠敬
伊能忠敬の地図づくり • https://www.ripro.co.jp/yamaoka/k-hanashi/kamishibai/kamishibai.htm
伊能忠敬 • 伊能 忠敬(いのう ただたか[注釈 1]、延享2年1⽉11⽇〈1745 年2⽉11⽇〉- ⽂化15年4⽉13⽇〈1818年5⽉17⽇〉)は、江⼾ 時代の商⼈・天⽂学者・地理学者・測量家。通称は三郎右衛⾨ (さぶろえもん)、勘解由(かげゆ)。字は⼦⻫、号は東河。
• 寛政12年(1800年)、56歳から、⽂化13年(1816年)まで、 17年をかけて⽇本全国を測量、73歳で死去[2][3]。その後は弟 ⼦たちが遺志を受け継いで『⼤⽇本沿海輿地全図』(だいにほん えんかい よち ぜんず)を完成させ、国⼟の正確な姿を明らかに した。
忠敬が知りたかったのは地球の⼤きさだった • 伊能忠敬が最も知りたかったのは、 地球の⼤きさでした。彼は、地球 の⼤きさを知るために、⽇本全国 を測量し、緯度1度あたりの⼦午 線弧⻑を測ることで、地球の⼤き さを計算しようとしました。 • 結果:
• 彼の測量結果は、現在の地球の⼤ きさとほぼ⼀致するもので、その 正確さは驚くべきものです。
間宮林蔵 • 1775 - 1844 • 間宮 林蔵(まみや りんぞう)は、江⼾時 代後期の徳川将軍家御庭番、探検家。名は
倫宗(ともむね)。常陸の国(茨城県)出 ⾝の元武家の帰農した農⺠出⾝であり、幕 府で御庭番を務めた役⼈であった。⽣年は 安永4年(1775年)とも。 • 樺太(サハリン)が島である事を確認し間 宮海峡を発⾒した事で知られる。近藤重蔵、 平⼭⾏蔵と共に「⽂政の三蔵」と呼ばれる。 • https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%9 3%E5%AE%AE%E6%9E%97%E8%94%B5
伊能忠敬と間宮林蔵の関係は? • 1800年 蝦夷(北海道)に林蔵が派遣され たときに測量調査に来ていた忠敬と出会う • その後林蔵は忠敬から直接測量技術を学び 蝦夷地や南千島の測量に従事 • 林蔵は樺太が島であることを発⾒、その後
忠敬の邸に出⼊りして測量技術の向上に努 めた • 忠敬が進めていた“⼤⽇本沿海輿地全図(だ いにほんえんかいよちぜんず)”の蝦夷以北 の地図は林蔵の測量図 • https://www.ripro.co.jp/yamaoka/k- hanashi/mamiya/mamiya-4.htm
徒歩で約15分
参考
南千島 • 択捉(えとろふ) • 国後(くなしり) • ⾊丹(しこたん) • ⻭舞(はぼまい)
• ⽥沼意次 1719 - 1788 • 蔦屋 重三郎 1750 ‒
1797 • 松平定信 1759 ‒ 1829 • 伊能忠敬 1745 ‒ 1818 • 間宮林蔵 1780 ‒ 1844 • 享保の改⾰(徳川吉宗)1716 ‒ 1745 • 寛政の改⾰(松平定信) 1787 ‒ 1793 • 天保の改⾰(⽔野忠邦) 1841 - 1843 • ラクスマンが根室に来航 1782 • レザノフが⻑崎に来航 1804 • ペリー来航 1853 • ⼤政奉還 1867
江⼾時代は⼈⽣50年 • 「⼈⽣五⼗年」は、織⽥信⻑が好んだとされる幸若舞「敦盛」の⼀節で、⼈の世 の50年という歳⽉は、天上界の時間と⽐べると夢のように短いものだ、という意 味です。 • 詳細: • 「⼈間五⼗年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」:という詞章は、⼈の 世の50年という歳⽉は、天上界の⼀⽇にすら及ばないほど短く、儚いものである、
ということを表しています。 • 「⼈間(にんげん)」:は、ここでは「⼈の世」や「⼈間界」を指し、個⼈の寿 命を意味するものではありません。 • 「下天(げてん)」:は、仏教における六欲天(欲望の度合いによって分けられ た天界)の最下層を指し、その住⺠の寿命は500年とされています。 • 「夢幻の如くなり」:は、この世の出来事が夢や幻のように儚く、移ろいやすい ことを表しています。 • この⾔葉は、⼈⽣の fleeting(はかない)さを表すものとして、しばしば織⽥信 ⻑と結びつけて語られますが、信⻑の発⾔ではなく、幸若舞「敦盛」の⼀節で す。 • 現代では、「⼈⽣は50年」という短さを表す⾔葉として誤解されることもありま すが、本来の意味は、⼈の世の50年という歳⽉は、天上界の時間と⽐べれば⾮常 に短いものである、ということを表しています。