私たちNPOは、福祉、教育・文化、まちづくり、環境、国際協力など、様々な分野の社会貢献活動について、法律で定められた20種類の分野から自分たちの問題意識にそったものを選び、非営利活動を行うものです。OSSAJは、6つの分野において活動することを定款に定めています。
一方で、2001年の「ミレニアム開発目標(MDGs)」、その後継である2015年の「持続可能な開発目標(SDGs)」のように、個人、企業、政府・自治体など、あらゆる立場において、その達成に取り組むべきとされたものも、発表されています。
このような情勢をふまえると、私たちNPOは従前からの社会貢献活動にとどまらず、社会課題解決という視点で、活動の方向を再定義すべき段階が近づいているのかも知れません。そこで、オープンソースが社会課題解決にどのように結びつくのか、まずはそこから、考えてみたいと思います。