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Developers Summit2022 薬剤師からエンジニアへ〜薬剤師エンジニアが語る薬局の今と未来〜

Developers Summit2022 薬剤師からエンジニアへ〜薬剤師エンジニアが語る薬局の今と未来〜

株式会社YOJO Technologiesの薬剤師エンジニア 竹内・加藤がDevelopers Summit2022で使った発表資料です。

【コーポレートサイト】
https://yojo.co.jp/

【採用情報】
https://herp.careers/v1/yojo

【イベントレポート】
https://note.com/yojo_engineering/n/n8a6585ad940b

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Transcript

  1. 他にも課題はまだまだある • 紙の処方箋を保管するためだけに、倉庫を借りている • 停電時に使えないからと、電子カルテ導入してても紙でも管理 • ネットで送った保険請求の返戻紙でくる。 • 他の医療機関とはFAXで基本やりとり。緊急の連絡も電話しても捕まらな い。

    • メーカーからくるお知らせ全部紙 • 患者さんの労災の書類を手書きしてあげる • 電子で残っているのに紙でも残しておきたい(停電したらアウトだかららし い) • 疑義照会はFAXでも返答遅いし気づいてもらえない(電話もしくは門前は 直接病院へいくことも) 3. 薬剤師からエンジニアに転生しようとしたらスプラトゥーンにハマった話
  2. 他にも課題はまだまだある • 紙の処方箋を保管するためだけに、倉庫を借りている • 停電時に使えないからと、電子カルテ導入してても紙でも管理 • ネットで送った保険請求の返戻紙でくる。 • 他の医療機関とはFAXで基本やりとり。緊急の連絡も電話しても捕まらな い。

    • メーカーからくるお知らせ全部紙 • 患者さんの労災の書類を手書きしてあげる • 電子で残っているのに紙でも残しておきたい(停電したらアウトだかららし い) • 疑義照会はFAXでも返答遅いし気づいてもらえない(電話もしくは門前は 直接病院へいくことも) 3. 薬剤師からエンジニアに転生しようとしたらスプラトゥーンにハマった話 課 題 だらけ
  3. スプラトゥーンで強くなるためにやったこと • 基礎を固める ◦ いきなり高望みせず、まずは一歩ずつ ◦ 基礎練習、ルールや武器の特徴や相性を徹底的に理解する • プロの技術を知る ◦

    上位プレイヤーの動画を見て、良いプレー・悪いプレーを知る • 自分の課題を知る ◦ 毎試合振り返り自分の課題を見つける • 課題ドリブン ◦ 惰性でプレーせずに必ず課題を意識する • 好き嫌いしない ◦ 自分の苦手なルールや武器でも成長のためだと感じたら何でもやる 3. 薬剤師からエンジニアに転生しようとしたらスプラトゥーンにハマった話
  4. エンジニアスキルを上げるためにやったこと • 基礎を固める ◦ プログラミングだけでなく、コンピューターサイエンスも学ぶ • プロの技術を知る ◦ 書籍や動画、オープンソースをひたすらに見て技術を知る •

    自分の課題を知る ◦ 一般的なエンジニアと自分のスキルの差を自覚する • 課題ドリブン ◦ 課題を意識して作業に取り組む • 好き嫌いしない ◦ バックエンドだけでなくフロントやインフラ、デザイン、機械学習など何でもやっ た 3. 薬剤師からエンジニアに転生しようとしたらスプラトゥーンにハマった話
  5. • 薬学部から新卒で東証1部上場に就職 • YOJOではテックリードとしてバックエンドを担当 • 個人アプリ開発できるようになった • Spland(スプラトゥーン用アプリ)を開発中 • 個人開発でReact.js,

    Terraform, Kubernetesを使う • AtCoderにハマる(茶コーダー) 無事エンジニアになれた 3. 薬剤師からエンジニアに転生しようとしたらスプラトゥーンにハマった話
  6. • エンジニア全体の専門性が底上げされる ◦ エンジニア組織の薬学ドメイン知識を爆上げ ◦ エンジニアが薬剤師とより深い議論ができるように • 専門職がエンジニア的思考ができるようになる ◦ 薬剤師とエンジニア語で会話できる

    ◦ 薬剤師がエンジニア視点の改善案を考えらる ◦ 薬剤師が自分たちだけでGASでアプリを作る ◦ etc. 専門性×エンジニアリングは業界DXのための重要な存在! ドメイン×エンジニアリング人材は組織を強くする 4. ドメイン×エンジニアリングの時代へ
  7. ドメイン知識をインプットするために • 基礎を固める ◦ ドメインに関する知識をインプットする • プロの技術を知る ◦ 他社のサービスを調査、なぜこの機能・UIなのかを学ぶ •

    自分の課題を知る ◦ 自社サービスの課題・改善点を知る • 課題ドリブン ◦ 解決したい課題にフォーカスする • 好き嫌いしない ◦ 苦手な法律関係も、実装に関与するのであれば調べる 4. ドメイン×エンジニアリングの時代へ
  8. 1. オンライン服薬指導の恒久化 2. 調剤外部委託 3. 40枚規制撤廃 4. 薬局外からのオンライン服薬指導 5. 対面機能を持たない薬局の設置

    6. 電子処方箋の普及 7. 零売と要指導医薬品のオンライン服薬指導 8. インターネット販売での他店舗や倉庫からの発送 薬局業界の動向 5. 今後の医療業界はどう変わっていくのか 薬局業界もDXを推進!!
  9. ユーザー体験が劇的に変わる 現状 1. クリニックにいく 2. 待つ 3. 対面で診察を受ける 4. 紙の処方箋をもらう

    5. 処方箋を持って薬局に行く 6. 待つ 7. 対面で服薬指導を受ける 8. 薬局で薬を受け取る 9. 帰宅する 将来 1. オンライン診療を受ける 2. オンライン服薬指導を受ける 3. 薬を郵送で受け取る 5. 今後の医療業界はどう変わっていくのか 例)診察〜薬を受け取るまで
  10. • 紙の処方箋を保管するためだけに、倉庫を借りている • 停電時に使えないからと、電子カルテ導入してても紙でも管理 • ネットで送った保険請求の返戻紙でくる。 • 他の医療機関とはFAXで基本やりとり。緊急の連絡も電話しても捕まらない。 • メーカーからくるお知らせ全部紙

    • 患者さんの労災の書類を手書きしてあげる • 電子で残っているのに紙でも残しておきたい(停電したらアウトだかららしい) • 疑義照会はFAXでも返答遅いし気づいてもらえない(電話もしくは門前は直接病 院へいくことも) (復習)薬局業界の課題 5. 今後の医療業界はどう変わっていくのか
  11. • 紙の処方箋を保管するためだけに、倉庫を借りている • 停電時に使えないからと、電子カルテ導入してても紙でも管理 • ネットで送った保険請求の返戻紙でくる。 • 他の医療機関とはFAXで基本やりとり。緊急の連絡も電話しても捕まらない。 • メーカーからくるお知らせ全部紙

    • 患者さんの労災の書類を手書きしてあげる • 電子で残っているのに紙でも残しておきたい(停電したらアウトだかららしい) • 疑義照会はFAXでも返答遅いし気づいてもらえない(電話もしくは門前は直接病 院へいくことも) 薬局業界の非効率を撲滅!! 5. 今後の医療業界はどう変わっていくのか 撲 滅 ! !