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たった一人で始めた音楽制作が気がついたら会社公認の部活動になっていた話〜組織の垣根を超えるコラ...

piyonakajima
September 28, 2024

たった一人で始めた音楽制作が気がついたら会社公認の部活動になっていた話〜組織の垣根を超えるコラボレーションを実現するには〜 / On-KAG-bu

XP祭り2024

piyonakajima

September 28, 2024
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  1. 3 KDDI Agile Development Center Corporation 自己紹介 (16:00-16:05) 会社・部活動紹介 (16:05-16:10) ターニングポイント1 象死んだ魚嘔吐のうた (16:10-16:15) ターニングポイント2 焼肉レトロスペクティブのうた 

    (16:15-16:20) ターニングポイント3 共創未来インナーソースマン  (16:20-16:25) ターニングポイント4 会社の称賛 (16:25-16:30) まとめ (16:30-16:35) 雑談 (16:35-16:40) Agenda
  2. Copyright© 2024 KDDI Corporation. All Rights Reserved 
 自己紹介:中島 智弘(@piyonakajima)

    所属: KDDI株式会社 KDDI DIGITAL GATE    (兼務) KDDIアジャイル開発センター株式会社 
 
 国内SIerにて、携帯電話ソフトウェア開発、IoT自社サービスの企画を 経て2020年11月より現職に就く。 
 法人のお客さまとの新規共創事業をアジャイル開発で推進する傍ら、 チームビルディングや業務改善を促進するふりかえりWebサービス 「anycommu」のプロダクトオーナーとして活動。KDDIグループのふり かえり支援活動も行っている。 
 過去登壇: ふりかえりカンファレンス2023 
  Scrum Fest Osaka 2023/Sendai 2023  Regional Scrum Gathering Tokyo 2024 
 Scrum Fest Osaka 2024 代表曲:「Fun Done Learnのうた」 
 「象、死んだ魚、嘔吐のうた」 
 「焼肉レトロスペクティブのうた」 
     「共創未来インナーソースマン」 

  3. 名古屋サテライトオフィス長 髙谷 憲司(@takateeen_knj) 2018年より名古屋市内の大手 IoT通信機器メーカーにて 組込開発/スマホアプリのソフトウェアエンジニア / プロダクトマネージャーとして従事。 2023年よりKAGに転職し、法人向けサイト 開発チームのスクラムマスターを担当。

    社内の活動「音 KAG(/)部」の立ち上げに関わり、 音楽活動に貢献。 Youtubeに作編曲・動画制作した ワクワクコンテンツを発信している。 Vlogとかも実は配信中。 2024年7月より名古屋サテライトオフィス長に就任。 自己紹介 KDDI Agile Development Center Corporation 5
  4. 経歴 DEV&CS →子育て →テスター →QAエンジニア よく遊びにいくコミュニティ • テストの街葛飾(毎週火曜21時半〜26時くらいまで) • スクラム道関西のオンサイト開催(月1くらい?) •

    テスト駆動飲み会(隔週写経会・隔月モブプロ会) • 人にやさしい組織マネジメント勉強会(だいたい隔週月 曜) 運営スタッフ🔰 • JaSST Kansai • XP祭り2024(今日は現地でスタッフしてまーす) 好きなこと  娘(9歳)、愛猫、日本酒、飲み会  KAGのゆるキャラ カグカグ 石原汐帆(@sh_ishihara518 ) KDDIアジャイル開発センター株式会社
  5. 7 KDDI Agile Development Center Corporation 自己紹介 岸田 正吉 (@makishy5) KDDIアジャイル開発センター(ソフトウェアエンジニアリード)

    KDDI DIGITAL GATE (エンジニアリングマネージャー) OA機器メーカーのソフトウェアエンジニア経験を経て 2018年にKDDIに入社。KDDI DIGITAL GATEに て金融、小売、製造、建設など幅広い業界/業種のお客 さまのDX事業立ち上げやアジャイル内製開発チーム立 ち上げに従事。 現在は、生成AIセミナーを通じた社内外への活用推進、 企業への導入支援、LLMを用いたプロダクト開発など 生成AI普及のため精力的に活動中。
  6. 8 KDDI Agile Development Center Corporation Learning Outcome 組織間で垣根を超えたコラボレーションを生み出すヒントが見つかる ◦

    新しいコミュニティを立てるときに人を集めるのに苦労しませんか? ▪ アジャイル開発コミュニティ、部署横断プロジェクト...etc,etc.. ◦ 中島が始めた「コミュニティの曲作り」も最初は一人でした ▪ 一緒に踊ってくれる人はいましたけどね ◦ 曲を作るにつれて一緒に曲を作る仲間が増えてきたんです!! ◦ 自分たちがやってきた中での気づきを共有します
  7. 9 KDDI Agile Development Center Corporation What’s KAG? 約10年間“アジャイル開発”にこだわり続けてきたDX専業のエンジニア集団 2022年にKDDI本体からスピンアウトする形で新会社設立

    社名 KDDIアジャイル開発センター株式会社
 所在地 東京都港区虎ノ門1丁目17番1号
 虎ノ門ヒルズビジネスタワー28階(本社)
 (札幌/秋田/高崎/舞鶴/三島/福岡/那覇)
 代表取締役社長 
 木暮 圭一
 事業内容
 アジャイル開発事業および保守事業
 設立年月日
 2022年5月12日
 社員数
 175名
 職種比率 エンジニア82%、デザイナ9%、その他9%
  8. 10 KDDI Agile Development Center Corporation これまでの歩み KDDI BusinessIDにて 初のアジャイル開発導入

    auでんき、auHOME アジャイル開発領域拡大 アジャイル開発センター 発足 オフショア/ニアショア 開発体制整備 KDDI DIGITAL GATE 開設 SL事業本部と一体化 (共創ビジネス創出へ) UI/UX取り組み強化 (デザイン思考導入) 2013 2016 2015 2016 2017 2018 2020 2022 Scrum inc. Japan 設立 2019 40 0+ 5
  9. 11 KDDI Agile Development Center Corporation 音KAG(\)部とは • KDDIアジャイル開発センター(通称KAG)の部活動 ◦

    社外コミュニティを通して音楽を作って発表してきた ◦ 主目的:会社の認知度向上、アジャイルに関する啓蒙活動 楽曲に参加した社員:1名→2名→5名→7名 Slackのチャンネル参加者:22名 Working Agreement • 仕事とプライベート最優先 • 絶対に無理しない • 楽しくやる • 提唱者への敬意を大切に
  10. 12 KDDI Agile Development Center Corporation 部員紹介 全員違う仕事してます Vo. 小笠原 (アジャイルコー

    チ) Illust. 岸田 (エンジニア& エンジニアリングマネージャー ) Voice. 石原 (QAエンジニア) Gt&Arr.&Movie髙谷 (スクラムマスター& 名古屋オフィス長) Vocal&Voice&Arr.&Music&Lyrics &Movie&Produce ぴよなかじま (POリード) Movie 大坪 (LLMエンジニア) and more…! 

  11. 13 KDDI Agile Development Center Corporation Discography 1st Fun Done

    Learnのうた(2022/11 ScrumFest Sapporo 2022&RSGT2023) Vocal&声&作詞&作曲&編曲&動画:中島 2nd 象死んだ魚嘔吐のうた(2024/01 RSGT2024) Vocal&声&作詞&作曲:中島 編曲&動画:髙谷 3rd 焼肉レトロスペクティブのうた(2024/04 ふりかえりカンファレンス2024) Vocal:小笠原 声:石原 声&作詞&作曲:中島 編曲&動画:髙谷 イラスト:岸田 4th 共創未来インナーソースマン(2024/08 InnerSourceGatheringTokyo2024) 作詞:InnerSource Gathering Tokyo運営 Vocal:小笠原 声&作曲:中島 編曲:髙谷 動画:大坪 シンセサイザー:KAGの新入社員 イラスト:岸田
  12. 14 KDDI Agile Development Center Corporation YouTube再生リストがあります 最近Fun Done Learnのうたの再生数が

    社長インタビューに抜かれました(悔しい https://www.youtube.com/watch ?v=8NOh_-iFLYc&list=PLNgys7rK E64x8lkDfE_qcPlwSpY-Lq8vx
  13. 22 KDDI Agile Development Center Corporation 人が増えたターニングポイント(1) 象死んだ魚嘔吐のうた • メタルが好きなカケハシ小田中育生さん

    から教わったふりかえり • RSGT2024のスポンサートークで曲にする • 社内OSTで中島がDTMで楽曲を作って相談 • メタルのドメインとギターを弾けない中島が一 人で悩み抱え込んでいた • 髙谷がギター,アレンジ,動画と 順に作って形にしていく→完成 KAGの B'zが爆誕 一人でやっていた音楽制作が2人になった。 社長 カケハシ いくお
  14. 24 KDDI Agile Development Center Corporation 1次面接合格後に、企業研究をしていたら”Fun Done Learnのうた”にたどり着く 「次の曲、どうなるんだろう?この会社入ったら俺も曲作りたいな。。。」

    そして、調べていると、作曲者(piyo)さんの「二人目に踊る人」の記事に出会う 「あ、俺も踊っていいんだw この会社、なんか楽しそう!」 面接頑張る → 受かる → OSTで作曲の話が出て手を挙げる 人が増えたターニングポイント(1-2)
  15. 29 KDDI Agile Development Center Corporation 人が増えたターニングポイント(2) 就業時間のハードル、音楽という敷居の高さ&貢献でき る場所が限られている状況 →不定期slackハドルで敷居が下がった

    間奏にて肉の部位を連呼する歌詞 →岸田が全ての部位のイラストを作成& 部員がふせんを焼肉のように焼くイラストを作成
  16. 30 KDDI Agile Development Center Corporation やり始めたらこだわりが出てきた話 きっかけは本当に肉食いたい だけ(参加したら楽しそう) 自分ができること何かない

    かな? まず小さく作って反応を見 てみよう 意外と反応いい! 楽しくなってこだわりが出て きた(肉量産) かなりアジャイルぽい 描いたイラスト 食材(21品) • 肉:10品 • クッパ:2品 • 海鮮:4品 • サイドメニュー:4品 • デザート:1品 キャラクター • 焼き肉の絵:2つ • 牛、像、死んだ魚… たくさん描き ました 継続できている理由(自分なりの考察) • 敷居の低さ • すばやいフィードバック(作り込み過ぎない) • 隙間時間でもできる(気持ち的に楽) • みんなホンキ(クオリティにはこだわりたい) Yes. and...の雰囲気
  17. 36 KDDI Agile Development Center Corporation 人が増えたターニングポイント(3) 共創未来インナーソースマン シンセサイザーをKAGの新入社員が担当! 新人研修講師担当の大坪がKAGの新入社員に音

    KAG部を紹介 髙谷がシンセサイザーの音色作りを勧誘 工夫した点 synth1:仮で作られていたシンセに近い感じのイメージからあまり離れないような音づくり synth2:アタックを強めかつ明るい音(1オクターブ上)で勢いをつける感じの音作り synth3:戦隊モノってことでバイクとか車とか乗り物系を彷彿とさせるような低音(1~2オクターブ)かつ揺れのあるブンブンした感じの音作り 上記の感じでレイヤーを重ねる際に、それぞれの役割に意識して音作りやってみました!
  18. 39 KDDI Agile Development Center Corporation 人が増えたターニングポイント(4) KAG木暮社長はじめ、会社のバックアップ 社長賞で二年連続受賞 会社として称賛&参加への後ろめたさが減った

    社内環境や認知のされ方が社内で変わっていっ た エープリールフールで「音KAG(\)部」という名 前をつけてもらい自ら名乗り出す →わかりやすく活動しやすくなった
  19. 40 KDDI Agile Development Center Corporation まとめ • とりあえず1人で始める 認知されるように発信し続ける •

    敷居を下げる施策により参加できる人が増える ◦ 楽しそう&心理的安全性を高める施策に共感 ◦ Slackのチャンネル作成、SlackハドルMTG、興味がある人への積極的な勧誘 • スコープを決めてリリース可能な状態を作る→平常心 →Yes and…の空気が生まれる • 経験主義(現実的な計画を立てる、やれることをやる、結果を観察して次の行動を決め る) →新しいことへのチャレンジ意欲が常にわいている • 社長からの称賛というトップからの盛り上げが促進に繋がる
  20. 42 KDDI Agile Development Center Corporation • とりあえず1人で始める 認知されるように発信し続ける   →(俺の作ったレポジトリを)「思い切って社内に公開してみよう」(by インナーソースマン)

    • 敷居を下げる施策により参加できる人が増える ◦ Slackのチャンネル作成,SlackハドルMTG,興味がある人への積極的な勧誘   →「実験として始める」 ◦ https://patterns.innersourcecommons.org/v/ja/p/start-as-experiment →First Good Issueを作ったNiftyさんの事例に似てる https://engineering.nifty.co.jp/blog/22132#aioseo-3-3-1 • 社長からの称賛というトップからの盛り上げが促進に繋がる →コントリビューションの功労を称える https://patterns.innersourcecommons.org/v/ja/p/praise-participants まとめ インナーソース(?)との共通点