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City share map -自治体のお困りごと可視化マップ-(成果発表)/City sha...

__pkmiya
February 01, 2025

City share map -自治体のお困りごと可視化マップ-(成果発表)/City share map - Visualized map of municipal problems -

この資料は、2025年2月1日に開催された、福岡未踏的人材発掘・育成コンソーシアム主催の最終発表イベントで利用したものです。種別「Solve」に属するテーマのプロダクト「City share map:自治体のお困りごと可視化マップ」の概要を示したプレゼンテーション資料です。

This document was used at the final presentation event hosted by the Fukuoka Mitou Consortium on February 1, 2024. This presentation material outlines the product “City share map: Visualized Map of Municipal Problems,” which belongs to the “Solve” category.

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福岡未踏的人材発掘・育成コンソーシアム
https://mitou-fukuoka.org/

City share map -自治体のお困りごと可視化マップ-
https://mitou-fukuoka.org/works/solve-city-share-map/

__pkmiya

February 01, 2025
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Transcript

  1. - 自 治 体 の お 困 り ご と

    可 視 化 マ ッ プ - 2 0 2 4 S O L V E 福 岡 未 踏 的 人 材 発 掘 ・ 育 成 コ ン ソ ー シ ア ム 宮 田 優 作 、 羽 田 野 武 蔵 テ ー マ : 株 式 会 社 F u s i c 2025年02月01日/Pro・Jump・Solve成果報告会 C i t y s h a r e m a p C i t y s h a r e m a p
  2. 目 次 背 景 01 シ ス テ ム 概

    要 02 工 夫 し た 点 03 今 後 の 展 望 04 Table of Contents
  3. H a d a n o M u s a

    s h i 花火大会の事件で話題になった高専出身。 最近行ったら弓道場が新しくなってました。 宮 田 優 作 M i y a t a Y u s a k u 編入試験をTOEICでゴリ押した元高専生。 マイル修行めざしてバイト頑張ってます。 自 己 紹 介 羽 田 野 武 蔵 九州大学 工学部 電気情報工学科 4年 九州大学 工学部 電気情報工学科 4年
  4. 目 次 背 景 01 シ ス テ ム 概

    要 02 工 夫 し た 点 03 今 後 の 展 望 04 Table of Contents
  5. こたえ 道路が破損していた場合、どこに報告すべき?どの行政が対応する? こ こ で ク イ ズ ! 背

    景 道路の保有者によって異なる 市道や町道  市区町村の道路管理課や土木課 県道     都道府県の県土整備事務所や土木事務所 国道     国土交通省またはその出先機関 他の問題(危険生物や上下水道)の場合はどうなる?
  6. 危険生物(クモ,アライグマなど) 他 の 問 題 の 場 合 は ど

    う な る ? 背 景 マンホール破損  水道局(実際の対応は民間に依頼する場合も) 電柱破損     電力会社,通信事業者(NTT)    修復作業をするには警察の許可が必要な場合も 他の道路関係 危険生物   保健局 外来種    環境局 農業被害   農林水産局 問題によって対応する局が異なる & 窓口が異なる https://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/k-chosei/hp/sizenkankyou/araiguma_2.html https://qa.flets-w.com/faq/show/5432?site_domain=default
  7. 01 シ ス テ ム の 提 案 市民がスマホから情報を投稿でき、 自治体職員がマップを通じて状況を確認できる

    市 民 と 自 治 体 で 課 題 を 共 有 ・ 可 視 化 す る シ ス テ ム これによって、 自治体職員の業務効率化&市民との 情報共有が図れ、Win-Winの関係に 背 景 C i t y s h a r e m a p C i t y s h a r e m a p
  8. 目 次 背 景 01 シ ス テ ム 概

    要 02 工 夫 し た 点 03 今 後 の 展 望 04 Table of Contents
  9. 市民向けアプリ レポートの投稿 可視化マップ インセンティブ還元 01 シ ス テ ム の

    全 体 像 本システムは、2つのアプリケーションから構成 可視化 レポート募集 対応状況の反映 可視化 インセンティブ 投稿 市民 自治体職員 自治体向けアプリ 可視化マップ レポートの募集 課題対応状況の反映 シ ス テ ム 概 要 City share map City share map
  10. 可視化マップ レポート投稿 レポート募集 対応状況反映 01 機 能 紹 介 シ

    ス テ ム 概 要 システム活用のフローにあわせ、機能の一部を紹介 想定ユーザ 想定デバイス 自治体職員 PC 市民 スマホ 自治体職員・市民 PC・スマホ 自治体職員 PC
  11. 可視化マップ レポート投稿 レポート募集 対応状況反映 01 シ ス テ ム の

    機 能 シ ス テ ム 概 要 自治体職員が、市民から情報を 集めたい課題を登録 課題ごとに収集する情報を設定 可能!
  12. 可視化マップ レポート投稿 レポート募集 対応状況反映 01 シ ス テ ム の

    機 能 シ ス テ ム 概 要 市民が課題に対するレポートを投稿 「レポート対象の課題」を選択 「レポートの該当位置」を地図上に選択 「投稿に必要な情報」を入力 自治体職員が設定した項目フォーム マップで投稿を可視化!
  13. 可視化マップ レポート投稿 レポート募集 対応状況反映 01 シ ス テ ム の

    機 能 シ ス テ ム 概 要 自治体職員が、各レポートへの対応状況を反映 対応状況が反映されることで、市民にとって 投稿するモチベーションに
  14. 01 シ ス テ ム の 有 用 性 シ

    ス テ ム 概 要 データの可視化・透明化 システムによる課題と投稿の一元管理で 自治体はその後の業務処理が楽に! 市民は報告が便利に+投稿と対応状況が見える!
  15. 目 次 背 景 01 シ ス テ ム 概

    要 02 工 夫 し た 点 03 今 後 の 展 望 04 Table of Contents
  16. 課題ごとに募集項目をカスタマイズできるようにした 課題に対して柔軟に対応できる 拡張性のため、幅広い自治体に使っていただける 01 柔 軟 な 設 計 工

    夫 し た 点 「道路」 :写真、場所、発見日、備考欄 「動物(死体駆除など) 」 :動物の種類、発見日、場所    →写真は載せてほしくない! 「騒音」 :発生源、音の種類、頻度   →写真は不要 背景 自治体や課題によって募集したい情報は異なるはず 課題の例
  17. 課題ごとに募集項目をカスタマイズできるようにした 課題に対して柔軟に対応できる 拡張性のため、幅広い自治体に使っていただける 01 柔 軟 な 設 計 工

    夫 し た 点 システムをパッケージ化すれば、多くの自治体に導入できる つまり本システムは     自治体における報告窓口の共通フォーマットの提案 背景 自治体や課題によって募集したい情報は異なるはず 将来性ある設計
  18. 目 次 背 景 01 シ ス テ ム 概

    要 02 工 夫 し た 点 03 今 後 の 展 望 04 Table of Contents
  19. 01 私 た ち の 強 み 今 後 の

    展 望 アプリがすでに一定レベルまで完成していて、 社会への活用、ビジネスレベルまで見据えている 今後の展望 自治体へのヒアリング 小規模な実証実験 市民へのインセンティブ還元の交渉 実導入へ向け、検証を重ねていく
  20. 01 ポスターセッションにて、アプリへのご意見をお待ちしています! ご 清 聴 あ り が と う

    ご ざ い ま し た ! [1] アプリを使ってみて... [2] アンケートに回答!
  21. THANK YOU! ご 清 聴 あ り が と う

    ご ざ い ま し た 自 治 体 の お 困 り ご と 可 視 化 マ ッ プ 宮 田 優 作 、 羽 田 野 武 蔵 テ ー マ : 株 式 会 社 F u s i c 2025年2月1日/Pro・Jump・Solve成果報告会 C i t y s h a r e m a p C i t y s h a r e m a p
  22. 補 足 資 料 よ く あ る 質 問

    01 機 能 紹 介 02 ア プ リ の 工 夫 点 03 開 発 ト ー ク 04 Table of Contents
  23. 01 よ く あ る 質 問 よ く あ

    る 質 問 使い方に関して システムの機能は?使い方の流れは? 市民に使ってもらうための工夫は? 技術的なこと システムの技術構成は? 開発で、どんな工夫をした?自慢はある? 開発で、どんな困難をどのように乗り越えた?
  24. 可視化マップ レポート投稿 レポート募集 対応状況反映 01 シ ス テ ム の

    機 能 シ ス テ ム 概 要 システム活用のフローにあわせ、機能を紹介 想定ユーザ 想定デバイス 自治体職員 PC 市民 スマホ 自治体職員・市民 PC・スマホ 自治体職員 PC
  25. 可視化マップ レポート投稿 レポート募集 対応状況反映 01 シ ス テ ム の

    機 能 シ ス テ ム 概 要 自治体職員が、市民から情報を集めたい課題を登録 課題ごとに収集する情報を設定 「道路」 :写真、場所、発見日、備考欄 「動物(死体駆除など) 」 :動物の種類、発見日、場所      →写真は載せてほしくない! 「騒音」 :発生源、音の種類、頻度 収集する情報をカスタマイズ可能   → 他のシステムとの差別化
  26. 可視化マップ レポート投稿 レポート募集 対応状況反映 01 シ ス テ ム の

    機 能 シ ス テ ム 概 要 市民が課題に対するレポートを投稿 「レポート対象の課題」を選択 「レポートの該当位置」を地図上に選択 「投稿に必要な情報」を入力 自治体職員が設定した項目フォーム   
  27. 可視化マップ レポート投稿 レポート募集 対応状況反映 01 シ ス テ ム の

    機 能 シ ス テ ム 概 要 市民からのレポートを、その位置情報をもとに   地図上にプロット 自治体と市民では見せ方を変える 未解決レポートを市民に見せたくない!と いう自治体側の意見を反映​ 他のユーザーのレポートは期間付き表示
  28. 可視化マップ レポート投稿 レポート募集 対応状況反映 01 シ ス テ ム の

    機 能 シ ス テ ム 概 要 自治体職員が、各レポートへの対応状況を反映 対応状況が反映されることで、市民にとって 投稿するモチベーションに
  29. 01 投 稿 の 表 示 方 法 投稿を時間でフィルタ(e.g. 2ヶ月以内のみ)

    可視化マップで見れるのは、 自分 未解決&解決済みの投稿(無制限) 他のユーザー 未解決の投稿(2ヶ月以内) 解決済みの投稿(無制限)   → 未解決の投稿で溢れることを防ぐ! 工 夫 し た 点 背景 解決していない課題を市民に見せたくない(自治体職員の方から)
  30. 01 使 い や す さ へ の 配 慮

    工 夫 し た 点 システムの使い方・見た目 市民アプリはLINEを経由してアクセスさせる インストールの手間がない上、多くの日本人が利用 アプリ公開や、認証機能周辺のコスト削減 可視化マップのフィルタ機能をリッチに 実際に使う際の画面遷移や視線移動を意識したレイアウトに
  31. 01 そ の 他 の 工 夫 工 夫 し

    た 点 いいね機能 たとえば、いいね数が多くつくと、それだけ人目についた投稿であることが 分かるから、モチベーションになる 自治体公式LINEアカウントのメニューにシステムのリンクを記載 自治体公式アカウントや、行政によるイベント等で、積極的に宣伝 使ってもらうための工夫
  32. 01 技 術 ス タ ッ ク おもな利用技術 技 術

    ト ー ク 普及率が高く障壁が低いため、 報告窓口を設けやすい。 また、開発拡張性が高い 日本エリアでは、ゼンリンの技術寄与 により、高精度なジオコーディングが 安価で利用できる その他の技術項目
  33. フロントエンド 01 A P I つ な ぎ こ み

    バックエンドのスキーマから、フロントエンドのAPIクライアントを自動生成 データ型が自動生成されることで、高い型安全性や開発効率を実現 ソースコードからAPIクライアントを自動生成 API経由 技 術 ト ー ク バックエンド APIドキュメント
  34. 01 デ プ ロ イ ・ イ ン フ ラ

    構 築 利用技術:AWS(Amazon Web Services) アプリケーション公開 どこから誰でもアクセスできるように docker コンテナをEC2へデプロイ Route53、ACM、ALBを用いてhttps化(LINE連携用) URL: https://city-share-map.com/ クラウドサービスへのデプロイ 技 術 ト ー ク ※課題テーマの提供元である株式会社Fusicからアカウント提供
  35. 01 デ プ ロ イ ・ イ ン フ ラ

    構 築 利用技術:LIFF(LINE Front-end Framework) LINE上で動作するWebアプリケーションプラットフォーム Chatと比較してUIの拡張性が高い LINEユーザーデータを用いた自動ログイン・ユーザー管理 URL: https://liff.line.me/2006579202-8b7qjreN LINEへのアプリケーション連携 技 術 ト ー ク
  36. 01 進 捗 ま と め 背景 自治体職員と市民にとって、まちの課題への管理・対応に 不便だと感じる点が多数ある 提案

    市民と自治体で課題を共有・可視化するシステム これまで これから 機能設計、タスクリスト作成、工数見積もり、 データベース設計、API設計・実装、UI設計・実装 実装タスクを進めていく 12月中旬:プロトタイプ(v1)完成、実証実験実施 1月中旬: 改良版(v2)完成 そ の 他