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マイクロサービスとk8sにおける責任境界設計とリソース管理

pospome
November 23, 2022

 マイクロサービスとk8sにおける責任境界設計とリソース管理

Cloud Native Days Tokyo 2022 の資料です。
動画は以下にあります(CloudNative Days Tokyoのサイトにログインしないと見れないと思います)。
https://event.cloudnativedays.jp/cndt2022/talks/1559

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November 23, 2022
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Transcript

  1. SREチームのAWSアカウント Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) 共通インフラのシステムアーキテクチャ図 Datadog マイクロサービス SREチームのGCPプロジェクト

    GKE マイクロサービス ArgoCD GAR DMMプラットフォームは 諸事情によりマルチクラウド環境になっています。 理由は時間の都合上割愛します。
  2. リソース管理パターンのメリデメ パターン 組織全体の作業効 率 エコシステム導入 リソース単位の 権限管理 個別要件の対応 一元管理 高い

    簡単 難しい 難しい 個別管理 低い 難しい 簡単 簡単 リソースの所有者によって要件が大きく異なるものは個別管理が向いている。 一元管理で権限や個別要件に対応するには それなりのエンジニアリソースと作り込みが必要になる可能性が高い。
  3. 共通インフラ関連のリソースは? • GCPプロジェクトのアカウント • AWSアカウントのIAM User • k8sマニフェストファイル • k8s

    RBAC • GitHub アカウント • GitHub Teams • Slackアカウント • Slack User Group • GCPプロジェクトのIaC • AWSアカウントのIaC • Datadog アカウント • Pager Dutyアカウント • GAR • ArgoCDのアカウント などなど・・・
  4. 2. 開発者がマイクロサービスを新規作成する Pull Requestがマージされると、 以下のリソースが作成される。 • GARリポジトリ作成 & 権限付与 •

    Transit Gatewayとの接続 • Slack User Group • などなど・・・ *今まではSREチームに依頼が必要だった。