Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
品質保証本部カジュアル面談資料(2025/10/1更新)
Search
SmartHR 品質保証部
October 18, 2023
Technology
1
28k
品質保証本部カジュアル面談資料(2025/10/1更新)
SmartHR 品質保証本部のカジュアル面談時に利用している資料です。
SmartHR 品質保証部
October 18, 2023
Tweet
Share
More Decks by SmartHR 品質保証部
See All by SmartHR 品質保証部
LLMを搭載したプロダクトの品質保証の模索と学び
qa
1
1.3k
年末調整プロダクトの内部品質改善活動について
qa
0
26
スケールアップ企業のQA組織のバリューを最大限に引き出すための取り組み
qa
1
93
SmartHRの品質保証部の 今とこれから
qa
0
300
E2E自動テストのFlakyに対処しようと思ってAPIでArrangeしてみたの
qa
0
2.1k
E2E自動テストのロケータの使い分けを考えてみたの
qa
0
1.2k
Other Decks in Technology
See All in Technology
Goに育てられ開発者向けセキュリティ事業を立ち上げた僕が今向き合う、AI × セキュリティの最前線 / Go Conference 2025
flatt_security
0
330
自作LLM Native GORM Pluginで実現する AI Agentバックテスト基盤構築
po3rin
2
240
タスクって今どうなってるの?3.14の新機能 asyncio ps と pstree でasyncioのデバッグを (PyCon JP 2025)
jrfk
1
230
Escaping_the_Kraken_-_October_2025.pdf
mdalmijn
0
110
バイブコーディングと継続的デプロイメント
nwiizo
2
400
20250929_QaaS_vol20
mura_shin
0
110
BtoBプロダクト開発の深層
16bitidol
0
160
SoccerNet GSRの紹介と技術応用:選手視点映像を提供するサッカー作戦盤ツール
mixi_engineers
PRO
1
160
[2025-09-30] Databricks Genie を利用した分析基盤とデータモデリングの IVRy の現在地
wxyzzz
0
440
analysis パッケージの仕組みの上でMulti linter with configを実現する / Go Conference 2025
k1low
1
260
AI ReadyなData PlatformとしてのAutonomous Databaseアップデート
oracle4engineer
PRO
0
150
OCI Network Firewall 概要
oracle4engineer
PRO
1
7.8k
Featured
See All Featured
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
33
2.4k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
331
21k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
127
53k
It's Worth the Effort
3n
187
28k
How GitHub (no longer) Works
holman
315
140k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
4k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
73
11k
Making Projects Easy
brettharned
118
6.4k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
252
21k
BBQ
matthewcrist
89
9.8k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
96
6.3k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
271
21k
Transcript
品質保証本部 紹介資料 2025/10/1更新
・沿革 ・開発体制 ・ビジョン・ミッション ・体制と活動例 目次
沿革
品質保証部のざっくり沿革 • 2019年4月:1人目のQAメンバーが入社 • 2020年2月:プロダクトごとにQAメンバーが配属される体制が開始 • 2021年6月:一部チームにおいてテスト活動移譲の取り組み開始 • 2022年4月:一部チームにおいてQAE専属解消の周知 •
2022年4月:品質保証部直下 overallチーム 誕生 • 2023年7月:QAE専属スタイルからユニット単位で受け持つスタイルに変更 • 2024年7月:ユニットを役割ごとに再組成 • 2025年1月:overallチームがレバレッジ推進ユニットとしてユニット化 • 2025年7月:労務ユニット体制の更新 • 2025年10月:品質保証部が品質保証本部に「本部」化 • 2025年10月:労務プロダクト品質保証部として「部」化 現在のスタイルをより進めていくためにも新たなメンバーが必要な状況
開発体制
SmartHRの開発体制 • 開発の体制や流れはチームなどによって異なります • 詳しくは次の資料を参照してください ◦ https://hello-world.smarthr.co.jp/ ▪ プロダクトエンジニア採用サイト
ビジョン・ミッション
ビジョン(目指す姿) ビジョン(目指す姿): 良いサービスを早く提供し続ける そのためには、組織全体として次ができている必要があります。 • 早い段階で見つけられる不具合を見つけている • 見つけられなかった不具合においてもリリース後に見つけられている
上記を達成するには、開発ライフサイクルの中のすべてのステージにおいてQA観点をもってアクションが 必要です。 全体的な視点で考えるには、対象となるプロダクト特性や開発チームの状況に応じて判断する必要があ ります。 それによってステージにかかる、かけるべき工数も変わってきます。 そのためには、どのフェーズをどのようにグラデーションをつけて関わっていくかをチーム単位で考えられ る必要があります。
ミッション(責務) ミッション(責務): 継続的に品質保証できる体制をつくる この「体制づくり」は「品質保証部」という部のことでもあり、開発チームや会社全体も含めた話になりま す。 目指す姿に向かって進むためには、私たちが「今おこなっていること」を開発チームで当たり前にし「次の 当たり前」を作っていくことが重要になってきます。 この「次の当たり前」をQAの専門家である私たちが考え、そして作っていくということを継続的に追求して いく必要があります。
「サービス開発に関わる全ての人がQA活動をおこなうだけでなく、そのQA活動のレベルを継続的に向上さ せていく」 私たちが今おこなっていることを「当たり前」にし、次のステップに持っていくというサイクルをまわすことで「目指す姿」 に近づいていきます。
体制と活動例
品質保証本部の体制 品 質 保 証 本 部 レバレッジ推進 ユニット ・特定プロダクトを対象としない
・プロダクト基盤全般 ・スマートフォンアプリ ・プラットフォーム事業 ・ID管理 など プロダクト 基盤ユニット タレントマネジメント ユニット ・配置シミュレーション ・スキル管理 ・採用管理 ・人事評価 など チーフ (兼) メンバー メンバー メンバー Director チーフ メンバー \募集中/ メンバー \募集中/ メンバー \募集中/ チーフ 労務プロダクト品質保証部 ユニットA/C ユニットB チーフ メンバー チーフ メンバー チーフ \募集中/ マネージャー (兼) ・フロントシステムエリア ・人事マスタエリア ・給与計算エリア ・勤怠管理エリア \募集中/ チーフ (兼)
品質保証本部の労務プロダクト開発体制 ユニットA/C ユニットB チーフ メンバー チーフ メンバー チーフ \募集中/ ・フロントシステムエリア
・人事マスタエリア ・給与計算エリア ・勤怠管理エリア \募集中/ 労 務 プ ロ ダ クト 品 質 保 証 部 マネージャー (兼)
労務(ユニットA/C) • 目指す姿 ◦ 各開発チームと適切な形で連携しながら、良いサービスを早くユーザーに提供するためのプロダクト作りに貢献する • おこなっていくこと ◦ フロントシステムエリア、人事マスタエリアのプロダクトへの適切な品質保証体制の構築と実践 ▪
現在の課題から、プロダクトや開発チームとの適切なかかわり方を構築 ▪ プロダクトや開発チームの状態を段階的に定義し、各段階に対して有効な施策を実施 ▪ これら内容について、開発チームとの個別の関係値だけではなくエリアでの活動として効果を最大化する ◦ 上記の活動に必要なスキルの把握と獲得 • 今おこなっていること ◦ 各エリアでQAEが入るべきプロダクトを決め、インプロセスでの品質保証活動を実施 ◦ QAEが直接入れないプロダクトにおいても、自律的に品質保証活動を改善するための施策を実施 • 今後やっていきたいこと ◦ 現状の可視化 ▪ ユニットメンバーのスキル、今後必要になるであろうスキル ▪ 開発チームやプロダクトの品質 ◦ 可視化した内容をもとに開発チームとの関わり方と内容の幅を広げる
労務(ユニットB) • 目指す姿 ◦ 各開発チームと適切な形で連携しながら、良いサービスを早くユーザーに提供するためのプロダクト作りに貢献する • おこなっていくこと ◦ (1)勤怠管理エリア、給与計算エリアの品質保証活動をリードし、高品質な機能を継続してリリースできる環境を作る ◦
(2)品質保証活動で繰り返し発生しうる問題を定義し、型化により問題に対する解決の再現性が高い状態を作る • 今おこなっていること ◦ 勤怠管理エリア、給与計算エリアそれぞれにインプロセスで関与し、品質保証活動を実施 ◦ 仕様策定・レビュー、テスト全般(計画作成、探索的テストの実施など)、不具合分析、開発プロセスの改善 ◦ 品質を高めるための施策の立案と実施のリード • 今後やっていきたいこと ◦ 勤怠管理エリア、給与計算エリアのプロダクトを横断的に使用する視点に立った品質の向上
• 目指す姿 ◦ プロダクト基盤が安定して「良い」を保ち続けられるようにする ▪ 「良い」・・・ 価値検証された基盤が安定して動作し続ける状態 ▪ 「価値検証された基盤」・・・マルチプロダクトにおける負を解消し、プロダクトシナジーを作りだすことで、マルチプ ロダクトとしての価値を高められることが検証された基盤
• おこなっていくこと ◦ プロダクト基盤の開発チームが「良い」を保ち続けられるように、各開発チームにあったプロセスを構築し、再現性を持 たせられるようにしていく • 今おこなっていること ◦ プロダクト基盤のうち、特にリスク・影響が大きいと判断したものを優先して取り組んでいる • 今後やっていきたいこと ◦ 良いサービスを早く提供し続けるために、各開発プロセスにおいて具体的にどのようなQA視点を持つべきか実践を通じ て見極めていく ◦ 各開発プロセスのQA視点のうち、開発チームが担う部分とQAエンジニアが担う部分を判断し、QAエンジニアが担う部 分に注力できる状態にしていく プロダクト基盤
• 目指す姿 ◦ タレマネプロダクトの本質的な価値に寄り添う • おこなっていくこと ◦ プロダクトの特性や状況に合わせた本質的な価値を見極め、その価値を守り、より最大化できるよう最適な手法を考え実 行していく ◦
「最速で成長していく」ために仮説検証のサイクルの速度を上げ、一度のサイクルでより多くより正確な検証結果を得られ るようにしていく • 今おこなっていること ◦ チーム・プロダクトの土台となる「基底」を構築する ▪ フィーチャー開発・新規プロダクト開発などの開発フェーズごとに守るべき汎用的な品質保証活動の蓄積・共有 ▪ 品質状況の指標・水準の策定、及び測定・可視化 ▪ QAチームが対応できる範囲の拡充・個々のメンバーのスキル底上げ • 今後やっていきたいこと ◦ 各タレマネプロダクトの特性に合わせた品質保証活動の模索 ◦ 品質を保証するだけでなく、品質をより高く・早く向上させるための活動の模索 タレントマネジメント
• 今後やっていきたいこと ◦ 職種間のQA認識ギャップを解消し、全社横断的な視座向上による品質担保の取り組みを加速させていく ◦ AIプロダクトに関する品質保証方法、AIを利用した品質保証方法に必要な知識・技術を波及させていく • 目指す姿 ◦ 全体的な視点で「良い」と「早く」をより「レバレッジ」させるために必要なことを継続的に進めていく
• おこなっていくこと ◦ (1)開発チームに関連性の強い部内の他ユニットに対してのレバレッジ ◦ (2)他ユニットが開発チームに関わりを強く持つことでやりづらい全社的な視点でのレバレッジ レバレッジ推進ユニット • 今おこなっていること ◦ AIプロダクトの品質保証方法の選定と検証 ◦ ビジネスサイドへのヒアリングとレバレッジ施策の検討 ▪ 「組織」と「AI」の品質課題に挑む —— レバレッジ推進ユニットの現在地 - SmartHR Tech Blog
品質保証部のメンバーに 求められるスキル
• コアスキルとして求めているもの ◦ 「テスト設計力」 ▪ 開発ライフサイクルのどのフェーズにおいても重要な力です ◦ 「QA視点での課題発見力」 ▪ 課題を見つけてそれに向き合うことが求められます
• コアスキルと別のQA関連スキルの掛け算 ◦ コアスキル以外のスキルも必要(QAE・TE・SETスキルのいずれか) ▪ 別のスキルもかけることで「深さ」「広さ」でやっていけること ◦ テスト設計力も他のスキルがあることで、より「深さ」「広さ」がでてくる ▪ 例)SETスキルを活用することで「どこで」「どの自動テストで」「どう守るか」が設計できる 自身の得意なスキル、これから伸ばしたいスキルをもとにバリューを発揮してもらうことを想定しています。 求められるスキル
今、得られる経験 推しポイント
今のSmartHRの品質保証部で得られる経験 たとえば次のような経験がえられます • 拡大を続けるSmartHRの各プロダクトに対して「良いサービスを早く提供し続ける」かを考えて、実 践することができます • 上記の環境で「今あるスキルをより伸ばすこと」「新たなスキルを活用する」機会が多くありま す ◦ 開発ライフサイクル全般に対しての活動の中でなにをやるかを考えて実践できます
SmartHRならびに品質保証部はまだまだ成長途中でありいろいろなことを経験できます
プロダクト基盤ユニットの推しポイント プロダクト基盤は2024年7月に発足したユニットです • 「基盤」の品質を担保するために多くの裁量を与えられている ◦ どうしていくのか・何をやっていくのかを自分たちで決められる • 「基盤」ごとにドメインが異なるため、さまざまなドメインに関与できる機会がある • 他の職能の領域に深く関わることができる
◦ Case1)PM領域への関わり ▪ 仕様策定や設計への関わり ◦ Case2)PdE領域への関わり ▪ プロダクトコードから仕様の考慮漏れや不具合の発見 ▪ 場合によっては自らプロダクトコードの修正
タレントマネジメントユニットの推しポイント • 開発チームとの連携 ◦ 開発チームと一緒に「どうやったら利用者のタレントマネジメントをサクセスできるか?」を模索しな がら正解を作っていける • スループットと安定性への挑戦 ◦ 新機能を小さく速くリリースするため、自身やチームの学習サイクルが速い
◦ 開発プロセスの定義に留まらず、安定性を保ちつつ最高速が出すことに挑戦できる ◦ 上記の実現に向けて、テスト以外の領域にも手を広げていける
レバレッジ推進ユニットの推しポイント レバレッジ推進ユニットは 2025年1月に発足したユニットです • 部署の垣根を越えた、全社的な品質改善への貢献 ◦ 開発チームに留まらず、セールスなど多様な関係者を巻き込みながら、 会社全体の品質向上を推進できます。 ◦ この過程で、様々な立場からの「品質」に触れ、豊富な改善経験を積むことが可能です。
• AIなど最先端領域への挑戦 ◦ AIの品質保証のような新しい分野や、プロダクト品質向上のための技術検証に近い領域 にも挑戦し、まだ答えのない課題に取り組むことができます。
今のSmartHRの品質保証部のチーフの推しポイント SmartHRにおけるチーフはプレイングマネージャーとして、マネジメントとプレイヤーの両方を担う大事な役割で す。 マネジメントを経験してみたいものの、いきなりマネジメントに全振りをするのはきびしいというのはあるかと思 います。 そういった中、次のようなポイントがチーフの推しポイントとして挙げられます。 • 裁量をもったマネジメント ◦ ユニットに対して方針や評価などを含め裁量が適切に与えられています
• 事業視点・組織視点の獲得 ◦ 事業、会社に対する貢献を考える機会が増え新たな視点が得られます ◦ より長いスパンのことを考えることができるようになります • マネジメントへの挑戦支援の充実 ◦ チーフになった方に対するサポートが会社としてあります ◦ 他のチーフも複数おり孤独にならず相談ができます チーフになったからといってマネジメントのほうに向かわないといけないわけではありません。 チーフからプレイヤーへ、チーフからマネージャーへといったキャリアが考えられます。
We Are Hiring!
We Are Hiring ! SmartHRのQAエンジニアに興味を持っていただけましたら、下記の採用サイトからエントリーい ただけますと幸いです。 カジュアル面談も実施しておりますので、選考に進む前に気になることがありましたらぜひ、気 軽に聞きにきていただけたら嬉しいです。 みなさまのご応募お待ちしております! SmartHR
エンジニア採用サイト プロダクトの品質を技術で解決する QAエンジニアをWanted! by 株式会社SmartHR SmartHRの品質に、一緒に取り組んでくれる方を募集しています!
募集職種 SmartHRの品質に、一緒に取り組んでくれる方を募集しています! QAエンジニア(チーフ候補):プロダクト基盤ユニット、労務ユニットB https://open.talentio.com/r/1/c/smarthr/pages/83193 QAエンジニア(労務プロダクト品質保証部 マネージャー候補) https://open.talentio.com/r/1/c/smarthr/pages/110259 QAエンジニア(レバレッジ推進ユニット) https://open.talentio.com/r/1/c/smarthr/pages/103040 QAエンジニア(プロダクト基盤ユニット)
https://open.talentio.com/r/1/c/smarthr/pages/103039 QAエンジニア(全体) https://open.talentio.com/r/1/c/smarthr/pages/45053