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複数プロダクト組織のAIネイティブ化における戦略 / AICon2026_kude
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Rakus_Dev
July 20, 2026
Technology
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複数プロダクト組織のAIネイティブ化における戦略 / AICon2026_kude
Rakus_Dev
July 20, 2026
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Transcript
2026/7/15 #RAKUSMeetup 複数プロダクト組織の AIネイティブ化における戦略 株式会社ラクス CTO 兼 開発本部⻑ © RAKUS
Co., Ltd. 公⼿ 真之 1
⾃⼰紹介 • CTO 兼 開発本部⻑ 公⼿ 真之(くで まさし) • 2002年、ラクスに⼊社
• ⼊社後5〜6年は 初期SaaS の開発を担当 (Perl / PHP / Java) • 趣味:ボクシング #RAKUSMeetup © RAKUS Co., Ltd. 2
ラクス開発組織の紹介 国内約350⼈、海外約100⼈ エンジニア‧デザイナ‧その他 プロダクト開発チームは規模、技術スタック、開発拠点など多種‧多様 組織カルチャー:徹底した顧客志向 #RAKUSMeetup ベストオブブリードの製品群 © RAKUS Co.,
Ltd. 3
本⽇の内容 1 ラクスの置かれている状況と対策 2 AIネイティブ開発組織とは 3 AI駆動開発の現状と課題 4 今後の取り組み #RAKUSMeetup
© RAKUS Co., Ltd. 4
本⽇の内容 1 ラクスの置かれている状況と対策 2 AIネイティブ開発組織とは 3 AI駆動開発の現状と課題 4 今後の取り組み #RAKUSMeetup
© RAKUS Co., Ltd. 5
ラクスの置かれている状況 to B SaaS 業界の状況 • ひしめく競合。toB系 SaaS はレッドオーシャン。 新規開拓できる「白地」の奪い合い
• SaaS is Deadのキーワード。AI × SaaS への進化が必然 SaaS業界では、顧客への価値提供はもちろんのこと提供速度そ のものが競争⼒になっています。 #RAKUSMeetup © RAKUS Co., Ltd. 6
対策:今後3年間、3つの変⾰ 開発スピード向上‧AI機能開発‧組織変⾰を推進 1 2 3 AIネイティブ開発組織 クラウドネイティブ‧ オンプレミス グローバル‧ボーダレス #RAKUSMeetup
© RAKUS Co., Ltd. 7
本⽇の内容 1 ラクスの置かれている状況と対策 2 AIネイティブ開発組織とは 3 AI駆動開発の現状と課題 4 今後の取り組み #RAKUSMeetup
© RAKUS Co., Ltd. 8
AIネイティブ開発とは 項⽬ with AI AIネイティブ開発 AIの位置づけ 開発者の補助ツール 開発プロセスの前提 開発スタイル ⼈が主体でAIを利⽤
AIを前提に開発プロセス全体を設計 AIの役割 コーディング⽀援‧調査‧レビュー補助 要件整理‧設計‧実装‧テスト‧レビューを⽀援‧実⾏ 活⽤範囲 主に実装フェーズ 開発ライフサイクル全体 ⽣産性向上 個⼈の⽣産性向上 チーム全体の⽣産性向上 #RAKUSMeetup © RAKUS Co., Ltd. 9
これまでの開発現場におけるAI導⼊ AI ネイティブ with AI 2022年秋 2023年4⽉ 2025年4⽉ 2026年4⽉ 1
2 3 4 GitHub Copilotを使うメン バーが現れ始める GitHub Copilotを全⾯導 ⼊、⽣成AIツールの利⽤を 全⾯的に許可 Cursor‧Claude等も⼀部で 利⽤開始 Devin導⼊、⼀部でClaude CodeによるSPEC駆動開発を 開始 Claude Code全⾯導⼊ ※ ガイドラインやセキュリティ対策を情報セキュリティ部⾨‧法務と連携して早急に整備 業務におけるAI活⽤も全社で推進 ‧ 全社員へ Gemini 導⼊(NotebookLM などの活⽤が広がる) 希望者への Claude‧ChatGPT 導⼊ ‧ CAIO(最⾼AI責任者)の配置 #RAKUSMeetup © RAKUS Co., Ltd. 10
本⽇の内容 1 ラクスの置かれている状況と対策 2 AIネイティブ開発組織とは 3 AI駆動開発の現状と課題 4 今後の取り組み #RAKUSMeetup
© RAKUS Co., Ltd. 11
AI駆動開発の現状 実際に得られた成果 • コードの 95% を⽣成AIが実装 • SDD(SPEC駆動開発)導⼊で 開発⼯数を 50%削減
• E2Eテスト⾃動化でテスト⼯数を 30%削減 • 調査コストを 25%削減 • グローバル開発チームのリードタイムを 30%削減 #RAKUSMeetup © RAKUS Co., Ltd. 12
現場の体感は? • 実装は楽になった。絶対に⼿放せない。もう戻れない。 • PoC‧ 新機能開発は確実に⾼速になった • 学習速度が速くなった。 • AIならではの
⼿戻り が発⽣している。レビューが重い • ビジネス側から「開発が明らかに早くなった」との声は聞こえてこない • 開発現場でもリリース速度向上の実感はポツポツ程度 #RAKUSMeetup © RAKUS Co., Ltd. 13
AI駆動開発の現状 実際の数値はどうか? リリース回数、リリースした機能数の推移、変化は??? リリース回数 新機能数 サービス開始後6年以上経過(⽣成AI登場以前)したのみで計測。機能数は機能の規模感は⼀旦無視で計測 #RAKUSMeetup © RAKUS Co.,
Ltd. 14
2025年9⽉ 現在地の可視化 AI駆動開発浸透度サーベイ AI駆動開発の成熟度を可視化 部署・開発工程・職種ごとに自己評価 最新のAI活用事例をベンチマークに自己評価 2026年3⽉ • チーム間のばらつきが⼤きかった •
実装フェーズは浸透も、それ以外の⼯程は不⼗分 • 成果の⾼いチームは開発プロセス全体でのAIを活⽤や SPEC駆動開発を導⼊ #RAKUSMeetup © RAKUS Co., Ltd. 15
本⽇お話しすること 1 ラクスの置かれている状況と対策 2 AIネイティブ開発組織とは 3 AI駆動開発の現状と課題 4 今後の取り組み #RAKUSMeetup
© RAKUS Co., Ltd. 16
⾒えてきた要因 要因 コスト意識が⾼く、効果が⾒えるまで新しい ツールの導⼊判断に時間がかかる Claude Codeを全社導⼊ 要因 AI活用の目指す姿が見えにくく、 学習コストを考え、日々の開発が優先される 開発者実践カタログの導⼊
要因 チームをリードする推進役が不⾜、 チーム全体へ広がりにくい #RAKUSMeetup 推進役を設置。外部からの⽀援 © RAKUS Co., Ltd. 17
コスト意識が⾼く、 効果が⾒えるまで新しいツールの導⼊判断に時間がかかる Claude Code の全⾯導⼊ • 「効果を実感してからの導⼊」は待たない • with AIからの脱却
• SPEC駆動開発の全⾯導⼊ ※グローバル開発部⾨(ベトナム‧インドネシア)でも実施 #RAKUSMeetup © RAKUS Co., Ltd. 18
AI活用の目指す姿が見えにくく、 学習コストを考え、日々の開発が優先される 「AI駆動開発 実践カタログ」の導⼊ • 実践すべき約20項⽬を整理を整理 • 各職種ごとに定義 • 開発マネージャーの⽬標への組み込み
※グローバル開発部⾨(ベトナム‧インドネシア)でも実施 #RAKUSMeetup © RAKUS Co., Ltd. 19
チームをリードする推進役がおらず、 組織全体へ広がりにくい 推進役を設置。外部からの⽀援 • 勉強会‧情報共有会の開催 • 社内イベントの開催 • 社内報‧社内ラジオでの紹介 •
表彰制度 • 他チーム識者のEnabling ※これから #RAKUSMeetup © RAKUS Co., Ltd. 20
AIネイティブ開発が⽣み出す新たな課題と⼈材強化 AIネイティブ開発で顕在化しだした新たな課題 レビュー対象の爆増 SPECとコードの同期(SSoT) SPECの保守コスト 適切な粒度・責務・境界分割 マージコンフリクト 強化すべき⼈材像 AI性能を最⼤限に引き出す開発基盤の設計者 「何を作るか」を研ぎ澄ます顧客価値の設計エンジニア
#RAKUSMeetup © RAKUS Co., Ltd. 21
最後に AIネイティブ開発組織への変⾰のゴールは、 AI駆動開発の浸透ではありません。 顧客価値‧事業価値を これまで以上のスピードと品質で⽣み出すことです。 ご清聴ありがとうございました。 #RAKUSMeetup © RAKUS Co.,
Ltd. 22