AIによるAndroidアプリのモダン化 / mobiletechcafe20250902-3

◆イベント名
モバイルTechCafe～モバイルとAI駆動開発～
https://rakus.connpass.com/event/365427/

◆発表タイトル
AIによるAndroidアプリのモダン化

◆登壇者
株式会社ラクス　楽楽精算開発部 開発3課　中村 実

Transcript

1. © RAKUS Co., Ltd. AIによるAndroidアプリのモダン化 #Mobile TechCafe 株式会社ラクス  楽楽精算開発部3課 中村実 2025/9/2 1
2. ラクスのAndroidアプリ 2 画像等 OCR機能を備えた楽楽精算(以降OCR版)とSUICAなどの乗⾞履歴データを 楽楽精算へ送信できるICリーダーアプリ(以降IC版)を展開
3. 約1年前、⼊社して古いままだった主なもの 3 • Debug/Releaseビルドが同⼀ApplicationIDのためアプリが上書きされる • GradleファイルがKotlin DSLではなくGroovy • ライブラリ管理がVersion Catalog⾮対応 • UIがAndroid Viewで実装されている(新規作成の画⾯はComposeで実装 されていた)
4. 4 • Debug/Releaseビルドで同じApplication ID(Package Name)  →⼿動で直した • GradleファイルがKotlin DSLではなくGroovy • ライブラリ管理がVersion Catalog⾮対応  → Devinに対応させたものを⼀部⼿直し • Android ViewのCompose化  → Claude Codeで対応中
5. GradleのKotlin DSL化‧Version Catalog対応 5 まだClaude Codeが流⾏る前だったこともありDevinで対応した。 おおよその修正は問題なかったが、独⾃に定義していた環境毎の情報が記 載されたGradleファイルの修正はAIが苦⼿のようだった。 のちにClaude Codeでやらせた時も削除してはいけない正規表現を削除す るなどあった。 Devinはローカルでの実⾏ではない点がClaude Codeと⽐較して個⼈的に は使いにくかった。
6. Android ViewのCompose化 6 Claude Codeで対応中 これもおおよその修正は問題ないが、細かな点が修正前後で変わってし まっていた。（修正前では⾃動サイズ調整のTextViewだったものがそうで はないTextに書き換わるなど） 既存ではView Modelのテストを多く記載しておりUIテストは⼿薄なた め、上記のような問題を⼈が⾒つける必要がある。 実装は早くなったが、レビューや⼿動テストがボトルネックになりがち
7. © RAKUS Co., Ltd. 7 （これまで以上に）テストコード重要 #RAKUS Meetup