Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
横断部門としての取り組み紹介(研究開発、共通基盤開発) / rakus-meetup-202206
Search
Rakus_Dev
June 02, 2022
Technology
0
2.2k
横断部門としての取り組み紹介(研究開発、共通基盤開発) / rakus-meetup-202206
Rakus_Dev
June 02, 2022
Tweet
Share
More Decks by Rakus_Dev
See All by Rakus_Dev
【pmconf2025】AI時代の『ジュニア不要論』に異議あり! 未経験から戦力PdMを生み出すOJT戦略とは?
rakus_dev
1
860
プロダクトづくりにAIを溶かす3つの壁 ― ラクス流AI浸透のススメ / 3 Barriers to AI in Products: The Rakus Way
rakus_dev
0
2.2k
設計フェーズを加速するAI活用戦略 / AI Strategy for Accelerated Design
rakus_dev
2
640
10年以上続くWebサービスのAIファースト時代への向き合い方 / Navigating the AI-First Era: A Strategy for Established Web Services
rakus_dev
0
510
楽楽明細開発部 | 組織的なAI駆動開発の推進 / Promoting organizational AI-driven development
rakus_dev
0
510
AIエージェントを使った爆速デモアプリ作成 / Rapid demo app creation using AI agents
rakus_dev
0
510
Claude Codeによる自律的並列分析の実践 / Practicing Autonomous Parallel Analysis with Claude Code
rakus_dev
0
640
コードを書かないマネージャーがつくるコンテキストエンジニアリング / Context Engineering Created by a Non-Coding Manager
rakus_dev
0
540
AIへの再指示を抑える要件、設計、デザイン等のモバイル開発コンテキストの渡し方
rakus_dev
0
170
Other Decks in Technology
See All in Technology
MySQLとPostgreSQLのコレーション / Collation of MySQL and PostgreSQL
tmtms
1
1.1k
AgentCore BrowserとClaude Codeスキルを活用した 『初手AI』を実現する業務自動化AIエージェント基盤
ruzia
7
1k
モダンデータスタックの理想と現実の間で~1.3億人Vポイントデータ基盤の現在地とこれから~
taromatsui_cccmkhd
1
240
New Relic 1 年生の振り返りと Cloud Cost Intelligence について #NRUG
play_inc
0
200
Snowflake だけで実現する “自立的データ品質管理” ~Data Quality Monitoring 解説 ~@ BUILD Meetup: TOKYO 2025
ryo_suzuki
0
120
接客歴・営業歴の方が長いエンジニアから見たre:Invent2025
yama3133
0
100
Lookerで実現するセキュアな外部データ提供
zozotech
PRO
0
190
Amazon Connect アップデート! AIエージェントにMCPツールを設定してみた!
ysuzuki
0
120
AWSに革命を起こすかもしれない新サービス・アップデートについてのお話
yama3133
0
470
【開発を止めるな】機能追加と並行して進めるアーキテクチャ改善/Keep Shipping: Architecture Improvements Without Pausing Dev
bitkey
PRO
1
110
2025-12-18_AI駆動開発推進プロジェクト運営について / AIDD-Promotion project management
yayoi_dd
0
150
普段使ってるClaude Skillsの紹介(by Notebooklm)
zerebom
8
1.9k
Featured
See All Featured
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
4.1k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
56
14k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
130k
Navigating Algorithm Shifts & AI Overviews - #SMXNext
aleyda
0
1k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
80
6.1k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
32
1.8k
How to audit for AI Accessibility on your Front & Back End
davetheseo
0
120
Evolving SEO for Evolving Search Engines
ryanjones
0
73
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
12
980
What Being in a Rock Band Can Teach Us About Real World SEO
427marketing
0
150
HU Berlin: Industrial-Strength Natural Language Processing with spaCy and Prodigy
inesmontani
PRO
0
99
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
254
22k
Transcript
©2022 RAKUS Co., Ltd. 横断部門としての取り組み 株式会社ラクス 技術推進課 堀内
自己紹介 開発本部 第一開発部 技術推進課マネージャー <経歴> 2013年 ラクスに入社。 北米向けサービスのマネージャーとして開発に従事 楽楽精算でラクス初となるスマホアプリ開発、AI機能開発 新サービスの開発チーム立ち上げ〜ローンチ
2020年 技術推進課の立ち上げ、現在に至る 堀内 泰秀
ラクス「技術推進課」とは 技術で 横断的に チャレンジする組織 と覚えて帰ってください
4 技術推進課は東京3名、大阪2名の体制。 東京・大阪にメンバーを配置し、横断的に活動。 Rak us Viet nam 大阪拠点 東京拠点 インフラ開発部
東京開発統括部 第二開発部 第一開発部 第三開発部 東京インフラ開発課1,2,3課 大阪インフラ開発課 技術推進課 プロダクトデザイン開発課 クリエイティブ1,2課 開発本部 楽楽精算開発部 楽楽勤怠開発部 楽楽明細開発部 楽楽販売開発課1,2課 楽楽労務開発課 メールディーラー開発課 配配メール開発課 SRE課 開発管理課 チャットディーラー開発課 組織体制 フロントエンド開発課
我々の役割 1. 複雑に入り組んだ技術課題に鋭いメスを入れ、さまざまな新しい技術を徹底的に研 究する『技術推進プロジェクト』を推進すること 2. 1つのことを追求し続ける各サービスを連携させることでシナジーを生み出す『共通 基盤』を開発すること
技術推進プロジェクト
ラクスのサービス開発のかねてからの課題 • 新しい技術を使おうとしても時間的に余裕がない • 技術刷新行っていかないとエンジニア採用滞りそう • 古い技術だらけになったら社内のエンジニアもやめていきそう • 個人で使った経験があってもプロダクションレベルでの利用がないとリスキーと判 断されがち
• 実サービスでは問題が出ない限りコストメリットの見えない技術刷新の優先度低い
ラクスのサービス開発のかねてからの課題 • 新しい技術を使おうとしても時間的に余裕がない • 技術刷新行っていかないとエンジニア採用滞りそう • 古い技術だらけになったら社内のエンジニアもやめていきそう • 個人で使った経験があってもプロダクションレベルでの利用がないとリスキーと判 断されがち
• 実サービスでは問題が出ない限りコストメリットの見えない技 術刷新の優先度低い
似たような話 「あとでクリーンにすればいいよ。先に市場に出さなければ!」 開発者たちはそうやっていつもごまかす。 だが、あとでクリーンにすることはない。 市場からのプレッシャーは止まらないからだ。 「先に市場に出さなければ」ということは、後ろに競合他社が大勢いるということである。 競合他社に追い抜かれないためには、 これからも走り続けるしかない。 Clean Architectureより引用
似たような話 「あとでクリーンにすればいいよ。先に市場に出さなければ!」 開発者たちはそうやっていつもごまかす。 だが、あとでクリーンにすることはない。 市場からのプレッシャーは止まらないからだ。 「先に市場に出さなければ」ということは、後ろに競合他社が大勢いるということである。 競合他社に追い抜かれないためには、 これからも走り続けるしかない。 Clean Architectureより引用
コストメリットの見えない技術刷新の 優先度低い
これからも走り続けるしかない
優先度上がってこないよね・・・
じゃぁどうするのか?
普段から少しずつ検証しておくしかない
なんやかんやあってw(※) ※取り組みは2017年から開始
2020年「技術推進プロジェクト」爆誕!
技術推進プロジェクトとは? 開発本部で決めた技術テーマを 調査・研究するためのプロジェクト。 1テーマ半年〜1年の有期的なとりくみ。 最近では年間7〜8テーマに取り組んでいる。
どうやって進めるのか?
自分たちだけ知ってても意味がない
開発本部全体で取り組むべし
None
技術推進プロジェクトの基本方針 1. 各開発チームから有志を募る 2. 1テーマ2〜3名のプロジェクトチームを編成 3. 各チームにリーダー役を任命 4. 週に5時間の稼働を確保 5.
チームごとに決まった曜日、決まった時間に集まることを決定 6. 半年間取り組み、開発本部全体に成果発表会で成果を報告 7. サービスの技術刷新に繋ぐ!!
技術推進プロジェクトの課題 • 調査・研究した技術を活用するのは、それはそれで大変 • インフラに関する知識不足、何とかしたい • 人も増えてきており、取り組んだ技術テーマを知らない人もいる
共通基盤開発
新たな挑戦「共通基盤開発」
27 ラクスのサービス体制 お客様のビジネス課題 経費精算を 楽にしたい 勤怠管理を 楽にしたい Excel仕事を
楽にしたい 請求事務を 楽にしたい 業務内容ごとに 分解すると… お客様のビジネスが抱える課題をドメインごとに分解。それぞれの課題に対して最適なプロダクトを ご提供することで、業務効率化、付加価値アップを支援しています。
共通基盤開発の目的 ベスト・オブ・ブリード型でスピード感のある開発ができていますが、 複数プロダクト利用時の利便性を一層高めるため、共通基盤開発プロジェクトがスタートしました。 現状 プロダクトごとにユーザー管理 経費精算を 楽にしたい
勤怠管理を 楽にしたい Excel仕事を 楽にしたい 請求事務を 楽にしたい プロダクトの数だけ作業が増える…
共通基盤開発の目的 ベスト・オブ・ブリード型でスピード感のある開発ができていますが、 複数プロダクト利用時の利便性を一層高めるため、共通基盤開発プロジェクトがスタートしました。 目指す状態 共通基盤 経費精算を 楽にしたい 勤怠管理を
楽にしたい Excel仕事を 楽にしたい 請求事務を 楽にしたい
これから作るチーム体制 ビジネス部門・PdM・開発チームが協力してプロダクト開発を推進します。 30 PdM ビジネス部門 開発ロードマップ 要求仕様策定 開発遂行支援 ドメインエキスパート 製品ロードマップ
要求仕様 エンジニア エンジニアリング マネージャー 全体PJ管理 生産性 評価・採用 共通基盤開発チーム
技術推進PJの研究成果を共通基盤に応用
技術推進PJの活用 ユーザー ラクス サービス CTAP WebAuthn (認証成否のみを通信) 非FIDO認証 ID/PW、OTP、パターンロックなど FIDO認証器が存在しない認証方式。
FIDO認証器を登録する場合に必要 認証サーバー ID/PW ユーザー入力 (Credential情報) そのものを通信 指紋認証 顔認証 独自規格OTP
まとめ 技術で 横断的に チャレンジする組織 =ラクス 「技術推進課」と覚えて帰ってください