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廣瀬理子

RikoHirose
December 20, 2020

 廣瀬理子

12/17 HERPユーザー会登壇資料

RikoHirose

December 20, 2020
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Transcript

  1. Copyright© 2020 Japan Tobacco Inc. All rights reserved. 日本たばこ産業(JT) 人事部

    課長代理 廣瀬 理子 / Riko Hirose •2015年、JTに入社。入社時より4年間経営企画部付けで出向し、新規事業を担当 •2019年7月より人事部に異動。主に人財育成・採用などの業務を担当 •最速でおいしい料理をつくるか考えている時が最も集中できる息抜きの時間。月に 1-2度ほどホームパーティをするのが何よりも楽しみ。 0.改めまして、自己紹介。
  2. Copyright© 2020 Japan Tobacco Inc. All rights reserved. 個の価値観/就労観が多様化を背景に、関係性が一つの絵では語れなくなる時代に →

    画一的な人財マネジメントではなく、業務/人財特性に公正なマルチパッケージが必要 Before 社員と会社は、仕事を通じて貢献/処遇し、ともに成長する 貢献 処遇 場の提供/会社の成長 場への挑戦/社員の成長 2 After 社員と会社は「多対多」の関係になり 個性に合わせることで、貢献・処遇・仕事の定義が広くなる 場の提供/会社の成長 処遇? 場への挑戦/社員の成長 貢献? 1-1.背景_個人と会社との関係性のあり方 2 仕事 仕事?
  3. Copyright© 2020 Japan Tobacco Inc. All rights reserved. JTが目指す世界観への共感を最小同質性の核として、多様な個性を尊重する組織へ →個の自立/自律が進むため、拡散性が高まる

    1-2.背景_組織の多様性のあり方 A B C After 最小同質性を核とし、 多様性を武器とし防御力・想像力の強化 A B C Before 同質性を求心力として価値を出す 組織が生み出す価値の大きさ 3
  4. Copyright© 2020 Japan Tobacco Inc. All rights reserved. 様々なシナリオを想定 し、状況に応じて柔軟

    に選択・対応すること VUCA世界における持続的成長 経営/事業 tryやchallengeを 推奨し、前例踏襲/ これまでの勝ちパター ンから脱却すること 高いモチベーションと パフォーマンスを発揮 し、イキイキと働いてい ること 組織 個人 全社一律/画一では なく、柔軟かつ選択可 能な人財マネジメント 体系を整備すること 「変化を志向し行動す る」意識の醸成/行 動の促進に資する取 り組みを展開すること ・各々の価値観/就 労観に応じて働くこと のできる環境を整備 すること ・持てる力の最大限 発揮に資する支援を 行うこと 会社として目指す姿 目指す姿に向けて 必要なこと 人事部門として 取り組むこと つまり、企業は多様性の追及をし、個人はキャリアの主体性を強化すること 多様な個の総力によって、企業が目指す世界観を実現していく 2.具体的な取り組みの方向性
  5. Copyright© 2020 Japan Tobacco Inc. All rights reserved. 3.人材の流動性を高め、多様な個によって企業が目指す世界観を実現する 内部労働市場

    …社員 半内部労働市場 …退職者、新卒採用接点 友人、お客様、外部パートナー 外部労働市場 外部労働市場 …社員以外 内部労働市場 …社員以外 After 半内部労働市場を定義することで 入口・出口の流動性が高まる Before 特定企業で働くか、辞めるかが基本線
  6. Copyright© 2020 Japan Tobacco Inc. All rights reserved. 4.New Employee

    Experience(採用・配置/制度) STEP 1 内部の流動性を高める …異動以外の選択肢 STEP 2 外部の流入(出)経路を増築 …個人の意志の尊重 STEP 3 内=外:内外統一視点の確立 …JTの目指す世界の社会ごと化 • ジョブマッチング制度 • 社内副業/兼業(※パイロット) • 社内リファラル制度(※パイロット) • 新卒カテゴリー別採用 • 部門横断スクラム採用 おおきな流れとして3つのSTEPを想定 目指す世界観を達成するために、適切な人が適切な場所にいる状態を社会全体とつくっていく • ジョブマッチングの内外開示
  7. Copyright© 2020 Japan Tobacco Inc. All rights reserved. 5. New

    Employee Experienceの実現に向けた、インパクトの大きな取り組み ジョブマッチング制度 内(外)部の流動性を高める デジタル人財特化型 部門横断スクラム採用 外部の流入(出)経路を増築 • 社員の自立・自律的キャリア形成を目指す キャリア施策として開始 • 募集対象は“職責に具体的な定義がなされ ているポジション(マネジメント職・プロ ジェクトリーダー等のスタッフ1相当) • 実際のJDを開示して募集 • 応募区分にはディベロップメント群社員の うち、スタッフ2相当の社員も含む • トライアルにて十数ポストの公募 • 今年度2名の入れ替えを実現 • 人財の需要と供給のより良いバランスを目 指すため、新たな採用経路として開始 • 昨年度4か月のトライアルで3名の内定 • デジタル人財に特化し部門を横断する形で の発展を企図している(採用⇔育成(配 置)の観点を仕組み化するため) • JDはUX視点を盛り込み、生きた定性情報 を付与させる
  8. Copyright© 2020 Japan Tobacco Inc. All rights reserved. 6. 今、力を入れていること

    採用 手法の確立・増築 成長支援(入社後) 社内プールの構築・育成計画 Job Descriptionのブラッシュアップ (効果) 外部人財とのマッチング率を高める (効果) 社内のデジタル領域に係るジョブの把握 採用・成長支援の両観点でJDのブラッシュアップが鍵になる