皆さんのチームでは、エンジニア一人一人が事業目標を理解し、それを達成するために動けていますか? AbemaTVのAndroidTVチームでは、PMだけでなくエンジニア/デザイナー自身が事業目標達成のための施策を考え、実装まで担当します。 この取り組みを始めた経緯やうまくいっていることなどを話します。
事業を伸ばすためにエンジニアとして何ができるか
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國師 誠也Seiya KokushiAndroidエンジニアronnnnn_jpronnnnn
開発本部4FSWFS 8FC J04 "OESPJE /FX%FWJDF %FTJHO 1.Home Device事業本部!
チームの事業目標は何ですか?WAUDAUImpClick͍͍ͶCTVRࠂӾཡ༗ྉձһ
よくあるであろう開発パターン
偉い人PMとか開発ディレクターよくあるパターンなるほど、ここがチャンスだ施策/仕様決めなきゃ今月はここ伸ばしてね
偉い人PMとか開発ディレクターエンジニア/デザイナーよくあるパターンこれで実装よろしく何のための施策?
目線の高さが異なる
受け身の開発
達成感のなさ
チームメンバーが目線を合わせ オーナーシップを持って課題に取り組むには?
チーム全体で事業を伸ばすための4つのステップ
4つのステップ1.目標をブレイクダウンする2.チャンスポイントを見つけて施策を練る3.実装/デザインする4.結果を振り返る
4つのステップ1.目標をブレイクダウンする2.チャンスポイントを見つけて施策を練る3.実装/デザインする4.結果を振り返る目線を合わせる
目標のブレイクダウン事業目標は大きなものになりがち事業目標をチームに適したものに細分化する細分化した目標ごとにチームを分けるのもいいチーム目標をさらに施策目標に細分化する事業目標 (KGI)チーム目標 (KPI)施策目標
目標のブレイクダウン事業目標 (KGI)売り上げ○○万円チーム目標 (KPI)視聴数 課金数売り上げを上げるには?広告見てほしい! 課金してほしい!
目標のブレイクダウン僕のチームでは..視聴数 課金数
4つのステップ1.目標をブレイクダウンする2.チャンスポイントを見つけて施策を練る3.実装/デザインする4.結果を振り返るオーナーシップを育てる
チャンスポイントを見つける目標を細分化するのと同じで、ファクトをブレイクダウンするファクトからチャンスポイントを発見する有効な方法チャンスポイントが見つかれば施策に落とし込むのは簡単1. ファネル化2. デバイス間比較WAUDAU時間別 UUページ別 UU
チャンスポイントを見つける (1. ファネル化)「ジャンルビルボードのクリック数を150%改善する」ϑΟʔυ άϩφϏ ϏσΦτοϓ δϟϯϧτοϓ δϟϯϧϏϧϘʔυ50%離脱40%離脱80%離脱50%離脱チャンスポイント!
チャンスポイントを見つける (1. デバイス間比較)ϏσΦτοϓભҠ J04 "OESPJE 57δϟϯϧτοϓભҠ J04 "OESPJE 57「エピソード視聴数を120%改善する」チャンスポイント!
チャンスポイントを見つける施策を決めるときのルールネクストアクションをセットで考えておく 振り返り後に考えるのは時間が勿体無い必ず担当者を決める (PMでもエンジニアでもデザイナーでもOK) 担当者が中心になって仕様の設計や振り返りをする適度な責任感はオーナーシップを育てる施策ネクスト アクションOWNER
4つのステップ1.目標をブレイクダウンする2.チャンスポイントを見つけて施策を練る3.実装/デザインする4.結果を振り返る達成感の創出だいじ。
結果の振り返りまずは簡単な振り返りからでOK慣れてきたら..比べる期間を増やす/コンテンツ要因を取り除いてみる有意差があったかなど統計学的に振り返る自分でレポートを作成してみる⾭PSˠPS⾪
結果の振り返り
結果の振り返りコンテンツ要因をどう取り除くかネクストアクションがあるものはすぐ実行A/Bテストできるといい簡単にやるには、別デバイスとの比較/別バージョンとの比較段階リリースもいいかも" #
結果の振り返り僕のチームでは..施策の振り返りシートを作成施策担当者が振り返り
具体的なスケジュール感
スケジュール感スプリント = 3. 実装/デザイン1. 目標をブレイクダウンする2. チャンスポイントを見つけて施策を練る4. 振り返り 4. 振り返りスプリント = 3. 実装/デザイン2. 施策練り 2. 施策練りリリース リリース3. 実装/デザインする4. 結果を振り返るQごと
スケジュール感こういうのは達成感にもつながるのでオススメ高速なPDCAで週1リリースを実現
スケジュール感Q開始前にアイデア出し合宿
よかったことと新たな課題
よかったこと / 新たな課題チームメンバーの事業理解が進んだ全員が施策の担当者になり目線の底上げ/目線の一致エンジニア/デザイナーが担当者になることで、実装までのスピードが上がった施策立案〜実装までのスピードが上がったことで、施策詰めすぎちゃう問題事業成果に直接関わりにくい/効果が測りづらい施策が後回しになりがち問題
まとめ
まとめ目標は小さく/身近なものにしようファクトを洗い出してチャンスポイントを見つけよう行った施策は必ず振り返り次につなげよう
まとめエンジニアやデザイナーも積極的に事業に関わっていこう
おまけ
おまけIPTVチームで行なっているStory-Assured Designについてhttps://ygoto3.com/posts/story-assured-design/
Thanks!