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社内勉強会と組織の成長を考える

mizuki_r
July 27, 2018

 社内勉強会と組織の成長を考える

吉祥寺.pm #15の資料です

mizuki_r

July 27, 2018
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  1. 社内勉強会と
    組織の成長を考える
    2018/07/27

    Kichijoji.pm #15 @mizuki_r

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  2. @mizuki_r
    • フロントエンドエンジニア
    2
    最近はNuxt.js書いたり、Docker触っ
    たり、1on1したりしてます。
    (株)モバイルファクトリー
    ブロックチェイン関連事業に従事
    about me
    こんな人です

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  3. 吉祥寺.pm #10で
    「LTはいいぞ」って話をした者です
    https://speakerdeck.com/rymizuki/kofalseshao-simizikaishi-jian-niltwo

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  4. 宣伝
    https://uniqys.net/

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  5. 背景

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  6. 専門職勉強会制度
    • 業務時間中に勉強に使える時間がある
    • レビュー
    • トーク
    • ディスカッション
    • ハンズオン
    • etc

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  7. 勉強会について考える機会が多い
    その考えの一端をアウトプット

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  8. 今日のお題

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  9. ひとりで戦うとしんどいから
    みんなでやんない?

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  10. やってきた勉強会

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  11. やってきた勉強会
    • 技術、アーキテクチャ提案
    • 仕事で培ったノウハウ系
    • NodeJSのハンズオン
    • AngularJSのハンズオン
    • チームテックトーク

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  12. 多いときは毎週やってた

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  13. but…
    • 長くは続かない
    • 自身の負荷が高い
    • 3-4回くらい継続して挫折する

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  14. しんどみ

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  15. しんどみ1.
    トーク

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  16. トーク
    • 発表者と聴衆
    • 指定時間内で発表
    • 聴衆から質問
    • 一般的なスタイルの勉強会

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  17. 気持ち
    • 瞬発力次第でいくらでも
    • 2時間ぐらいで資料つくって15分くらい話せる
    • 議論が広がれば1時間くらい行ける
    • ☓喋りたいことだけしゃべる
    • ◯ 聴衆のニーズに答える

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  18. 参加者の反応の違い
    • Aさん「なるほどすごい」
    • Bさん「知ってる話だった」
    • Cさん「すべて無知」
    • Dさん「それ〇〇じゃ?(鋭いツッコミ」

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  19. ニーズの把握と
    コントロールが難しい

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  20. 対策
    • 事前アンケート
    • どういう知見を求められているか?
    • こういう者だが、どんな話聞きたい?
    • 事後アンケート
    • 知りたいこと知れた?
    • 仕事に役立つ?
    • 個人の差のキャッチアップ

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  21. 対策
    • 繰り返すことで、トークの精度や要点がつ
    かめる様になる
    • ポジティブな感触からモチベが持続する

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  22. しんどみ2.
    ハンズオン

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  23. ハンズオン
    • 講師と受講者
    • 講師が指導しながら、受講者が実際に手を
    動かして体験する

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  24. ハンズオンの特性
    • 短期間で「動く」という体験を得る
    • 次につなげやすい
    • 参加者のモチベーションが高い
    • 「聞く」だけよりもその技術の価値が活か
    す土壌になる

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  25. 課題(講師)
    • 準備、準備、準備
    • 難易度設計
    • フレームワーク
    • ユーザビリティテスト
    • エッジケースの確認

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  26. 課題(受講者)
    • ニーズが無いと、「やらされている」感
    • 知ってる人は「はい動いたおしまい」
    • ハンズオンのその先をイメージさせる必要
    がある

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  27. ハンズオンは双方向
    お互いに
    「やりたい」「やるぞ」「助けてくれ」
    の打ち合いができると強い。

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  28. 具体的に起きた問題
    • OSが違うと動かない
    • 依存がなくてモジュールが入らない
    • エディタの使い方がわからない

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  29. 対策
    • まっさらな環境でテストする
    • 非同期に進められるようにする
    • 作業中の雑談ネタは用意しとく
    • サポートできるスタッフを用意しとく

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  30. 個人戦のしんどみ

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  31. しんどい
    • 準備の手間
    • ある程度効率化できるとはいえ
    • 業務中の突発事態に影響を受ける
    • フィードバックを受け止める心
    • 鋭いツッコミ
    • 反応が無い
    • 「わかんね」「それ勉強会で話したよな?」

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  32. しんどいものはしんどい

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  33. なんで勉強会って必要なんだっけ?

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  34. 勉強会の意義

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  35. 自身の領域外に存在するナレッジの獲得
    • 問題解決手段の選択肢の増加
    • 社内コミュニティ→社外コミュニティ
    • 選択肢の獲得
    • 選択肢の検討、判断

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  36. 知らないことで、機会を失う
    知らないことで、課題を抱える
    →知ることで本質に注力できる

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  37. 発信するメリット
    • 検討・検証 → 言語化
    • 個人・個性の発露 → 体外な存在感の演出
    • フィードバックの獲得
    自身に対する直接的な成長機会

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  38. 社外に発信するメリット
    • 組織に依存しない主体の構築
    • 情報の鮮度の維持
    • 組織としての個性の獲得
    個人
    組織 コミュニティ

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  39. 社内と社外
    • 知ってほしい
    • もっといい方法はない?
    • みんな困ってない?
    社内
    • こういう方法がある
    • これは失敗するらしい
    • ならこうしてみよう
    社外
    情報の交換サイクルに乗っかる

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  40. 勉強会活動は
    個人の成長を通じて
    組織の成長を助ける

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  41. 目指すべきは
    「発表がうまいひと」ではなく、
    「発表が上手くなれる環境」ではないか

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  42. チーム内テックトークの開催

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  43. 概要
    • 「業務として」「全員参加で」「毎週」
    • (10+5)分、4人
    • 5分は短い
    • 20分は長い
    • 都度チューニングしながら回す

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  44. 狙い
    • メンバーの関心・得意領域を露出させる
    • 話すことで知見の強化
    • 説明する能力の強化
    • 社外のトレンド・ツールを業務と紐付ける
    能力の獲得

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  45. 進捗
    • 訳あって今は別のチームへ
    • 開催はチーム主導
    • 私が主催してたときより固く運用されてる印象
    • 現在も活動中
    • 今後の展開に期待

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  46. まとめ

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  47. まとめ
    • いろいろな勉強会にチャレンジ
    • 勉強会を通じて組織成長を促せないか
    • 組織やチームのフェーズに応じて必要な形は変
    わる
    • 組織に依存しない自律的な形を作ることを目指
    した

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  48. 余談

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  49. 勉強会のテーマって
    めちゃくちゃ大事ですね

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  50. ご清聴
    ありがとうございました

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