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2024/08/19 PEK Recap | データで振り返るPEK2024

2024/08/19 PEK Recap | データで振り返るPEK2024

日本初のPlatform Engineeringに関するカンファレンスとして開催されたPlatform Engineering Kaigiでは、運営の取り組みとしてイベントに関する指標を計測する取り組みを行いました。
このトークでは計測したデータでイベントを振り返るとともに、その計測の取り組みについて紹介します!

Ryunosuke Iwai

August 19, 2024
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Transcript

  1. スピーカー紹介 
 2 岩井龍之介 @ryuke 
 
 前職:株式会社メルカリ 
 Platform

    CI/CDチーム 
 
 現職:Cloudbase株式会社 
 
 事前:Analyticsチーム 
 
 当日:配信チーム(Track B) 
 
 

  2. イベント満足度 
 15 参加者 4.7 / 83件 登壇者 4.8 /

    4件 スポンサー 4.5 / 10件 運営者 4.5 / 18件
  3. アンケートで頂いた意見 
 16 Good
 • 発表内容がどれも素晴らしかった 
 • 会場が綺麗だった 


    • 活発な交流ができた、熱量を感じられた 
 • ライブ配信の品質が高かった 
 • 食べ物が充実していた 

  4. アンケートで頂いた意見 
 17 More
 • スポンサーブースが狭かった、動線が悪かった 
 • ブースの騒音で発表が聞きづらいことがあった 


    • 登壇の枠がもう少し欲しかった 
 • スライドの下の方が後ろから見えにくかった 
 • WiFiが欲しい 
 • パネルディスカッション見たい 

  5. Analyticsチームのタスク 
 20 • KPIを定義して、計測するための基盤を作る 
 • 運営メンバーが誰でも参照できる形でデータを可視 化し、意思決定を支援する 


    運営活動に関わるデータを集約し、データ分析基盤として 
 運営チームが手軽に利用できる形で提供する 

  6. 計測に用いたツール 
 22 • SEO -> Search Console 
 •

    Webサイトの指標 -> Firebase 
 • リンクのアクセス分析 -> Bitly to BigQuery 
 • その他Notion、eventbriteのデータもSpreadsheet経由で 同期して可視化ツールへ 

  7. Looker Studio 
 23 • 可視化基盤としてLooker Studioを採用 
 • 選定理由


    ◦ 無料!!
 ◦ すでにWebサイトで利用していたSearch Console やFirebaseとの相性が良かった 
 ◦ URLが簡単に共有できる、埋め込みが可能 

  8. データから得られた知見 
 27 • CFPは締切最終日に申し込みが倍に増える(!) 
 • Webサイトへの流入経路としては検索がダントツ、ついでXでほ とんど(80%以上) 


    ◦ → コンテンツの充実によるSEOの向上とXの発信が重要 
 • 参加者数1000人に対して、当日までのPV数は5万程度 
 ◦ → 50PVあたり参加者1人程度の見積もり? 
 • 一定規模でPlatform Engineeringを実施している組織の割合は 全体の3割程度 
 
 • → これらの数字を、今後のイベント運営のベンチマークに 

  9. 運用から得られた知見 
 28 • Google Search Console、Firebase、Looker Studioは無料で使 える分析ツールの3種の神器 


    ◦ BigQuery、スプレッドシートなども連携できる 
 • コミュニティ・SNS分析系は予算の折り合いがつかず 
 ◦ SocialBeeなどSNS管理ツール系は基本的なアナリティクス は備えているが、データ連携とかは難しい 
 • 主要な指標をトラッキングすることで 
 ◦ イベントの成功を定量的に把握できる 
 ◦ 自信を持ってアクションできる・モチベーションになる(SNS投 稿など)